ドルフィン・ヒーリング・タイム～私は主婦ヒーラー

2泊3日で札幌に帰省した。

8月の小笠原行を控え、なんとなく落ち着かないし、

どうせ帰るならもっとゆっくりと・・・と思わないでもない。
が、次女と帰省した。

我が家では「なんとなく」を大事にしている。
私も次女も感覚のヒトで、ふと思ったことを実行し、
助けられたコトが今迄けっこうあるのである。

次女が小学校を卒業する春。

巷では「卒業旅行」という名の記念旅行が流行っていて、
USJがある大阪に、家族で行きたいという希望だった。

なんとかその希望を叶えて・・と思った。

実は、次女は修学旅行に行けなかった

長女の不登校があり、川越から東久留米に転居。

引っ越したのは次女が小学校6年生の夏。
川越では修学旅行が秋で、東久留米は春だった。

親としては、家族の都合で転校させてしまい、

川越の小学校で卒業式を迎える事が出来ず、
ビッグイベントである修学旅行も行けなかった次女に対し、
思い出を残してあげられなかったという負い目があった。

春休みは大坂のUSJと、たこ焼き・お好み焼きの粉もんツアーと、そんな風に思っていた。

が、急に次女が「三重の大きいおばあちゃんに会いに行く」といいだした。
大きいおばあちゃんとは主人の祖母。
100歳目前で足腰がめっきり弱ってしまい在宅ではなく施設に入居していた。

会える時に会いに行った方がいい。
そう、次女は言ってくれて大阪行きではなく、
春休みは主人の実家へ帰省した。

毎年お正月とお盆には家族で会いに行っていたのだが、
思いがけず春休みに、可愛いひ孫たちが遊びに来て、
主人の祖母はとても喜んでくれた。

祖母の訃報が届いたのはそのわずか1ヵ月半後。

5月に祖母は、光の世界へ旅立った。

「ムシの知らせ」とよく言うが、
もしあの時、帰省でなく大阪行きを選んでいたら、

私達は、きっと後悔し自分達を責めただろう。

なぜあの時、ふと「大きいおばあちゃんに会いに行く」と

そんな考えが浮かんだのに、行かなかったのだろうと
きっと後悔の嵐だっただろうと思う。

なぜあの時、次女は「大きいおばあちゃんに会いに行こう」といったのか。
「帰省はお盆でいいよ、今回は氣恵の行きたい大坂に遊びに行こう」としなかったのか。

結局は、全ては潜在意識の為せるワザ・・・というコトなのだろう。
何らかの形で、私達は未来をキャッチしているのである。

先日もサロンでお客様とお話をしたときに、
正直「今はまだ、ここまでお伝えしなくても」と思いつつ、

ただただ降りてくるメッセージをお伝えすることに徹した。

あれから1週間になるだろうか。
そのときの話が、今、現実味をおびてきた。

見えない世界では「すべてのコトは必要だから起る」と言われる。

まさにその通り。
アタマでごちゃごちゃ考えたことよりも、
メッセージを大事にするべきと、
あらためて教えていただいているのである。

正しくメッセージをキャッチする。

ただただ、それに尽きるのだと思う。

勝手に自分に都合の良い方に解釈するのではなく、
たとえわけがわからなくても、伝える者としてはかりごとは一切しない。

シンプルに、誠実に。
そんな事を考えさせられた一日だった。

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