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さわらびに初めてのお弟子さんが来たのは三ヶ月前
お弟子さんとは言っても私より一回り以上年上の気の良いおじいさん 毎日新しいことにチャレンジしながら親方に指導を受けて頑張っている 私達もどうにかオジサンが長年の夢であった自分のお店を無事開店できるようにと、出来る限りの応援をするべく毎日を貴重に過ごしている なにしろオジサンは一年という超タイトなスケジュールで一人前にならなければならない さわらびの主人が15年かけて開店したのを考えると、(開店までかかりすぎか?)オジサンは主人の15日分を1日で修得していかなくてはいけない計算になる! そんなオジサンに突然の「諸般の事情」が起こった 高齢であるご両親のお呼びがかかったのだ 一人っ子であるオジサンは自分の親の面倒は自分でみるつもりだ。と話していたが、あくまでも(いずれは)という気持ちだった その(いずれは)が思いの外早く訪れることになった 自分の夢をとるのか親をとるのか オジサンは今週一杯で店をあがることにした 男泣き しかしオジサンの夢は決してついえたわけじゃない!と私は思う 必ず訪れる老いの現実 それは親の老いでもあり自分の老いでもある まだまだ若いと思っているのは当事者だけか 蕎麦屋は体力勝負 脱サラ蕎麦屋を目指すオジサンは多い 資金はもとより老いの問題も現実として重く関わってくることを実感してしまった出来事だった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 24, 2006 03:46:52 PM
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