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先週の金曜日の夜
「I need your help」 とロバちゃんに言われ、日曜日まで軽い内職業務に徹していました。 内容は月曜日に「Memorial Day」のセレモニーで使う案内書に2枚の用紙をはさむだけのことなんですが、枚数が約1,500枚。 その用紙を持ってきた人は、その日休みだった事をすっかり忘れてたまたまオフィスにいたロバちゃんをつかまえて、お願いしたそう。 本当は職場の人がやるべきことを、なんで私が。。。。?と思うと腹立たしいので 「タダではやらねぇ。金をだせ!!」 ということで$40貰う事になった。 日曜日の午前中に終了することは出来たものの、 「Need your help」 と言われたからロバちゃんもやるのかと思いきや、奴がこなしたのは約200枚程度で、残りの1,300枚ほどを私がはさんだのでありました。 一体どういうこと? 全て終わってから 「Memorial Day」とは何なのか聞いてみた。 「戦没者追憶記念日」 日本人の私にとっては 「戦没者=第二次世界大戦」 と思ってしまうが、ここアメリカではその人達もひっくるめてだろうが、今は主に 「アフガニスタン&イラク戦争」 で亡くなった人達のことらしい。 「2枚の紙にここ(ニューメキシコ)からアフガニスタンとイラクへ行って亡くなった人達の名前が載ってただろ?読んでないの?」 と言われ 「はい、読んでないの」 と答える私。 読む暇があったらはさんでるわ!! 実は単純作業だったので、日本のビデオを見ながらやっていたのです。 見ていた番組は 「救命救急24時」 もはやテレビ画面から目を離せないようなドラマを見ていたのです。 その為何度か間違えました。 しかしながらその紙に、結構な人数の名前が載っていたのは憶えている。 自分の夫がアメリカ軍人でありながらこんなことを言うのはどうかと思うが、やっぱり私は戦争反対派だ。 アメリカがイラクを攻撃する前は、大体の人が 「石油の利権をアメリカが欲しいからだろ」 と言っていた。 そんなアメリカ政府のことをアメリカ人が批判したり。。。 しかし、戦争が始まるとそんな話は聞こえてこなくなった。 隣の家の奥さんが小声で 「家の主人がイラクに行かなくてはいけなくなるかも。。。私は戦争反対なんだけどね」 と言ってきた。 この部屋には私と彼女しかいないのに、何で小声で言うんだろう、と思った。 別の日に違う友達より 「なんかね、大統領の悪口とか言っちゃいけないらしいよ」 と教えてくれた。 アメリカ軍人と結婚するからって 「軍人の妻の心得」 を教えてくれる人やらクラスやらある訳がなく(あっても行かないけど)全てが口コミだから驚いてしまうことがやけに多い。 「イラクの国民に自由を!」的なことを言っていたアメリカの大統領様。 アメリカだってそんなに自由な国じゃないじゃない。 自由通り越してむしろ不自由に感じることが多いわよ。 他の国にちょっかい出して破壊する前に、自分の国の国民を幸せにしてくれ。 ところで報酬の$40を貰う約束になっていた私でしたが ひとりで1,300枚こなして 「割に合わない」 ということで$60ふんだくってやりました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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