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テーマ:障害児と生きる日常(4432)
カテゴリ:しょうがい児育て
いっちゃんねるの療育仲間が就園にあたって情報を収集をしている。
いっちゃんねるはどうして今の園にしたのか、 あっちの園、こっちの園、見た感想、それに付随する話… 私の言葉でその子の将来が左右されてしまうと思うと何も言いたくない。 黙るべきなのか、喋るべきなのか、悩む。 どこの園もきっと、いい所とそうでないと感じる所があって、 完璧な園なんてそうそうあるとは思わない。 特に障碍がある子どもの場合、 どこかで妥協して、あちらと折り合いをつけて入園にこぎつけるのだ。 誰かがこう言ってたから、と安易に決めるものではないし、 障碍児を大々的に受け入れているからと言って、 必ずしもその子に合ってるとは言い切れない。 何度も足を運んで、納得した上で入園するのがベストだと思う。 残念なことに、障碍児を大々的に受け入れている幼稚園があるのだけれど、 その幼稚園の障碍児クラスは 私立の有名大学付属幼稚園並みに倍率が高い、そうだ。 障碍児クラス、空き待ち、なんて、聞いたことがない。 嘘か本当か、朝の8時から並んで、先着順?なんて。 それだけ他所の保育園や幼稚園に入れない障碍児がたくさんいるということの裏返しなのかも知れないけれど、わざわざ学区外から時間をかけて毎日登園することに、どんなメリットがあるのだろう。 私もいっちゃんねるが保育園に入れなかったら、最終的にそこに通わそうと思ったこともあったが、やはり、地域の、できれば通学区の保育園か幼稚園に通わせたかったので、とりあえず学区内から攻めていった。 しかし、なぜ学区内に拘ったのか、理解してくれる仲間は少ない。 療育仲間はほとんどが第一子なので、将来の小学校のことを見据えることが難しいらしい。 そうなった時に考える、という答えには 正直、興ざめもんだ。 また、どうせ養護学校だから、(親が)楽なところに入れたい。 と言う安易な考えもある。 時間から時間まで、少々のパニックや発作なら面倒見てもらえて お迎えに来てください、とか、付き添ってください、と 言われないと言う一点にこだわる人もいる。 わたしが療育仲間にどんなことを言っても うちの子とは違うしね…と、あまり興味をもてないのかもしれない。 自分で言うのもおかしいが、地域の幼稚園や保育園のいい所、そうでないと思う所は、福祉事務所の障碍児コーディネーター、○○さんよりもよほどの情報を持っている、と思う。コーディネーターなんて名ばかりで、何の相談にも乗ってくれやしなかった。前例がないから、ご自分の目で確かめて、決めていったらいい、と、当たり前の言葉しか返してくれなかった。 自分で切り拓いた道を、後に続けと胸を張りたいけれど、 今の自分たちには、力も知恵も足りない。 せめて後から来るもののために、歩きやすくなるように、 伸びきった雑草を刈り取って 道なき道を踏み固めるのに 精一杯なんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 23, 2007 02:08:37 PM
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