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October 9, 2010
テーマ：徒然日記(22903)
カテゴリ：徒然
ビニール袋に詰められた金魚が乗っていた 夕方、本当ならバイトの時間だというのに 息子が帰ってきてそして慌ただしく出かけて行った そうか、息子はこれを置きに帰って来たのかと納得 しかし、一言くらい声を掛けてもよさそうなもの と、考えれば考えるほど腹が立って 息子が帰ってくるなり叱ってしまった でも、一晩寝てみたら 先日自転車を盗まれて今は徒歩での通学通勤なのに バイトに遅刻しながら わざわざ持って帰って来てくれたんだと気づいた その距離といったら結構大変な距離 まず私自身が歩く気にはなれない距離 私が他のお母さんたちのようにちゃんと お出迎えお見送りをしていたら 息子が声をかける必要もなく気づいたこと そう思うとただ頭ごなしに叱ってしまったことを 深く後悔してしまった 私と息子は小学４年生まで一緒に寝ていたのだけど 親離れ子離れを理由に 息子を一人居間へと追いやった 我が家は狭いので私たちが寝ている部屋が女部屋 そして 居間兼息子の寝室という感じになっているのだが 妹に言わせると 息子を一人のけ者にしていたという 私はまったくそんな気すらなかったのだけれど そう言われてみるとそうだったのかも知れない と、最近やはりちょっと後悔していて その前もさかのぼって考えると 主人を亡くした頃は私に余裕がなくて 幼い息子が寂しがっているのに気付いてやれなかった そんな時期もあった いまさら振り返って後悔しても仕方がないのだけれど もし出来る事なら、時間を遡れるなら あの頃の息子を思いきり抱きしめてあげたいと そんな風に考えることがあって どうもうまく行ってないというか 息子が今こんな風なのも やっぱりすべては自分の責任なのだと考えると やりきれなさを感じてしまう かといっていまさら 昔のことなどどうしようもないのだけれど とにかくこれからが肝心なのだと解っていても 無性に揺れてしまう今日この頃 私自身もいい加減変わらないといけないのだと 深く深く考えてみては落ち込むのでした お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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