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テーマ:不動産屋さんへ行く前に(519)
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災害に強い都市になります!というスローガンのもと、会社の近くで水道工事が最近よく行われている。(これはもちろん結構なことである)
ただ言うまでもないが、水道工事終了後はじめて水を使う時は注意しなければならない。白く濁っていたり、土が混ざっているのか(?)茶色い水が出ることがあるからである。もっとも何秒か水を出しっ放しにしていれば何の問題もない。 問題なのは、【水道工事後】というのを忘れていた時。 工事は深夜に行われる。職場で生活をしているわけでもない。 ついうっかり忘れていた、ということがあっても無理はないのだ。(でしょ?) 朝、一番早く出社する私は、セキュリティーを解き、鍵を開ける。 今の時期だと、大抵蛇口をひねり、手洗い、うがいをする。(風邪予防!) しかし場合によってはトイレが先になることがある。 この日がそうだった。用を足した後、いつものように何気なくレバーを引いた。 飛び散った。 もちろん水がですよ。タンクの上の部分から出る水。 ブシュー、ブブ、ボボ、ブシュー と妙な音を立てて。 異変を感じたあとすぐ、「そういえば!」と思い出したが、あとの祭り。 アタフタすることはなかったが、収まりがつくまで呆然と見守るしかなかった。 何せ自分ひとりなので笑っておちゃらけるわけにもいかず、人生の儚さをかみしめつつ、トイレットペーパーで濡れた部分を拭くしかない。 と、ここまではまぁよくある普通の話。(そうか?) まだ続きがあります。 (日記溜まってるんだからシンプルに終わればいいのに。) 同じ週の金曜日のこと。 うちの会社では毎週末6時過ぎから、社内にいる人で清掃をはじめる。 その日、私はトイレ掃除をしていた・・・ 小便器(こんなのばかりでごめんなさい)の水を流そうと、ボタンを押す。 が、が、水が出ない!あれ?ついさっきまで出てただろ! なんだ?故障か? と思い、シンクの蛇口をひねる。同じく、出ない! なぬ?もしかしてダンスィング? でも確か、水道工事は夜11時からのはず。まだ7時にもなってないぞ。 おかしい。ちょっとしたパニック。 小松左京の『明日泥棒』で突然、世界から音が消えた時と同じくらいの衝撃!! おおげさ? そんなことはない(多分)。だって事前予告のない断水だ。 もし、そのときに丁度トイレに入っていたらどうするのだ!? しかも社員皆で(女の子もいるなかで)掃除中。近くに皆居るのだ。 「あれ? maoさんは?・・・もしかしてトイレ?今断水してるんでしょ?やだ」 なんてことになった日には、小学生がトイレに行った時と同等の憂き目に会うぞ。 まぁそんな事態にはならずに済んだのは幸いだった。 私はまだ真っ直ぐ前を見て、生きていける。 この時、社長室にはお客様が来ていた。(幸いお茶は出した後だった) ビルを管理している不動産屋に電話しても出ない! 何度ひねっても、どこの蛇口をひねってもダメ。何かの事故か? こんな時間に断水したら、近くにある喫茶店とかはどうするんだ? と思ったが、会社の外を見ても全く騒いでいる様子はない。 このビルだけ?どこか元栓(?)を閉めちゃったのか? そう疑問に思いながら、4階の付き合いの有る同じ広告代理店に顔を出す。 「すみません、水出ます?」 あっけにとられるY部長。「え!出ないの?」「えーそうなんですよ。ちょっと試してもらっていいですか」「え~、それは困るなぁー。どれどれ・・・」 ジャー----!!!! 気持ちいいぐらに出やがる!(ごめんなさい。Y部長に責任はありません) うちの階だけ?(2階っす) ようやく水道局に電話してみる。「そんなはずはないんですけど・・・」 と言いつつも来てくれるようだ。少しホッとする。 その間、掃除は出来ないし客は帰らないし(社長室で話こんでいる)・・・ 私たちは、原因究明に乗り出した! というかふざけだす、社員平均(精神?)年齢が低いわが社。 今週始めに入社し、今日が金曜の掃除初参加のヒロミ嬢に矛先がいく。 「今までと違う点。それはあんたの存在だけじゃー!」と名指しで責任追及。 「え~、そんな事いわないで下さいよ~」という反応に皆で喜び、遊びは続く。 少し経ち、不動産屋と連絡がつく。帰りのバスに乗るところらしい。 「え?」・・・・・・・沈黙。 「そうか、あんたたちが居たんだっけ」 なんとこのオヤジ、大家(1階で肉屋をやっている)に 「仕事終わったら、元栓(?)閉めちゃって下さい」と言ったらしい。 この栓は、1~3階までの分が同じところにある。 よりによって、「全部閉めちゃって」と言ったのだとか。 ふざけろよー。もう。 とにかく原因判明。 電話で場所をきき、わかりづらい処にある階下の元栓を開きにいった。 復活! トイレにも水が戻ってきた。当たり前のことがうれしい。 流せるって素晴しい。(いや、別に何かが残っていたわけではないよ) そしてお約束。 水が出たところで、タイミングよく水道局の職員さんがいらっしゃった。 平謝り。すみません、あのオヤジが悪いんです。 というわけで一件落着。 だが・・・ 次の日、やってきたオヤジ(謝りに来たというよりは家賃の請求書を持ってきた)。 開口一番、 「あんた(私です)、太ったんじゃない?」 知るかボケ!お前のせいじゃ(違うって)。 さぁ、ここまではよくある話。 実は、この後(つい最近、休日出勤した日曜日)もう一つの事件が起きた。 またしても断水にまつわることで・・・ いやいや、さすがにもう止めておきます。 長~~いつまらない文章におつきあいいただき、ありがとうございました。 でも、すぐ書けばそこそこ面白かったんだって。いやマジで多分きっと恐らく。 もう時間経っちゃったから自分の中でも盛り上がりに欠ける。やはり鮮度が… 以上言い訳終わり。 最後に。 テーマから来て、まじめな話を期待していた方々、すみませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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