まもなく終わる2010年あなたにとってどんな年でしたか・くにののコラム563
まもなく終わる2010年ですがあなたはどんな年になりましたか?鬱積の溜まる社会と良いか悪いかは別にして従来型社会からの転換と言う現象の年だったとは言えるでしょう。 1月に沈まぬ太陽のはずだったJALが倒産しました、この年末衛星放送で映画が放送されましたが公開当時倒産寸前状態のに関わらず公開の妨害をしたのでした。映画の中でもJALを巡った利権が描かれていましたが政治家に良い思いをさせて最終的には自分達を守ってくれるはずだと思っていたのです、しかし政権交代が起きて闇が表に出て一機に倒産となったのですが。自民党政権化でも倒産劇は起きた可能性が高い状態でした、もっと隠したら負債総額は増えたでしょう。 進化しないと個人・団体などは衰退すると言われます、戦後日本の成長モデルは先進国に追いつけ追い越せでした。しかし今や逆に新興国から追われているのです、それに対応した行動や発想が必要なのですが成長路線が日本中に成功体験として有るのでそれ以外の対応が出来ないのです。 それを身近に感じるのは携帯電話でしょう、今大ヒットしてる機種はスマートフォンと言われる機種です。基本設計は外国企業です、日本勢はiモード路線で成功した体験から抜けだせずガラパゴスと言われる状態になったのです。日本は独自規格でその中で携帯用ネットシステムを構築したのです、海外にiモードシステムだけ供与したのですがコンテンツの問題などが有り海外での展開に失敗したのでした。しかし携帯でインターネット言う路線は間違っていなかったので外国勢が携帯電話システムの能力アップと伴にスマートフォンで特別なシステムを構築しなくても携帯でネット利用出来る様にしてしまったのです。それなにiモードに終始したのが日本の会社です。 60年掛けて構築した物でなくこの10年近くで構築した物でさえこれなのです、長年構築したシステムを壊すには大変なのです。誰もが時代遅れだと言って新システムを言う状態に成らないと、でもそういう状態は単に利用者が使わないで終わるケースが多いのですが。変に壊れ進んだ事である意味日本中に鬱積が充満したのです、終身雇用体制が壊れたにも関わらず終身雇用体制の制度に拠って多くの人の雇用問題が発生したのです。 この前とあるラジオで自民党は政権維持が目的の政党で民主党は政権交代が目的の政党だったからこの1年の民主党政権の迷走とそれに対する自民党の野党第1党しての態度では無かったと。この話を聞いて私もそう思いました。 世の中は常に変化します、いつの時代も。数年前にヒットした映画フラガールで石炭産業衰退で一人でも多くの雇用と言う事で炭鉱から出ていた温泉水を利用してレジャー施設を作って常磐炭鉱は大転換したのでした、今でも名称は変わりましたが人気スポットです。 来年は拠り良い社会に転換し新たな社会を構築して日本が新たな道で成功する年に成って貰いたいものです。 ではまた、良いお年を