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2011.04.02
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カテゴリ:放射能汚染
イオン交換樹脂の事を調べていたら、こんな記事↓を見つけてしまった。

http://www.ecool.jp/global_press/2011/04/kurion1-0402.html

『放射性廃棄物管理の革新的企業キュリオンは、福島第1原子力発電所の汚染水除去を支援するために、当社が特許出願中である独自のイオン特殊媒体(ISM)を100トン以上提供可能であると発表しました。キュリオンが現在のところ独占的に提供しているISM基材は、スリーマイル島(TMI)原子力発電所事故で発生した汚染水を首尾よく除去する際にも利用されました。TMIでは除去作業の後、ガラス固化(廃棄物安定化のための代表的手法)することで基材の容量を減らして永久的に固定化しました。キュリオンはTMI以降、コストと処理能力の観点から、基材の性能とガラス固化の最先端技術をさらに飛躍的に強化しています。


キュリオンが開発したこの媒体は、人間の健康と環境を脅かす放射性同位体(原子)を水溶液から除去するためのもので、こうした放射性同位体には核分裂副産物(プルトニウム、アメリシウム等)、燃料破損を示す物質(セシウム、ストロンチウム、テクネチウム等)、廃水放出促進因子(effluent release driver)(ニッケル、ヨウ素、コバルト、アンチモン等)が含まれます。キュリオンの無機媒体は放射線に対する耐性があるため、高放射線量下で有機イオン交換樹脂により処理する場合の安定性に関する懸念を軽減することができます。キュリオンのISMは従来の媒体とは異なり、pH、海水、洗浄水に含まれる界面活性剤(せっけん等)に対する感度が低くなっています。キュリオンのISMは大量生産が可能なため、水の汚染除去アプリケーション(原子力発電所、地方自治体の汚染水処理施設)、さらに排水溝や防壁、境界における多孔性ソックスで利用できます。


キュリオン最高技術責任者(CTO)のマーク・デントン博士は、次のように述べています。「福島原子力発電所では緊急冷却に海水を利用しているため、従来の有機イオン交換樹脂は効力を失い、汚染除去のために利用できません。キュリオンの無機イオン特殊媒体は、樹脂を用いたイオン交換プロセスとは違い、分子ふるいと吸着剤の役割を果たします。このため水溶液中にある同位体吸着剤としての優れた性能は、塩水その他の一般的な阻害物質から悪影響を受けません。当社が設計時に目指したのは、広範な運転パラメーターで独自の強靱性を発揮し、イオン交換媒体の代替として、既存の原子力発電所の浄水脱塩ろ過システムと両立できる人工無機物を作ることでした。またガラス固化技術と親和性があることが重要でした。分解せず、同位体とガスを放出せずに溶融プロセスに耐えられるという意味においてですが、これらはイオン交換樹脂が備えていない属性です。 」』



こ、こ、これは…!?

コ・ス・モ・クリーナァー!!??びっくり

このキュリオンなる会社は、アメリカの環境保全の会社らしいんだけど、、、

もう……宇宙戦艦ヤマトは、イスカンダルまで行かなくても良いの??

何だったら、海ごとまるごと浄化してもらいたい。

三陸の沖には潮目という、親潮と黒潮がぶつかって、渦を巻いている場所がある。
潮目では海底に沈んだ栄養分が浮き上がって来たりして、プランクトンの餌になり、魚も集まって来るので、とても良い漁場になるのだ。




でも、この記事からは、放射性物質だけを水溶液から分けられるのかどうかがはっきり分からないな。

水溶液に含まれるイオンをみんな除去する物なのだったら、海まるごとは無理だ。塩がわんさか出て来るもの…

期待のし過ぎは禁物だ。。しょんぼり



福島第一原発では、汚染水が海に漏れ出るのを、また止める事ができなかったらしい。

ガンダムでも鉄人28号でもマジンガーZでも良いから、誰か止めて。









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Last updated  2011.04.03 23:53:46
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