国会開幕!
定額給付金が争点だそうだ。二兆円の予算で‘景気対策’、‘弱者支援’、‘バラ撒き’といった声が出ているが、現段階では定額給付金も経済対策も、まだ絵に描いた餅に過ぎない。絵に描いた餅で腹が膨れるほど国民はバカじゃない。「さっさと餅を焼け!」今の世界的な社会情勢で先行きの不安が払拭できる気配がない。20日にはアメリカでオバマ新大統領が就任する。世界経済の中心のアメリカで発生した‘不景気風邪’は、ここ数年で蔓延した同じ体質の国々に一斉に伝染した。日本は過去に同じような風邪を引いたことがあったので、チョットだけ免疫があった。しかし、‘構造改革’とやらで、非常にアメリカ寄りな経済体質に‘改革’してしまったため、日本は極めて脆弱な国になってしまったわけだ。昔からアメリカがくしゃみをしたら日本は風邪をひく。アメリカが風邪をひいたら、日本は肺炎で死にそうになると言われていた。過去に‘内需拡大’に経済発展の方向性を変えたのち、バブル経済のちバブル崩壊が発生した反省からか、羹に懲りて膾を吹くかのごとく、‘内需拡大’路線を選択することは避けられていたようだ。確かに、‘構造改革’で景気がよくなった人がいたのは間違え無いようだ。しかし、アメリカンドリームを手に入れる人が増えた反面、ジャパニーズドリーム=真面目にコツコツ働いていれば生涯食うに困ることはない=は失われてしまったようだ。‘格差社会’という状態が10年後・30年後にどんな影響を与えるか、理解できている政治家がいるのだろうか?派遣業法の改正により、企業は労働力をゴミ同然に切り捨てることが可能になったわけだ。これも‘改正’という言葉に誤魔化しがあったのだ。これが‘発覚’した時、‘張本人’は‘隠居’という名の‘責任放棄’に出た。そもそも、‘改革’は必要だったのに、その‘方法’を明示せずに‘改革’とか‘改正’といった言葉だけで、‘結果’に‘責任’をとらない政治家が多すぎるのが問題なのだろうか。1年後の日本、3年後の日本、5年後の日本、10年後の日本、30年後の日本、50年後の日本。今の政治家はどこを見ているんだろう。たぶん、次の選挙しか見ていないのだろう。すべてに責任が取れる政治家はいないのだろうか?今年、衆議院選挙が行われる。任期は4年の衆議院だが、1・3・5・10・30・50年の日本の設計図が書ける政治家が出てきてほしいものだ。****************************************************乱文乱筆ご容赦ください****************************************************えっ?私は出ませんよ(笑)