テーマ:俳句(532)
カテゴリ:俳句
宮坂静生選の入選と佳作から、私の注目した句にコメント。 紅梅に土の選者評には「すると白梅にはさしずめ風の匂いかな」とある。たしかに土を排除したごとき色の白梅と比較すると、紅梅は土を受け容れて咲いているように思える。 紅梅や少し手直す遺言状これが桜だと、遺言状はもっと威勢がいいか悲しみを綿々と綴るかなんだろうが、紅梅だと実質的というか後顧の憂いを断つために細かいところまできちっと説明していくのではあるまいか。 馬の子の駿馬を父に生れけり元気がよさそうで、将来が楽しみ。(^^) 紅梅や腕組み歩く老いもよし桃や桜では若すぎるから、やっぱり梅との取り合わせがベストなのか?(^^ゞ 腕を組んで梅の下をのんびり歩くのも落ち着いていて良いかも。 紅梅をしばし眺めて梅が咲いたので茶の湯に招待されたのだろう。客の方も風流で、庭の紅梅を楽しんだようである。 紅梅や五人目の子も女の子もうちょっとで姦しさが二倍になりそう。(笑) 梅の木の植わった庭に五人娘がいる様子を俯瞰すると絵になるな。(^^ゞ 鉛筆を単なる自己満足かもしれないが、なにやら自分が風流な俳人になった気分に満ちていて楽しそう。 《『NHK俳句』のホームページ》 人気blogランキング ↑この記事が面白かった方、またはこのブログを応援してくれる方は、是非こちらをクリックしてください。 「p(^o^) 和の空間」の Window Shopping |
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