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テーマ:塾の先生のページ(7833)
カテゴリ:教育
今日は出勤前に大神神社に参拝をした。 神社は朝からの土砂降りの雨が上がり、清々しさに満ちていた。マイナスイオンが放出されているのだろう、体の邪気が抜けるような感じだ。 子どもを教える先生が、負のエネルギーを背負っていてはいけない。時折こうして神様のところへ行って禊祓いの真似事をする。真似事なんて書くが本人はいたって真剣だ。 大神神社の駐車場から二の鳥居をくぐり、参道を歩く。参道の真ん中は「正中」といって神様のお通りになるところなので歩かないのが作法だ。 手水舎の手前には「祓戸神社」があり、ここで本殿参拝の前に、自らの穢れを祓うのが正しい参拝の仕方なのだそうだ。 手水舎で手と口を清める。柄杓に直接口をつけてはいけない。左手、右手、口の順番に清める。 全国どこの神社でも6月30日に「夏越しの祓い」といって茅の輪をくぐる行事がある。大神神社でも大きな茅の輪が準備されていた。大神神社の茅の輪の特徴は輪が三つあるところだ。 作法の通りに輪をくぐり、二礼二拍手一礼で参拝をするが、「祓詞」というのを(小さな声で)奏上する。ちょっとかっこいい。 本殿を抜け、狭井神社へと向かう。ここは大物主命の荒御魂が祭られているという。「神気」なるものがあるとすれば、本殿よりもここ狭井神社の方が強いように思う。いにしえの人は敢えてここを「裏」とし、カムフラージュしたのか、とふと思ったりもする。 一通りめぐると結構歩く。大神神社の森は千年以上保たれてきた自然である。こんな贅沢な場所は今日ない。歩く間に色々なアイデアが浮かぶ。これがいい。自分が一番謙虚な状態で浮かぶアイデアというのはブレがない。おそらく間違いが少ないと思う。 ろくでもない人間には時折こういう風に謙虚になる儀式が必要なのだ。
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Last updated
June 26, 2006 04:40:20 PM
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