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カテゴリ:あれこれととりとめもなく
以下はニュースの引用である。
社民党は十一日、東京・永田町の党本部で第十回党大会を開き、自衛隊について「現状、明らかに違憲状態にある」と明記した「社会民主党宣言」案を採択した。来年の統一地方選、参院選に向け、護憲政党としての存在感をアピールしたい考えだ。 福島瑞穂党首はあいさつで、耐震偽装、ライブドア事件を例に「小泉・自民党政治の末期的症状」と述べ、構造改革路線との対決姿勢を強調した。宣言案は、自衛隊を国境警備、災害救助、国際協力などの任務別組織に改編して「非武装の日本を目指す」ことや、(1)北東アジア地域の非核化と多国間の総合的安全保障機構の創設(2)比例得票数を議席配分の中心に据えた選挙制度への改革-などに取り組むとした。 旧社会党は平成六年、村山富市委員長(当時)を首相とする自民、さきがけとの連立政権に参加した際、自衛隊は「憲法の枠内」と合憲論に踏み込んだ。 今回の宣言は自衛隊が現在、「武力行使を行う米軍支援のためにイラクに派遣されており、『憲法の枠内』にあるとはいえない」との見解を示したものだ。 また、政治改革として衆院への小選挙区比例代表並立制導入に賛成したのは誤りだったと総括。党方針に従わず反対し、処分を受けた当時の衆参両院議員十七人のうち離党者を除く九人の名誉を回復すると発表した。 村山氏は十一日、党本部で記者会見し、自衛隊合憲を打ち出した自らの判断について「連立政権という枠があるのでやむを得なかった」と振り返り、路線転換した執行部を「これで良かった。情勢に応じて戦術・戦略が変わるのは当然」と評価した。 ◇ ■前原氏「非現実的で残念」 民主党の前原誠司代表は十一日、大分市内で記者団に対し社民党が自衛隊を「違憲状態にある」とする党宣言を採択したことについて、「村山富市首相の誕生で現実的な安全保障政策を取り入れ、一緒にやってきた同志と思っていた。現実的ではない党の考え方に戻ったことについては残念だ」との見解を示した。 (産経新聞) - 2月12日2時51分更新 自衛隊が合憲だとか、違憲であるとかは大いに議論すればいいし、政党として認めるところもあれば認めないというところもあっていい。 がしかし、私は村山富市元首相を許せない。 阪神淡路大震災が起こった際、一国の首相として、リーダーとしての自覚と覚悟が足りず、直ちに行動を起こすことができなかった。おろおろしたまま思考停止をしてしまった。 また、国家が危機に直面し、多くの命が危険にさらされているというのに、自らのイデオロギーに縛られ、自衛隊の出動命令に致命的な遅れを生じさせた。 もし、あのとき地震発生直後、できるだけ早く自衛隊を出動させ、道路を封鎖し、交通のコントロールをしていれば、一体何千人の命が救えただろう。自分が自衛隊の出動命令を出し、道路を封鎖し、国民の行動を制限することなど、まったく想像もできなかったのだろう。 私は関西に住んでいて、友人もたくさん暮らしていた。ニュースを見ながら、アイツが死んだらどうしよう。あの子に何かあったら…と、通じない電話を前にどれだけ焦ったことか。 当時のマスコミは明らかに左寄りだったので、あんまり政府に対する責任追及が厳しくなかったように思う。今自民党(中心)政権で同じ対応をしたら、どれだけマスコミは厳しく追及しただろうかと思う。 村山元首相、反省するなら、自衛隊を合憲としたことではなく、あのときの国家のリーダーとしての自身の行動に対して行っていただきたい。 社民党は議席数が減り、助成金が減ったので、党の職員をずいぶんとリストラしたという。労働者の党がリストラとは…。自分の党でできないことが国家レベルでできるのか。 党に対しても色々思うことはあるが、あまり言わないことにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 12, 2006 06:29:00 PM
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