銀河(冬)
良くない知らせというのは、こちらがな~んの準備もしていない時に、突然やってきたりする。滅多にメールを送ってこない弟から、朝の8時にメールが来た時点で、イヤな予感がした。よっぽどの急用かと。なんかマズイこと起きたかと。そんな時間にメールよこすなんてまず無いし。まあ、そこに綴られていた現実は想像もできないような事柄だったわけで。大好きなアーティストが、29歳の若さにしてこの世を去ったというものだった。すぐには受け入れられないというか、信じられなかった。理解できないというか、意味が分からないというか。ます頭が真っ白になって、そのあと動揺して手が震えた。何がどうしてそうなったのか。うまく頭が働かない。だけど、時間がたって少し冷静になって「あ、これ本当なんだ」と思って理解したら、今度は涙が止まらなくなった。これからまだまだ、いろんな曲作って、いろんな歌をうたいたかっただろう。そう思ったら、胸がはりさけそうになった。寿命は有限だ。当たり前のことだけど何気なく生きている毎日では、忘れそうになる。誰でもいつかは死ぬ。それはみんなに平等に訪れる。だけど、29歳なんてあまりにも若いし、早い。もっともっと、たくさんの未来があったはずなのに。彼の時間がこんなに早く止まってしまうなんて、あまりに残酷すぎる。もっとなんか、気の利いたことを書ければよいのだけれど今はまだ、悲しみが強く、悔やむ気持ちばかりです。彼の残した音楽は云々、功績は云々、私に与えた影響は云々、彼らの楽曲の優れているところは云々、そういったことを上手くまとめられるレベルにありません。ここに書いたからといって、彼に伝わるわけではありませんが、書きます。完全なる自己満足(っていうのか)ですが。 フジファブリック 志村様 フジファブリックの音楽は、 私のつまらない日常に彩を添えてくれました。 ライブ、CD、PV、ラジオ(なつかしのFM山口の番組) たっくさん楽しませてもらいました。 欲をいえば、もっと長いこと楽しませてもらいたかったです。 新曲聴きたかったし、ライブにも行きたかった。 悲しいし、悔しいし、寂しいですが(正直まだ信じられません) 今は、心よりご冥福をお祈りいたします。 どうか、志村くんが安らかにいられますように。 ありがとう。