☆ｏｒａｎｇｅ　ｐｅｅｌ☆気分

　　　　

絵本の紹介もしていきたいな・・と無謀にも思い始めています
第一弾は林明子さん(絵)筒井頼子さん(作）の名作、
「はじめてのおつかい」です。

林明子さんの作品は、たくさん好きな作品がありますが
まずは定番のこれを選びました。

小さい小さいみいちゃんが危ない町の中を1人でどきどきしながら
立ち向かうイラストが、本当に素晴らしいです。
すれ違った自転車のスピード感、太ったおばさんの重量感、
そして・・緊張のあまりに手と足が一緒に出ている
みいちゃんの細かな描写
自分も読んでいて、みいちゃんと一緒に小さな体に
なった気がしてきます。

5才のお姉ちゃんが赤ちゃんの為に牛乳を買いに行くお話ですが
200円をにぎりしめて20円のおつりをもらうという事は
牛乳の値段って30年経っても変わっていないのですね。

いい絵本はその後を示唆するイラストが裏表紙に
書かれていたりしますよね。
この作品では、転んだ傷を手当てしてもらい牛乳を
コップで飲むみいちゃん。
そして、ママのお膝で、哺乳瓶に入った牛乳を
美味しそうに目をつぶりながら飲む赤ちゃんのイラストが・・。
何だかほんわかしてしまいますね

林明子さん（絵）の作品。


「こんとあき」絵、作ともに林明子さん。
「あさえとちいさいいもうと」は林明子さん(絵)筒井頼子さん(作）の名コンビです。