いっちゃんねる　日々つれづれ

秋雨前線のせいで天気が心配だったけれど、朝の合図の花火が鳴り、運動会が始まった。

お兄ちゃんの運動会。去年は…カンカン照りでした。
今年は降ってもいいように、前日のうちにブルーシートで場所取りました。
簡易テントを借り、キャンピングテーブルをセットし、私の父と母も見に来てくれ…

簡易テントにキャンピングテーブルなんて…と思うかもしれないけれど、
小さい学校なのでそのへんは自由。前日に場所取るのも問題ないらしい。

幼稚園の時は規模が大きかったから、さくら組の保護者はここからここまで、と
ロープが張られて決まっていたので、正座して座るスペースしかなかった。
ゆったり見られる小学校の運動会は楽でいい。
その分、保護者の競技があって、全児童の保護者が何らかの係りになって、と
保護者が借り出されるのだけれど…

今年は赤組の得点係…出た点を得点板に掲示する。
これはパパにすべて任せて、私は競技を見、いっちゃんねるのお守りをし…

競技も…自分が子どもだった頃はきっと自分の子を探すのがやっとだったかもしれないけれど、
人数が少ない分、体格もあるかな、すぐに見つかる。
いっちゃんねるは運動会なんかそっちのけ、
保育所のお友達を見つけると、輪の中に入って行き一緒に遊んでいた。

　砂に絵を書き、ベンチが平均台になりじゃんけん、バッタを捕まえ、
　タイヤ飛び(のぼり）…


かけっこは一度抜いた子に抜かれ…？？？
一体何があったんでしょ。
大玉転がしはお相撲の突っ張りみたい。玉だけ転がって行っちゃうし。
…お調子モンだから…学校でもいいキャラしてるんでしょう。


昼食はみんなで。ご馳走はないけれど、みんなで食べる外ご飯はまたおいしい。
白組が大差で負けていて…得点係のパパに赤組の得点をマイナスして掲示するように
パパに冗談言って。

ふと、母が、いっちゃんねるに、
「いっちゃんねるもこの学校に来るの？」と聞いた。

「うん。うん。小学校、行くよ、一年生になったら」と言った。

「いっちゃんねるは早いから一番になれるかもね」とお兄ちゃんが言った。

そうそう、負けず嫌いだし、プライドは高いし、器用だしね。
お兄ちゃんとは対照的だ～、追い越されないように頑張れよ～とみんな笑っていた。

母は無言だった。


もし同じ小学校に入ったら、運動会が２倍楽しくなるだろうな…
１年生になったら、お兄ちゃん５年生だよ…
迫力ある組体操も、騎馬戦も…応援合戦だって…

３年後が楽しみだよ、お兄ちゃん。