名古屋に来たら、やっぱり名古屋人らしくしてみたいもの。
前回に続いて、今回も名古屋のお作法を取り上げてみたいと思います。
1.ウィンカー出さずに車線変更されても怒らない。
名古屋では、車線変更するときにウィンカーを出さない人が結構います。
だからといって、「危ないなあ」と怒ってはいけません。
名古屋の道路は広くて車線が多いので、「ほんなもんいちいち出しとったら、キリあらせん」というのが現状なのです。
車線変更される方も、あうんの呼吸でわかってあげれば、もう立派な名古屋人!
←ひつまぶし、うまそうです。
2.新聞読むなら中日新聞!
これは定番ですね。
別に宣伝しているわけではありません。
名古屋では8割以上の家庭で読まれているのではないでしょうか。
一応ビジネスマンなので、日経新聞を取っているなんて言おうものなら、「何小難しい新聞読んどんの?中日新聞の方が庶民的でええがね」と言われます。
他の全国紙が全国的な話題で1面を飾る場合でも、中日新聞はデンソーやアイシン精機(トヨタと親密な下請け(といっても東証一部上場の大企業))の話題で1面が盛り上がったりします。
名古屋的イコール庶民的と勘違いして、中日新聞を読んでいることも多いのが名古屋的なイタさですが、そこは笑って許したってっちょ。
←家庭でも手軽に味噌煮込みうどんが作れるんですね。
3.お歳暮・お中元を贈るなら松坂屋。
名古屋でお歳暮・お中元を贈るならとりあえず松坂屋にしておきましょう。
何でかって?
名古屋でお歳暮・お中元を贈る場合、どこの百貨店の包装紙で包んであるかが非常に重要です。
もし仮にあなたが、「坂角のゆかり」を名古屋人に贈るとします。
どこの百貨店で買ったって同じじゃんとそのときに思ったら、名古屋では大間違いです。
名古屋人、特に年配の人は松坂屋に親しみを感じています。
そんな人に他の百貨店の包装紙で包んだ「坂角のゆかり」を贈っても、あまり喜んでくれません。
同じ商品であっても松坂屋の包装紙で包んで贈ると、あーら不思議、とても素敵な贈り物に見えちゃいます。
Mr.マリックもびっくりの超魔術ですね。
基本的に贈る相手にもよるのですが、松坂屋の包装紙の贈り物だととても喜ぶ人が多いのも名古屋の特色なのです。
名古屋の土産で人気なのが、「坂角のゆかり」ですが、同じ坂角が作っている「さくさく日記」の方が筆者は大好きです。
前者の「バリバリ」という食感に対し、後者は「サクサク」という食感です。
値段も比較的安いし、一度試してください。
←さくさくおいしいですよ。