突然ですがみなさん、
遊園地と聞いて思い浮かぶのはどこですか?
私は、東京文京区にある「後楽園」を思い出します。
戦隊モノのショーや、絶叫系の乗り物を楽しんだ
あのころが懐かしい……!
東京ドームができたのはたしか小学生のころ。
今でも、ショッピングをしに訪れます。
この地で、1962年より変わらずにお店を構えているのが
中国料理「後楽園飯店」。
場所がら、多くの野球選手も訪れるとか。
開業50周年を迎える今年は、
さまざまな記念企画が展開されるそう♪
このたび、50周年記念企画の目玉である
「〈50周年記念コース〉を試してみませんか」
とのお誘いを受け、足を運んできました!
駅には大きな宣伝ポスターが!
期待が高まります☆
お店があるのは、東京ドーム近くの「青いビル」2階。
こちら↓は開業当時の様子、
今とは風景がだいぶ違います。
※写真提供/東京ドームホテル
当時では珍しいビュッフェ台もあったそう。
※写真提供/東京ドームホテル
さて、少し緊張気味でお店に入ると
店員さんが笑顔でお出迎え。
支配人の山田さんが部屋まで案内してくださいました。
通していただいたのは「翡翠の間」。
あの長島茂雄さんもよく利用した部屋だと聞き、
ドキドキ度はさらにUP。
いよいよ料理とご対面です。
まずは、「飯店50年史」前菜の盛り合わせ。
美しい!
注目は、右端にある「まながつおの燻製」。
「創業当時からある一品です」と教えてくださいました。
続いて〈フカヒレのこってり上海風姿煮込み〉。
ここまで立派なフカヒレを食べるのは初めて!
ぷるんつるんとした食感。
口入れるととろけます。贅沢の極み
そして〈ズワイ蟹爪・渡り蟹肉の二種料理〉。
この日は、エビチリと、帆立が入った卵のあんかけでした。
プリップリです。
以前はぶつ切りにして
出すことが多かったという〈渡り蟹料理〉。
今では食べやすく調理してあることも多いそう。
そして、とっても気になっていた〈鯉料理〉。
丸揚げにして特製甘酢あんでいただきます!
一緒だったスタッフI藤は
「鯉がちょっと苦手」と話していたのですが
これを口にすると「おいしい!」と興奮。
今ではなかなか食べられない鯉料理、
この企画で復活した貴重な一品です。
デザートには〈杏仁豆腐〉。
ひし形の杏仁豆腐が入った
昔ながらのシンプルなもの。
さっぱりとした味で、口の中がすっきり!
締めにぴったりです。
と、料理を堪能しながら、
顧問の内山さんからお話を聞くことができました。
今回の企画についてお聞きすると、
「積み重ねてきた記憶を掘り起こし、
今風にアレンジを加えたメニューを考えました」
とのこと。
約40年もの間、
後楽園飯店で腕をふるっている内山顧問。
通常のメニューについても、
歴代の料理長から受け継いだ味を守りつつ、
時代ごとに改良を重ねているといいます。
「常にもっとおいしくするにはどうしたらいいのか
頭の中で考え、勉強しています」
という努力を惜しまないその姿に、心打たれました。
さらに、
「50周年の場にいられるのは、本当にうれしい。
2012年は、後楽園飯店のお祭りの年。
この年を存分に楽しみたい!」
と、満面の笑でお話してくださいました。
50年間人々に愛されてきた伝統の味、
試してみる価値ありです。
写真提供/東京ドームホテル
個室がたくさんあるので、
家族でのんびり食事できるのも◎。
この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょう。
後楽園飯店では、このほかに50周年記念として
50種類の料理が食べ放題の
オーダーバイキング企画なども展開中です。
詳細はこちらのページをチェックしてみて!
○後楽園飯店>>>
http://www.tokyodome-hotels.co.jp/restaurants/hanten.php
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長嶋茂雄さんがアイディアを出したという
「フカヒレの姿煮入りそば」もいつか食べに行きたい!