フルーツバスケット★ブログ

初めて、アレルギーの除去食に挑戦される方にとって、あれもダメ。これもダメと言われると、じゃあ何を食べれるの？と思われることでしょう。
例えば、卵アレルギーの方が除去するように言われるのは、卵そのままだけではありません。もちろん、症状によって、生卵だけ除去しましょうと言われる方もありますが（生が一番アレルギーを起こしやすい為）、卵が含まれている食品だけでなく、それに関連する鶏肉・キモ・チキンブイヨンも除去対象になってきます。
また、卵が含まれる食品といいますと、大抵の方が、マヨネーズ・カステラ・ケーキなどを思い浮かべられますが、意外なものにも含まれています。
予防接種もその1つですし、注意して原材料表示を確認してもらえば、こんなものにもと驚かれるほどあると思います。ちなみに、予防接種は卵白で培養するので、アレルギーのキツイ人にとっては注意が必要です。
同じように、乳製品アレルギーの方が除去するのは、牛乳・バター・ヨーグルト・チーズだけでなく（もちろん、それらを含む食品も除去しますが）、牛肉・ビーフブイヨン･ゼラチンなども除去対象になります。

（追加訂正：お医者様によられては、鶏肉・牛肉等は検査できるので、検査して大丈夫ならば食べましょうとおっしゃってくださる先生もおられます。我が家も後半からその方針に切り替えています。）

また、最近は原材料表示の仕方も厳重に言われるようになってきたので多少は安心だとは思いますが、昔は、原材料表示では大丈夫なのに、何故か、その食品を食べると調子が悪いので、お電話で尋ねると、卵は使っているけれども、より上等になるのだからいいと思っていたとか、おせんべいに艶を与えるために大豆油を塗っていたとか、ソーセージの原料には含まれていないけれど、含まれている商品と同じ製造ラインで作るので、洗浄に問題があったのでしょうか・・・等、ひどいアレルギーを持っていなければ解らないようなことも多々ありました。
ですから、これから私が申し上げる事も、その方の症状にとってはダメな事も多々あると思うので、その点はどうぞお含みおきください。
私が、上の子の卵アレルギーの除去の時に思ったのは、卵がダメなら、コロッケもダメと思いました。何故なら、つなぎに卵を使うし、パン粉にも卵や乳製品が含まれているものが多いからです。
パン粉は、意外と卵や乳製品が使われているものが多いです。上等になればなるほど、おいしいパンから作られるので。でも、探せば、ありますよ。含まれていないパン粉も。もし、お近くのお店でみつからなければ★ 注目している商品 で。
それに、卵なんて使わなくても、水だけでも、なんなら、豆乳とかでも、水分をつけておけば、意外とできるものです。
但し、油にもいろんな種類があるので、安い大豆油でも良いか、菜種油とか他の大豆を含まないものが良いかは、その方の症状でご判断ください。最近はコメ油もでています。
また、下の子が小麦が食べられない時に辛かったのが、ソーメンやそばの麺類が食べられないと思った事。（大の麺好き家族です。）
しかし、これも、米粉からできているビーフンがありました。今だったらフォーなどもいけるのかな？
（最近出ているお米からできているとうたっている麺の中には、小麦も含まれているものがあります。必ず原材料を確かめて下さい。）
バター・マーガリンの代わりにはA-1ソフトマーガリンがありますが、私は★ ショートニングも使いました。
小麦粉の代わりは米からできている上新粉や、とうもろこしからできているコーンスターチ。牛乳の代わりは豆乳。
この豆乳は、優れもので、大豆アレルギーの方には申し訳ありませんが、プリンやグラタンは、お客様に出してもすごく好評です。
ショートニングのクッキーも、さくさくして、大好評です。
乳製品のアレルギーでゼラチンがダメでも、寒天があります。最近は粉末の使いやすいものがあります。
パンも、お店の人に良く尋ねないといけませんが、乳製品がダメでもフランスパンならOKの場合もあります。（全てのフランスパンがOKではありません。ご注意ください。）
もなかの皮、春雨、葛きりなども、大抵小麦は含まれていません。（しかし、個々の商品についてはくれぐれも確認してください。）
シャーベットにも、卵白が使われていますが、家で作れば卵白ﾅｼでもおいしいです。好みの味で凍らせて、固まりだしたら、スプーンなどでよく混ぜておく。これを数回繰り返してください。
チョコレートも多くに乳製品が含まれています。我が家は★ コレ を使っています。（チョコレートはアレルギーを起こし易い食品と言われています。注意してご使用ください。）
あと、同じJhcのエイトアガーもゼラチン代わりに使います。