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「今現在、本当の放射能物質の種類&値を知るにはどうすれば良いのですか?」という質問をいただいた。関東在住の方が被曝量を低くするためには、茨城県の現在の放射線量、風向き、風速が参考になる。 茨城県のリアルタイムの空間放射線量、風向、風速(茨城県の風向が北東になり、空間線量が上昇したら、関東の方は外出を控えると積算被曝量を低くできる)
原発から流れてくる放射線量は風向きによって大きな影響を受ける。
3月15日に関東地方の放射線量が大幅に上昇した。
15日に午前に大きく関東地方に風が蛇行したことがわかる。 以下は3月15日の茨城県日立市などの空間放射線量の実測データ。単位は「nGy/h」(ナノグレイ/時間)。
日立市では15日の午前0時頃は40nGy/h程度であったが、15日の午前の偏西風の蛇行による急上昇以後、3月31日まで日立市(久慈)では400nGy/hを下回った日はない。(4月に入って300台になっている) 福島原発1号機~6号機は4号機を除いて現在もベント(格納容器の蒸気放出)を続けており、政府は終息までに月単位の時間がかかるとしており、仮に平均400nGy/hの放射線を浴びているとすると、 400nGy/h×24時間×356日=3,504,000nGy/年となる。 1nGy/h(ナノグレイ/時間)=1nSv/h(ナノシーベルト/時間なので、 1年間に3.5ミリシーベルト。法令による一般人の年間被曝許容量の3.5倍となる。 3.4か月(12か月/3.5)日立市に住むと、法令による一般人の年間被曝許容量を超えてしまう計算となる。 被曝許容量は積算で計算する。3月15日午前中(8時4148nGy/h)に、外出した日立市民と屋内にいた日立市民では、積算被曝量が大きく違っている。このことは関東在住者全員にいえる。 偏西風が蛇行し、福島原発から北東の風が吹く時は関東地方に住む方は外出を控えることで、積算被曝量を低く抑えることができる。 このページのトップに、全国の風向風速の予測、茨城県のリアルタイムの空間放射線量、風向、風速のリンクを張っていますので、関東の方は参考にしてください。
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