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2012年07月24日
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カテゴリ:編集スタッフ/林

多くの地域では梅雨が空け、
いよいよ本格的な夏がはじまりましたね荒波

この季節の楽しみのひとつといえば
「浴衣きらきら」ではないでしょうか♪

このたび
「老舗の呉服店で
浴衣の着付けにチャレンジしてみませんか」
といううれしいお誘いをいただき、足を運んできました。

伺ったのは、江戸時代から続く呉服店「竺仙」です。
kimono120724_02.jpg

まずはこの時期おすすめの着物と浴衣を見せていただくことに。

kimono120724_03.jpg

大人気というこちらの組み合わせ。
上品ですね~。美しさのあまり、ため息をついてしまいました。
小紋染めの着物は、染めるのに2カ月もかかるそう。
メッシュが入ったように見える帯は
「紗献上」といって、7月~8月のみ使えるものといいます。

kimono120724_04.jpg

続いてはこちら。
クラシックな印象の組み合わせ。これも素敵!
何といっても帯に目がいきます。
沖縄の「ロウトン織り」というものだそう。手織りですね。

kimono120724_05.jpg

最後は、鉄線(クレマチス)が描かれた浴衣に
鮮やかな水色の麻の半帯を合わせて。
涼しげで夏にぴったり♪ 
古くからある柄なのに、
どこかモダンで、洗練されています。 

「竺仙」では、昔ながらの対面式の
販売スタイルを今も続けているそう。
反物や帯を決めたら、採寸して仕立ててもらうのです。

ぴったり合った着物は着心地も違うし、
見た目もスッキリしてみえるそう。

扱っている着物はすべて日本製。
職人さんに、ひとつひとつ手染めしてもらうので、
仕上がりも美しく、
着物がひるがえったときも
その模様がきれいに見られます。

さて、いよいよ「浴衣の着付け」にチャレンジです!

使うのはこの一式。
kimono120724_07.jpg
左から浴衣(菊の柄)、帯、腰ひも(2本)、伊達締め

伊達締めのことを「伊達巻き」と何度も言ってしまい
苦笑いされるほど、着物に関して無知の私。

果たして着られるのでしょうか。
じつは、あまりに知らないと困るので、
こちらのサイト(→浴衣着付け.net)で予習をさせていただきました。
これで何となくの流れはOK。

くわしい着付け方法は
こちらのサイトをご確認いただくとして……
ざっとした手順をレポートしますね。

まずは、浴衣の位置を決めます。
中心を合わせて。すそはくるぶしにかかるところまで上げます。

kimono120724_08.jpg kimono120724_09.jpg

左右のすその位置を合わせたら、腰ひもを。
結構体力を使います。この段階で、すでにちょっぴり汗が。
結んだら、内側に手を入れて、全体のしわをのばします。

kimono120724_10.jpg kimono120724_11.jpg

左右の襟を正し、形を整えたら
もう1本の腰ひもを結び、同じようにしわをのばします。

kimono120724_12.jpg

最後に伊達締めを結びます。
ここでしっかり結ぶのがポイント。
着崩れの防止になるそうです。

kimono120724_13.jpg

ここまでで浴衣は完了。

続いて帯です。
今回は、比較的簡単で
見た目も可愛らしい「文庫結び」にトライ。

帯の一辺を半分の幅に折り、
肩にかけて落ちない程度の長さをとり、
そのまま肩にかけておきます。

kimono120724_14.jpg

垂れ下がっている帯を
胴に2巻きほど巻きつけて。

肩にかけた方と、胴に巻きつけた長い方の帯の両側を持ち、
キュッと結びます。

kimono120724_15.jpg 
よいしょ。う、意外と体力を使うのです。

長くなっている帯を
自分の腰幅と同じになるよう折りたたんで
山をつくったら、肩にかけていた側の帯を下からくぐらせて。

kimono120724_16.jpg

余った帯は、奥にしまい込みます。

kimono120724_18.jpg

形を整えて、左から右にぐるりと回して、
結び目を背中の中心に持っていき、
しわやえり、結び目など、全体をチェックして完成!

kimono120724_20.jpg

手取り足取り教えていただき
何とか着ることができました。

本当に自分ひとりで着られるようになったのか、
後日自宅で再チャレンジ!

サイトを見ながら試行錯誤です。
動画で再度流れを頭に入れて、ひとつひとつ動作を確認。
細かいところまで書かれてあるので助かりました。。

お陰で、ほら! (1時間近くかかりましたが……)
着ることができましたよ。

慣れればたぶん
20分くらいで着られるのではないでしょうか。

kimono120724_21.jpg

これで、この夏は
ひとりで浴衣を着て出かけられます★

浴衣を新調したくなっちゃうなぁ……。

「今年こそは浴衣を着て出かけたい!」と思っているかた、
自分用にあつらえてみてはいかがでしょう。

「竺仙」には選び抜かれた反物がずらり。

kimono120724_06.jpg

その道のプロがていねいにアドバイスしてくださいます。

kimono120724_22.jpg kimono120724_01.jpg
かわいい手ぬぐいもたくさんありました(右)赤ハート

ひとりで着付けにチャレンジしたいかたは、
こちらのサイトをぜひ参考にしてみて。
男性編やほかの帯の結び方も公開中です!

==
○株式会社竺仙>>> http://www.chikusen.co.jp/
○竺仙通販サイト>>> http://www.chikusen.com/
○浴衣着付け.net>>> http://www.yukatakitsuke.net/






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Last updated  2012年07月24日 14時02分54秒
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