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テーマ:ハワイ生活(909)
カテゴリ:ハワイでのお話
私はハワイで結婚したのですが、いわゆる「できちゃった結婚」を通り越し「出てきちゃった結婚」。
子供が生まれた後に入籍しました。 周りの友達からは「いつ籍入れるの?」とよく聞かれましたが、もともとロバちゃんとは一緒に住んでたし、これといって困る事がなかったので、ちょっとの間未婚の母でした。 しかし、ロバちゃん転勤ということになり結婚して無いと転勤先には一緒に行けないということでとうとう結婚することにしました。 「この日に結婚する」 と決めたものの、日本だと”市役所”で手続きしますが、アメリカだと何処でするのかさっぱり分からず、アメリカ人のロバちゃんでさえ 「Federal bilding(連邦局)に行けばいんじゃないの?」 という始末。 いくらなんでも連邦局じゃないだろう、なんか恐いわ! とりあえず、1年前に結婚した友達に聞いてみる。 やはり結婚してすぐなのでちゃんと憶えていて、詳しく場所まで教えてくれた。 なんと「Department of Public Health」いわゆる保健所。 そこへ行って「結婚したいんです」と言うと、どうしたらいいのか教えてくれるそう。 そういえばザックが生まれたときの出生証明書をそこで発行してもらったっけ。 その時たしかに出生証明書の他に結婚証明書、死亡証明もそこでもらえると用紙に書いてあったわ! 入籍予定日に保健所へ。 話を聞くと、Courtへ行ってJudge(裁判官?判事?)の前で宣誓しなくてはいけないという。 いわゆる「誓います」というやつ。 映画とかでよく目にするシーンだけど、自分がそれをするとは全く考えもしなかった。 保健所の人が最寄の(?)場所を教えてくれた。 Restaurant Rowの裏手あたりで結構近い。 Courtへ行くとすでに4,5組のカップルが待合室にいた、けどみんなカップル+大人1名でいる。 家も3名といえば3名。 ザックも一緒に連れてきてたからね。 どうもその1名はWitness、いわゆる「立会人」らしい。 そういえば私の大親友ずんちゃんが友達の結婚の「立会人」になって 「すごく感動したよ~、よかったよ~」 と言ってたっけ。 あぁ、わたしらそんなことも気が付かないで、全くやる気なしカップルだわ 一応ザックがいるけど生後3ヶ月の赤子じゃ無理だろうし。。。。 とりあえず、Judgeに事情を説明してだめなら出直そうという結論になった。 みんなどんどん宣誓して、とうとう私達の番。 ロバちゃんが 「僕達、立会人いないんですけど」 と言うと、Judgeは 「大丈夫です。結婚できますよ。ただ立会人不在料として5ドル払ってもらう事になります が。。。」 「5ドルですか?はい、はい、払います。」 とJudgeに5ドル払った。 「私達のために立会人がでてくるのかな?」 なんて思っていたら、なんとJudgeが次のカップルの立会人に 「あの~この人たち立会人がいないそうなんですけど、 あなたにお願いしてもいいでしょうか?」 ええぇ~~~、マジですか~? 次の人達の立会人だよ?見ず知らずの他人様だよ? いいのかい?いいのかい?? 目がテンになってる私達にその男の人は快く 「いいですよ」 と引き受けてくれて、結婚の書類の立会人の欄にサインまでしてくれた。 とてもありがたかった。ありがとうございました。 でも、でも、Judgeさん。 立会人不在料って必要なの? そのお金は何処に行くの? 本当に払う必要性はあるの? つっこみどころ満載の出来事。 今ではいい思い出だけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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