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カテゴリ:BOOK
希望ヶ丘の人びと(上) (講談社文庫) [ 重松 清 ] 希望ヶ丘の人びと(下) (講談社文庫) [ 重松 清 ] 親として子どもとの向き合い方を考えさせられました。 子どもがいじめの被害者だったら、 子どもがいじめの加害者だったら、 子どもがどこにも居場所を見つけられなかったら、 もちろん子どもの話だけではなく過去や思い出、親との付き合い方、いろんなことを考えました。 私が育ったところも希望ヶ丘に似たニュータウン。 地元のことを思い出しながら、比べながら、もし今地元に戻って住むことになったら、すごく居心地悪いんだろうなと思いました。 私の過去を知ってる人がいて、その人の尺度で思い出を語られて、私の知られたくない過去も勝手に話されることがあるかもしれない。 過去は過去で変えられないものがあって、そんないろんな経験をしたから今の自分があって。 夫が過去にこだわらない人で本当によかったと思います。 私も夫の過去は知らないままでいいです。 でも主人公や家族は亡くなった妻、母の過去を知ることで希望をみつけることができたのかもしれない。 大事な人たちと一緒にいる私にはわからないことかもしれないとも思います。 できればこんなつらい思いはしたくないし、させたくない。 元気な今、どうやって過ごしていくのか、そんなことも考えた1週間でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月14日 15時57分29秒
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