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カテゴリ:神戸歴史
明石海峡大橋や淡路島、播磨の国の東側を望む気候穏やかな高台に旧武藤山治邸がありました。旧武藤山治邸は、明治40年(1907年)に神戸市の舞子浜に建てられた、木造2階建のコロニアル様式の洋風建築だったそうです。同じ舞子浜に建つ移情閣とともに地域のランドマークとして親しまれていたそうです。
昭和9年(1934年)に武藤山治は没しますが、昭和12年(1937年)に武藤家から鐘紡(鐘淵紡績)に寄贈され、社員の厚生施設「鐘紡舞子倶楽部」として利用されていました。ところが、明石海峡大橋建設に伴う国道2号線の拡幅工事のために、平成7年(1995年)に狩口台7丁目(神戸市垂水区)に移築されました。 平成19年(2007年)3月に、兵庫県は建物とともに家具・絵画及び蔵書等調度品についてカネボウから寄贈を受けます。そして、平成19年(2007年)12月27日から約4億5千万円をかけて舞子公園内に移築・復元工事が行われ、いよいよ平成22年(2010年)11月7日から一般公開されることになりました。 一般公開の初日には移築を記念する式典が開催され、午後1時から大人100円で有料公開されるとのことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.20 14:47:44
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