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気ままにオレゴン日記

[私の和菓子] カテゴリの記事

全56件 (56件中 1-50件目)

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まんじゅう作り

このあいだ（８日）のパーティの時、デザートにおまんじゅうを作っていきました。もちろんセットの中にデザートとしてケーキはあったのですが何らかの形で「私の作った物」を参加させたかったのです。生菓子７０人分を当日作るのはいくらなんでも大変なので焼き菓子にしました。焼き菓子なら前もって作っておけるし、時間がたった方がしっとりしておいしくなるしおなじ「皮」で作れるので栗まんじゅうとクルミまんじゅうを作ることにしました。それにしても数をこなさなくてはならないので友人二人にお手伝いを頼みました。前もって栗まんじゅう１００個分の白あんと、クルミまんじゅう１００個分の黒あんを作って冷凍しておきました。レシピはアメリカ的？それともプロ用？なのかおまんじゅうが５０個もできるレシピです。前日にレシピの４倍の「皮」を作って冷蔵庫で一晩寝かせておきました。制作当日は几帳面な？友人が丁寧に秤で量って分けてくれたあんと、皮を、もう一人の友人と私はひたすら、ひたすら丸めました。途中からはあまりおしゃべりもしなくなりおまんじゅうだけでなく私たちの目も回ってきた感じです。そうして出来上がったおまんじゅうがこれです。こんなかっこつけた写真でなくて２００個のおまんじゅうを山にして写真を撮れば良かったです。おかげさまでお客様から「おいしかった」とお褒めの言葉を頂き苦労が吹き飛びました。友人のお手伝いがなければでき得なかったことです。ありがと！このおまんじゅうが私がアメリカで作る最後の和菓子かなーとちょっぴりセンチになりました。

November 18, 2009

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ハナミズキ

いま、ハナミズキの花が綺麗です。花の色はこの写真の色が一番多いですが白やもっと濃いピンク、うすいピンクなどもあります。英語では「dogwood」というのですが犬がすきなのでしょうか？？日本からアメリカに贈られた桜の返礼として贈られたのが「ハナミズキ」です。ポトマック河畔の桜は毎年立派な花を咲かせているようですが日本へ渡っていったハナミズキは何処で咲いているのでしょう。愛らしいハナミズキの花を和菓子にしてみました。あれ？朝顔みたいって？花心に緑色がほしかったですね・・・ハナミズキの花を見るとむかし、花好きだった母がある時ハナミズキの幼木をわざわざどこからか取り寄せて庭に植えたところ時を置かずして根こそぎ誰かに持って行かれてしまい、「花どろぼうといえども許せない、」と怒っていたことを思い出します。

May 12, 2009

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柏餅

きのう書いている途中で突然楽天のメンテナンスが入り、それまで書いた物が消えてしまったので、やり直しです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーむかし、私が子どもだった頃こどもの日に母がチャーハンだったかオムライスだったかを丸くかたどって、頂上？に小さな日本の国旗を立てて祝ってくれました。日の丸の部分に１０円玉が挟まれていて嬉しかったのを覚えています。私は５人きょうだいですが、何故か子どもの頃の色々な思い出にすぐ下の妹との風景しか思い浮かびません。このときも妹がそばにいた記憶はあるのですがほかのきょうだいがそこにいたかどうか、いないはずはないと思うのですが、覚えていません。また、そこに柏餅があったかどうかも記憶にないのですが今日は柏餅を作ってみました。柏の葉は暮れに帰国したときたまたま見つけたので買ってきてありました。中の餅の部分は上新粉で作ります。「教科書」はどの作り方も蒸し器で蒸すやり方でしたが私はいつものように電子レンジで作りました。水の分量が適当でなかったか、電子レンジを使ったのが悪かったか少し固めの出来になってしまいました。でも柏の葉のさわやかな香りは充分にして、懐かしい思いをしました。

May 5, 2009

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桜まんじゅう

あっという間に３月になってしまいました。時の過ぎゆく早さに「あれよ、あれよ」と驚いているうちに一年などすぐに終わってしまいそうで、こわいです。今日は桃の節句、おひな祭りの日です。数年ぶり！におひな様を「押し入れ」から出してあげました。前回飾ったときは関東風に飾りましたが（お内裏様が向かって左側）今回は京風に内裏様を向かって右に置きました。何年か前友人と作ったちりめんの「ウサギ姫」も一緒にひな壇に飾ってあげました。今日「ひな祭り会」をしたときみんなで作ったおひな様（友人作）です。黒ごまの目と紅ショウガの赤い唇が何とも色っぽいでしょう。皆さん上手に、かわいらしくできましたよ。でもこのおひな様時間の経過と共に化粧崩れやら、着崩れやら、何ともだらしなくなってしまいました・・・・今日の和菓子は桜には未だ早いですが「春を待ちこがれる」気持ちを込めて「桜まんじゅう」にしました。いつものぎゅうひのおまんじゅうですが塩漬けした桜の花を上に飾りました。かすかな塩味が甘い餡と意外によく合います。２，３年前の桜ですがまだほんのり香りがして春のにおいがします。。

March 3, 2009

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黒ごまきな粉団子

「黒ごまきな粉」なる物を頂きました。一時、日本で「きな粉ドリンク」というものが流行ったことがあったと思いますが、使い方は牛乳に入れて飲んだり、ヨーグルトに混ぜたりシリアルにかけたり？私はやっぱりお団子に・・・アイディアに乏しくて目新しい使い方が思い浮かびません。中は黒あんのわらび餅のおまんじゅうに黒ごまきな粉をまぶしました。黒ごまの香りがいいにおいです。このおまんじゅうをご馳走してあげた友人の中に「きな粉を口の中に入れたとき、ほゎほゎって粉っぽく広がるのが苦手なの」という人がいた。なるほど。日本人でもきな粉が嫌いな人がいるんだ、と妙なところで感心してしまった。色々居て当たり前だわね。

February 24, 2009

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コーヒーと和菓子

私は和菓子をよく作って、よく食べますが和菓子によく合う飲み物はというと、やっぱり普通に考えれば、日本茶、ちょっと贅沢？にすれば抹茶というところでしょうか。でも私はもっぱらコーヒーで和菓子を頂くことが多いです。「お茶がない」からではなく、コーヒーが合うと思うのです。それも少し濃いめのコーヒーがいいかな？このお菓子は「浮島」というお菓子で、卵と小麦粉と白あんとお砂糖を混ぜて蒸し上げた、和風カステラです。甘すぎず、重すぎず、しっとりした感じは世代を超えて愛される和菓子かも。コーヒーの苦みとさっぱり感が、しっとりした和菓子ととてもよく合います・・・・と、思います。おいしい和菓子とおいしいコーヒー、至福のひとときです。

February 17, 2009

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ごままんじゅう

おみやげに「煎りごま」を頂きました。いりごまを冷凍するなどとは思っても見ませんでしたが「使い切れないごまはそのまま冷凍しておくと良い。冷凍することによって新鮮さが保てる」と「ごま屋さん」からの伝言つきのおみやげでした。。ただでさえ栄養豊富なごまですが、皮が剥いてあると更に消化吸収が良くなるのですね。健康食品の代表のようなゴマです。香りの良い、新しそうなごまだったのでおまんじゅうを作りました。中華のデザートに出てくるごま団子は揚げてありますがこれは普通の大福系のおまんじゅうにごまをくっつけただけのもの。生地は白玉粉ともち粉と上新粉を混ぜた中にお砂糖を入れ電子レンジで蒸して？練って、作りました。大福よりはやや固めの生地でもちもち感が強いです。ごまの香りがとても良く、おいしくできました。

February 5, 2009

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紅白まんじゅう

先日、夫が誕生日を迎えました。（いくつになったかは言いませんが）節目の誕生日でした。きのう、会社の仲間達がお祝いに駆けつけて？くれてにぎやかなパーティーをしました。ずっと前から？お祝いのポスターを書いてこの日を楽しみにしていてくれたくれたチビトモきょうだいが二人して風邪を引いて参加出来なかったのが残念でした。 (数字が書いてあった部分は勝手に消させてもらいました。ごめんなさい）よく見るとフレームの部分に「おじさん」の名前が何気なく入っていて、なかなか凝った作品！「うれしい」って言ってましたよ。心のこもったプレゼントと楽し過ぎる！時間を作ってくださって（夫に代わって）みなさんありがとう。一気に春が来たようです。私もお祝いに心を込めて「紅白」のおまんじゅうを作りました。紅白まんじゅうというと「蒸かした」物が普通ですがなんてことはない、いつもの大福系のおまんじゅうです。白い方のおへそに乗っているのはドライクランベリー、赤い方には松の実を乗せてアクセントを付けました。なにはともあれ、元気にひとつ年を重ねられたことはめでたいことです。

January 31, 2009

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「鶴」

新春向きの和菓子を作りました。これを見て夫が「ヘビか？」といいました。ガ～～～ン！！でも「言い得て妙」だわ！「だけど頭が赤いヘビっている？おめでたい鶴よ、ツ・ル・！」友人にご馳走してあげたら「大丈夫よ、頭に赤い物があるから白鳥じゃないって事はわかるから」竹串でごまの目を付けたり、赤いとさかを付けたり凝った割には評価が上がらなかったお菓子でした。

January 15, 2009

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散紅葉（私の和菓子）

雨降りの日がずっと続いています。きれいに紅葉した葉っぱもあれよあれよという間に散ってしまいました。びちゃびちゃに濡れた落ち葉は芝生をだめにするし排水溝の蓋をふさぎ水はけを悪くするし・・・とあまり評判？は良くないけれど友人宅の紅葉の絨毯は格別です。そんな光景をイメージして和菓子を作りました。カボチャで色づけした黄色の餅の部分は銀杏のつもり、中に白あんが入っています。地面に散り落ちた銀杏と紅葉のつもりで作りました。全山紅葉した山に紅葉、の方があっているかな？最近、適当に作るのでネーミングに苦労しています。お日様が恋しい日々です・・・・

November 7, 2008

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紅葉狩（和菓子）

Salem では先週辺りが紅葉の盛りだったでしょうか。今日は曇り空だったせいもありますがいつも歩いている　Bush　Park はもうだいぶ落ち葉になってしまいました。　「紅葉」と一口に言っても紅、黄、橙、黄緑・・・様々な紅葉の仕方があってとても綺麗です。花が咲き誇り、新緑がまぶしいほどの春も又いいですが紅葉の秋も棄てがたい趣を感じます。　こんな秋の風景を和菓子にしてみました。おまんじゅうの中は白あん、皮の部分の黄色はかぼちゃで色を出しました。もみじの緑色の部分はカボチャの皮で色を出しました。あっさりとして、上品な甘さに仕上げました。風もないのにハラハラ、ハラハラ、色づいた葉っぱはあとはもう散るのみ。冬を目前にした我が身を見るようです。枯れ葉を「サクサク」踏みしめながら今も歩いていますが最近はウォーキングのはずが「お散歩」になってしまうことが多いです。

October 29, 2008

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かぼちゃの蒸しケーキ

野菜畑で今年最後に収穫した物はカボチャでした。この手のカボチャはこちらでも「kabocha（squash）」といいます。栗かぼちゃとまでは行きませんが、味も見かけも日本のカボチャそのものです。普通に煮てみましたがほくほくしてとてもおいしかったです。煮物にしたのこりがあったのでカボチャの蒸しケーキを作りました。（５個分）薄力粉　　　８０ｇ　牛乳　　　　５０ｃｃ　砂糖　　　　８０ｇ卵　　　　　２こ　　　　　　　　　　　　　　　　　ベーキングパウダー　　　小さじ１カボチャ　　　適宜実際はこの倍の分量で作りましたがカボチャは大胆にも上の写真くらいのカボチャの４分の１を使いました。電子レンジでやわらかくして（飾りの分を取り分けて）つぶした中に牛乳を加えてよく混ぜ、砂糖を加えてさらによく混ぜ、卵を一個ずつ加え、よく混ぜる。ベーキングパウダーと薄力粉をふるい入れザックリと混ぜる。これを紙パックに分け入れ１０分から１５分蒸せば出来上がり。たっぷりのカボチャが入ったせいで色がとても綺麗。簡単だし、さっぱりとした甘さでとてもおいしかったです。

October 17, 2008

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くり坊主（和菓子）

気が付けば周りの景色がずいぶん色づいてきて　　お天気も雨模様の日が多くなってきました。すっかり秋ですね。いまごろ日本は栗がおいしかろうと「くり坊主」という和菓子を作りました。中身は白あんと栗の甘露煮です。表皮は上新粉、もちこ、白玉粉のなかに砂糖と水を入れて練りました。栗の色は黒あんだけではなかなか栗の色が出なかったのでブルーベリージャムなんかも入れてみましたがいまいちの色です。もうちょっと茶色っぽい色が出せたら良かったと思います。夫がこの栗坊主を見て「おにぎりかい？」と言いました！友人は（自分で作った）栗あんを入れたおいしい栗パンを焼きました。それぞれの季節を楽しんでいます・・・・

October 7, 2008

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桃の精（私の和菓子）

今年は結局ピーチピックに行かずじまいだった。去年までサクランボや桃などのフルーツを採りにせっせと通っていた畑は土地を売ってしまったようで畑はつぶされてしまいました。世の中、サブプライムローンで大騒ぎしているというのに畑の辺りはどんどん住宅が建っているのです。今年は気候が桃に合わなかったのか、別の果樹園の桃も殆ど「なっていない」状態。とうとう今年はピーチピックが出来ませんでした。残念！というわけでもないけれど桃の和菓子を作りました。日本の四季の感覚からすると桃は早春のイメージですがここではピーチピックをもって夏が終わるという感じです。しろあんを中心にしてもちこ、白玉粉、上新粉、砂糖、水をあわせピンクに色づけして電子レンジで数分、丸めてからナイフの背でスジをつけ、桃っぽく形作り「桃の精」と名付けました。葉っぱはヨモギ入りの白玉粉で作りました。なかなか桃太郎が飛び出してくるような良い形には出来ませんでしたが妖精は潜んでいるようなかわいい桃になりましたよ。

September 18, 2008

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文月（和菓子）

そういえば今日は七夕でしたね。笹飾りをして短冊にお願い事を書く等、長らくしていません。いま短冊にお願い事を書くとしたら何と書くでしょうか。「（目前に迫った）老後を安心して過ごせますように」では何とも淋しすぎ！「少なくとも一年に一回は海外旅行にでかけたい・・・」はこんなのは夢じゃないって感じ。「お・お・き・く・なったら和菓子屋さんになりたい！」（大きくってこれ以上大きくなったらどうなる？）日本に帰ったら好きな雑貨を部屋一杯に飾りおいしいお茶とおいしい和菓子が食べられるちいさなティールームをやりたい。下の部分は市販のカステラ、上は抹茶で色づけした寒天のなかに甘納豆を入れました。ぐい飲みで形作りひっくり返した物です。良い名前が思いつかないので安直に「文月」としました。水出し煎茶を添えました。

July 7, 2008

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くず桜風（和菓子）

さわやかな良いお天気が続いています。オレゴンの空は本当に大きくて？気持ちの良い青空が広がっています。今の季節にぴったり、涼しげな和菓子を作りました。「くず桜風」です。何故「風（ふう）」かというと本来くず桜は「葛」で作るからくず桜なのですが今日は葛粉がなく「わらびもちこ」で作ったので「くず桜風」なのです。粉を水で溶いたあと電子レンジを使って練り、ちょうど良い形のおちょこがあったので形作るのに利用しました。みかけ、なかなか上手に出来ました。

June 25, 2008

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春霞（和菓子）

今日は日本では入学式の日でしょうか。桜吹雪と新一年生は定番の組み合わせですね。オレゴンも桜吹雪が舞っています。若葉と桜吹雪をイメージして和菓子を作りました。中は黄身あん、外皮は薄いピンクと黄緑でほんのり色づけしました。今日もはっきりしないお天気でしたがすこしずつ暖かくなってきたような感じがします。

April 7, 2008

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うさぎ（和菓子）

きのうの日曜日はイースター（復活祭）でした。イースターというのは「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」と決められていて毎年微妙に日にちが異なるのだそうな。今年は３月２３日ですが来年は４月１２日だと言うことです。クリスチャンにとってクリスマスに匹敵するくらい重要な日でそうとは知らずいつものごとくスポーツジムに泳ぎに行った夫は（お休みで）肩すかしを食わされました。私はクリスチャンではないのでこの行事には関係ないのですがちょっと和菓子でイースターを表現してみました。イースターにはうさぎと卵がつきもののようなので・・・私の和菓子造りは粘土遊びをしているようなもの、いつもの大福を形だけうさぎっぽくしただけなんです。初めは小さくてぽちっとあかいおめめだったのですが時間とともにお化粧がくずれてしまって・・・イースターのうさぎと言うよりは雪ウサギかな？オ・ソ・マ・ツ

March 24, 2008

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いちご姫（和菓子）とアンティークのお皿

またまた和菓子を作りました。いちご大福の変形で、「いちご姫」と名付けました。。いちごがお顔、黒あんの着物の上にピンクのぎゅうひの打ち掛け、真ん中に持っているのは桜の花の塩漬けで扇子のつもり。あっという間に「姫」の出来上がりです。後ろのお皿はアンティークショップで見つけたたぶん本物の漆塗りのもので外国向けに作られた物ではないかと思います。八枚セットで無造作にセロテープでくくって置いてあり、保存状態が悪く傷だらけ。一番上の１，２枚だけが綺麗でした。友達と半分ずつしましたが、何とか修復できないかなぁと思っています。日本の漆塗りの良さなど知らない人が持っていたのでしょう。なかなか良い物だけに残念。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝昨日から「夏時間」になりました。去年より３週間も早い夏時間の始まりです。「もっともっと仕事せよ」いぇいぇ「どんどん遊べ」ってことかしら？

March 10, 2008

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芽吹き（和菓子）

しばらく暖かくて良いお天気が続いていましたが今日は冬に戻ったように寒かったです。でも買い物に行ったところの駐車場で春を見つけました。この花って桜ですよね？違うかな？満開でした。でもまだセーラム全体ではお花見の時期がきた感じではありません。春を待ちこがれてこんな和菓子を作りました。中の黒あんは「大地」、抹茶色のぎゅうひは「緑の芽吹き」、黄色は今が見頃の水仙、銘を「芽吹き」としました。街中が花であふれるのも、もうすぐです。

March 7, 2008

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初春（和菓子）

ここ２，３日比較的良いお天気が続いています。でもその代わり冷え込みました。私はセーラムの北の方に住んでいますが、朝は霜で真っ白でした。昨日、うちのほうは降りませんでしたが南にすんでいる人の話では雪が降ったとか。同じ街でもずいぶんお天気が違います。。。。新しい年になってから和菓子を作ってなかったのでおめでたく？紅白に色を付けて和菓子を作りました。中に入れた餡がやわらかすぎて形が崩れてしまったのと花の形に作ろうと思ったのだけれどぎゅうひの部分もやわらかくてうまくいかず、失敗作でした。材料をきちんと量らないで適当に作るので毎回「出来」が違います。でもこれは職人技ではありません。きちんと基本を押さえないと・・・和菓子作りも奥が深いです！形はイマイチでしたが、味はおいしかったです。（？）。。。朝は相変わらず、夜が明けるのは遅いようですが夕方はずいぶん「日が延びた」という感じがします。今日はお天気も良かったせいか５時を過ぎても明るかったです。着実に季節は動いている、と思いました。「春よこい、早くこい」

January 16, 2008

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サツマイモ

最近、朝窓の外を見ると地面やお隣の屋根が真っ白に霜で覆われていることが多くなった。昔（？）枯れ葉を集めてよく焼き芋をしたっけ・・・今はどんな田舎でも簡単に「落ち葉焚き」を出来なくなったらしい。セーラムも市街地はたき火はできない。 ♪垣根の垣根の曲がりかどぉ～、たき火だたき火だ落ち葉焚き～♪ という歌も死語ならぬ死歌になりそうです。おいしいサツマイモもなかなかここでは手にはいらない。というわけではないが「サツマイモ」の和菓子を作った。前にも一度サツマイモのお菓子を作っているけれど今回のは材料が少し異なる。白玉粉と上新粉を半々くらいに混ぜた生地にお芋の皮の部分は紅いものフレークを混ぜて色付けした。中の黄色い部分はカボチャで色づけした。一般的に「すあま」と呼ばれるお菓子で、サツマイモの形に造形した物。そろそろ秋も終わり、もう初冬と言えるような今日この頃です。

November 17, 2007

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カボチャまんじゅう

今日はハロウィンです。買い物に行くとスーパーの店員さんも魔女の格好をしたりちょっといつもと違うお化粧をしたり・・・レジの所にはクモの巣がはっていたり・・・この日はオレンジ色のカボチャをくりぬいて中にろうそくを入れて玄関先に飾っておく家が多いです。ことし、我が家はハロウィンの行事そのものをパスしてしまいました・・・そのかわり？カボチャを使っておまんじゅうを作りました。以前に作った和菓子とはちょっと違って中のあんもかぼちゃです。実は夕べ煮たカボチャが今ひとつの味だったので皮を取りお砂糖を加えてカボチャあんに作りかえてしまいました。その一部を外側を作るもちこに混ぜました。茎の部分はカボチャの皮を利用しました。大福系のおまんじゅうです。ご馳走してあげた友人が「あんまり甘くなくて、さっぱりしてていいわー」と評しました。ほめられたんだか、けなされたんだか・・・

October 31, 2007

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秋深し

ついこの間まで「夏」だったのが嘘のようです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Bush Parkの紅葉）しっとりと落ち着いた日々が続いて（実は雨ばかりの日々ですが）和菓子が食べたくなる季節になりました。「金時豆のかのこ」と「栗入り浮き舟」を作りました。浮き舟は白あん、黄身、小麦粉、砂糖を混ぜた中に卵白の泡立てた物を混ぜ、型にながして蒸したお菓子です。しっとりとしてさっぱりした甘さのおいしいお菓子です。鹿の子は金時豆の甘納豆を使って作りました。沢山作ったので一つ一つラップで包み冷凍しておきました。大抵の和菓子は冷凍でき、常温で解凍すれば作りたてのおいしさを味わえます。

October 19, 2007

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満月まんじゅう

日本では中秋の名月は２５日だったということですが、あれっ？へんねぇ、うちのカレンダーには今日２６日に満月の印が付いているよ・・・今日は十六夜の月かな？いずれにしても今日のお月様はきれいでした。夕方、お月様の写真を撮っていたら、近所のオジサンに「グリーンチーズを撮っているのかい？」と言われました。？？？？調べてみたら「月は古くからチーズのようだ」といわれているそうです。月が欠けていく様子がチーズをかじったように見えるところから来ているようだとのこと。またGreen　Cheeseに関してはアポロ計画以後の月に於ける地震の研究からそのように比喩されるようになったと言うことです。月着陸船で人工的に起こした地震によって、震源からの衝撃波の到達速度を調べたとき月の岩石は地球のどの岩石よりずっと早かった。これに対しチーズで衝撃波の伝達速度を測った“おもしろい”学者がいて月の岩石を伝わる衝撃の早さは地球上に見られるどんな岩石よりもチーズに非常に近いというデータが出たそうです。そんなことから The moon is made of green cheese　と比喩されるようになったと言うことです。ちなみに　Green　Cheese とは熟成してないやわらかいチーズという意味になるそうです。思わぬところで英語の勉強をしてしまいましたね。今日、満月だというので久しぶりにおまんじゅうを作り「満月まんじゅう」とそのものズバリの名前を付けました。外側は餅粉と白玉粉を混ぜ、カボチャのフレークで黄色の色を出しました。中はあずきあんです。もちの部分がやわらかすぎてまん丸にならなかった「満月まんじゅう」でした。

September 26, 2007

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寒椿

今日は今季２度目の大雪（ちょっと大げさかな）、雪でした。お昼前には止みましたが北側は夕方になってもまだたくさん雪が残っています。こんな雪の日に似合いそうな椿のお菓子を作りました。よく作る「もち菓子」ですがちょっと色を変えるだけで全く新しいお菓子を作った気持ちになります。椿の葉っぱは友人宅から頂きました。こんな寒い日が続く毎日でも葉っぱの緑がとてもきれい。花の色がとても映えました。本物の寒椿はもう少ししないと咲きませんね。

January 12, 2007

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初春（創作和菓子）

新年にあたりおめでたい和菓子を作りました。「初春」と名付けました。中は白あんをピンクに色づけしたあん。外皮は白玉粉＋もちこのぎゅうひ皮。飾りの花は「梅の花」、のつもり。伝統的な新年を寿ぐお祝い菓子に「花びらもち」というのがある。中に味噌あんをいれ、ゴボウの蜜煮で飾る。（私は実際はたべたことがないのでどんな味がするかわからない）味噌あんも、ゴボウの蜜煮も無かったので形だけ花びらもちに似せました。何となく「紅白」でおめでたい感じになったかな。

January 4, 2007

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蒸しケーキ

蒸しケーキを作った。生地に白あんがたっぷり入っているので普通の「蒸しパン」よりずっとしっとりとしして、それでいて口当たりの軽い和風ケーキ。「教科書」は何も入らないレシピだったがちょっと淋しい感じがしたので甘納豆を入れたのも作ってみた。ずっと昔たべたことがあるような、それでいて新しい味であるような・・・そんな「蒸しケーキ」でした。

December 27, 2006

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菊花（和菓子）

和菓子を作りました。創作和菓子を作るときは「名前」が先で、後から「形」ということが多い。今回は「形」がさきで「名前」が後だったのでなかなか思うような名前が浮かんでこない・・・・「かのこ」と作り方、材料はほぼ同じ形が少し違うだけです。テレビでちょうど「菊人形」のことをやっていたので銘を「菊花」とすることにしました。花びらの黄色いのは栗の甘露煮（缶詰）中央は餅（白玉）と白あんもう一方は栗の頭が少し出るようにして小豆あんでくるみ、甘納豆を周りにつけました。形を落ち着けるために両方とも寒天液を流しました。和菓子は作っている時が楽しい。そしてお世辞でも「おいしい」といってくれるとなおうれしい。

November 17, 2006

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十三夜

この間（11月3日）は十三夜だったそうです。あいにく11月に入ってからずっと雨降りで、今秋、雨降り開始が遅かった分、この一週間の雨量は相当な量でした。やっと今日夕方、ちょっと雨が上がりました。でも、天気予報を見ると10日先までずっと雨みたい。そんな土砂降りの毎日だったのでお月見どころではありませんでしたが中秋の名月の時もお天気が悪くてお月見は出来なかったし、「片見の月」にならなかったからよかったかな。（縁起が悪いんだって）と、いうわけでこの間「満月」というお菓子を作った（10月26日）ので今回作ったお菓子を「十三夜」という名前にしました。ちょっと写真の色が悪いですが・・・そばにいるウサギさんは日本からのおみやげに頂いたのゼリー菓子です。十五夜を別名「芋名月」というのに対し十三夜は「栗名月」ともいうそうですから、この間作った方を「十三夜」という名前にした方が良かったかな。中味はカスタードクリームで一見洋風ですが外皮には白あんが少しはいっている蒸しまんじゅうです。

November 8, 2006

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満月

和菓子が似合う季節になりました。久しぶりに我が家に友人達が集まったので和菓子を作りました。何を作ろうか悩んでいるうちに時間が無くなってしまい、そんなとき少しの時間でたくさん出来るのは「大福系」のおまんじゅうです。餡は冷凍してあります。缶詰の栗の甘露煮があります。この間頂いたカボチャが少し残っているので電子レンジでチンしました。白玉粉（と足りない分をもち粉で代用）に水を入れてよく練りそこにやわらかくしたカボチャをつぶしてから入れて一緒によく混ぜ、砂糖を入れます。分量にもよりますが、途中何遍もかき混ぜながらおよそ３分電子レンジに掛けます。あらかじめ栗を真ん中にしてあん玉を作っておき、出来た餅でくるめば黄色のお月様のできあがり。１５個の大福がおよそ３０分で出来ました。でも今日のはちょっと「モタッ」として重い感じになっちゃったかな・・・中秋の名月はもうとっくに過ぎてしまったけれど銘を「満月」としました。

October 26, 2006

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冬支度

先日、働き者の友人が「大きな木を丸ごと買って自分で薪を作った」といいました。この辺りのだいたいの家には暖炉があります。（我が家にもある！）普通、暖炉には偽物の薪がおいてあって電気やガスで火がつくことが多いですが、中には「薪を焚く本物の暖炉」があるところもあります。そんな家はひと冬中の薪が必要になるわけですが、たいていはスーパーなどに薪が売られているのでそういうところで調達するのだろうと思います。中には友人宅のように丸太を買って自分で薪割りをする人もいます。その大変な労力を考えたら「買った方がいいんじゃないの」というと、やっぱり値段がまるで違うのだそうだ。（当たり前か？）そんな話を聞いてこんなお菓子を作り、銘を「冬支度」としました。中途半端に残った羊羹を薪に見立てて切り、あん玉にくっつけ寒天で固めました。アイディアだけは私ですが、羊羹も餡も出来合いのものを使ったので「わたしが作ったとはおこがましいですが・・・今日は朝からどんよりと暗く一時本格的な雨になりました。これから雨の降る時間が日に日に多くなり、どんどん冬に近づいていきます。

October 16, 2006

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緑陰（創作和菓子）

一週間前の１００度を超えるあの暑さはなんだったのか・・・あまり暑いと和菓子など食べたいとも作りたいとも思いませんが、今日はちょっと食べたいなぁ、と思うような涼しさです。オレゴンの夏はこれが普通、のはずです。又、和菓子を作りました。中は黄身あん（白あんに黄身を混ぜたあん）です。外側は餅粉と白玉粉をまぜ電子レンジで作った生地です。その半分に枝豆をフードプロセッサーに掛けペースト状にした物を混ぜて色づけしました。それらをを薄くのばしました。ほのかに枝豆の香りがして、涼しい木陰のイメージです。枝豆の代わりに（自作の）ブドウジュースを少し混ぜて作ったときはうす～い藤色の生地が出来、その時は「はごろも」という銘にしました。和菓子作りってその時の気候、気分でいくらでもレパートリーが増える、楽しい仕事？です。

July 29, 2006

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せせらぎ（創作和菓子）

和菓子を作りました。中の緑色の餡は冷凍のグリンピースと白あんを混ぜた物。枝豆があったらよかったのですが、冷蔵庫にあったのが冷凍のグリンピースだったのでそれを使いました。生和菓子は「季節」に重きを置くので冷凍物を使うのは邪道かも知れません。緑あんの上に透明の寒天をのせ、涼しさを表現しました。昔、奥入瀬の渓流をひとりで旅したことを思い出しながら作りました。こうして自分のアイディアで作ったお菓子に名前を考えるときが又楽しい。私は俳句の趣味はないが名前は俳句の「季語」から取ることが多いです。が、「せせらぎ」が夏の季語にあったかどうかわかりません。まぁ、何となく涼しさを感じてもらえればいいかな？そして「おいしい」といってもらえたらまた次の「新作」の創作意欲がわいてこようというもの・・・・（無理矢理おいしいと言わせてる？）

July 10, 2006

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桃山

「桃山」というお菓子を作りました。黄身を練り込んだ白あんの表面に焼き色を付けた和菓子のことを「桃山」というそうです。白あんに黄身を練り込むときに「味甚粉」という粉を使うようになっていましたが、ないので、もち粉を使いました。「味甚粉」も「もち粉」も原料は餅米、製法がちょっと（大部？）違いますが、白あんを300ｇ使ったうちの味甚粉は大さじ二分の一の使用でしたから「もち粉でも　ま、いいか・・・」で作りました。中の餡は白あんの方が良さそうですが外側の皮を作るほどしか残っていなかったので今回は黒あんを使い、また栗の甘露煮があったので一緒に中に入れたので「栗いり桃山」になりました。表面の模様はたまたまそばにアイスクリームの「ヘラ」があったのでそれを使ってみました。焼き上がった直後はパサパサした感じですが、半日から１日密閉容器に入れておくとびっくりするくらいしっとりとしたやさしい焼き菓子になります。

June 13, 2006

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ひよこ？

こんなお菓子を作りました。東京の、とあるお菓子をまねて形作ったお菓子です。口さがない友人達が「ひよこ？アザラシかと思った。いるか？いやオットセイ？この間見てきたシャチじゃないの？」などと勝手なことをのたまう。でも、写真に一匹いや一個しかのせられなかったのは他の物はどちらかというと友人達がコメントしたような姿そっくりの出来だったのです・・・・栗まんじゅうのレシピで作りました。東京の物とは姿形も味もほど遠い物でした。黒ごまの目もかわいいでしょ？どう見てもやっぱりアザラシか！！

May 13, 2006

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揚げあん玉

揚げ餡玉、というお菓子を作りました。いわゆる洋風の餡ドーナッツとの違いは餡玉の大きさ対する小麦粉生地の部分が少しすくない、かな？みりんが入るのも違うかしら。揚げパンではなく揚げまんじゅう。餡の中に教科書ではクルミを入れるようになっていましたがちょうどおつまみ用のミックスナッツが沢山残っていたのでそれを使いました。結果、アーモンドやクルミやヘーゼルナッツなど色々なナッツが入りました。仕上げに和三盆をふりかけて上品にしたかったけれどそんな高級品があるはずもない。ブラウンシュガーを茶こしで振りかけてみたけれどうまくはいかず、グラニュー糖をまぶすことになった。あぁ、これは完璧、餡ドーナッツだ！

April 23, 2006

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花もち

セーラムはきのう桜が満開でした。天気予報では今日からしばらくまた雨模様です。ひと風吹いたら桜吹雪となって散ってしまうでしょう。今日は「花もち」なるものを作ってみました。作り方、材料は基本的には大福と大体同じです。全部白玉粉で作った方がおいしいけれど値段が高いので白玉粉を半分、安いもちこを半分という配合で、電子レンジ使って作りました。。この「かわ」を三等分して一つは白のまま、一つは色粉を少々入れてピンク色に、もう一つは抹茶を入れてグリーンに色づけしました。あんことイチゴはなかなか相性がいいので小さく刻んでいれ、餡玉を作りました。そしてそれを白玉の皮でくるみ、真ん中をへこませゆで卵の黄身で飾りました。本当は花の形にしたかったのだけれどうまくできませんでした。もちもちしておいしかったですよ。

March 29, 2006

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イチゴ大福

このところビーバートン（日系スーパーがある）まで買い物に出かけてないのでおせんべいなど日本のおやつが乏しくなりました。つまむものが欲しかったので久しぶりに大福を作りました。春らしくイチゴをいれて・・・でもね、ここの今のいちごはカリフォルニアから来る「ばかでかイチゴ」でそのまま使うと巨大大福になってしまう。なので刻んでいれました。切り口が綺麗でないのであまりおいしそうに見えないのですが・・・餅粉に水を入れて３分間チンして出来た皮で市販の黒あんといちごを包んで出来上がり。ちょっと酸っぱさが利いたイチゴ大福でした。

March 15, 2006

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栗まんじゅう

栗まんじゅうを作りました。初めてこの栗まんじゅうの作り方を友人から教わったときこんな和菓子が素人にも出来るんだ！と驚きました。栗まんじゅうの作り方を教わったことが、私が「和菓子作り」に凝り出したきっかけでもあるのです。栗まんじゅうの中は白あんですが外皮は小麦粉と卵とバターのクッキー生地なので半分洋菓子のようなものです。白あんの材料になる白花豆や白インゲン豆はこちらでは手に入らないのでLima　beans　という豆を使って作ります。今ほど日本のものが楽に手に入らなかった昔、少しでも日本のものに「ちかいもの」が食べたくて、手に入る材料を色々工夫して「それらしいもの」をつくった、と３０年も４０年もここで暮らしている人に聞きました。ライマビーンズを使って白あんをつくる、というのもそんなことの一つだったのだろうと思います。今回は一個一個を小さく作ったのに時間を少し長く焼きすぎたので下が焦げてしまったこと、そのせいか中に入れた栗の甘露煮がパサパサした感じになってしまった。また仕上げの卵の塗り方が雑で出来上がりがイマイチ「きれいさ」に欠けてしまった。和菓子職人、まだまだ修行が足りんわい！

December 5, 2005

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浮島

性懲りもなく和菓子を作っています。これは「浮島」といいます。しっとりとした和風カステラという感じの食感で、甘すぎず、重すぎず・・・・和菓子（に限らず何でもですが）は私は自分の好きなものしか作りません。「浮島」は好きな和菓子のうちの一つでもう何度か作っています。生地の半分を抹茶で色づけし、間に甘納豆と栗の甘露煮（缶詰）をいれ、蒸し器で蒸します。白あんに卵が入り、泡立てた卵白の力でふくらませますので、純然たる和菓子というより洋菓子（ケーキ）と和菓子の中間のお菓子といった方が良いのかも知れません。この箱はどなたかに頂いたお菓子の箱の表に（お店の名前が書いてある所に）千代紙を貼りました。そして出来上がった「浮島」を切り分けて形よく入れ「Oregonmomの和菓子屋本舗」のシールを貼って訪問するお宅への手みやげにします。それにしてもこのお菓子は何で「浮島」というのでしょう。なかなか風流な名前ですよね。

November 23, 2005

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さつまいも

先日大学芋を作ったのできょうは焼き芋を作り・・・いえサツマイモ（の形をした）和菓子を作りました。作り始めたときは別の物を作るつもりだったのですがうまくできなかったので急遽予定変更、「さつまいも」にしました。外皮の色は白あんを紅いものフレークで色づけしました。中は白あんだけの物と同時進行でまた「オレゴンの月」を作ったのでそのきいろのかぼちゃ餡を入れた物と２種類作りました。中が白いのはアメリカのお芋、黄色い方は紅東、なぁんてね。さつまいもに見えるでしょうか。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝題名とは全く関係ありませんが日本時間の今日（１５日）は紀宮様の結婚式ですね。おめでとうございます。末永いお幸せをお祈り申し上げます。お母さまの美智子皇后さま、お寂しくなってしまいますね・・・

November 14, 2005

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かぼちゃ

友達のそのまた友達が日本から遊びに来たからとお茶に呼ばれました。日本でおいしいものを食べている人にまがい物の和菓子を食べさせるのもどうかと思いましたが・・・・・時節柄、街中かぼちゃであふれているので「かぼちゃ」の和菓子を作りました。中は冷凍保存してある市販の黒あんが入っています。外側は上新粉ともちこ、砂糖を合わせて電子レンジでチンして作りました。実をいうと「教科書」の「柿」を作ろうと思って始めたのですが色を付ける段階でかぼちゃの粉末があるのを思い出しそれで色を付けたので急遽形は「かぼちゃ」にしたのです。できあがりは・・・・うーん？いまいちだったかな・・外側の生地が少しこなっぽかったこと、全体の色が薄かったこと。これも研究の余地あり。写真のお菓子の上にあるかぼちゃは別の友人が布で作った「かぼちゃ」です。この形を見ながら和菓子のかぼちゃを作りました。会社から帰ってきた夫が「おぉ！」と笑った一品です。（笑った意味はかぼちゃに見える、ということらしい）

October 11, 2005

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オレゴンの月

きのう友達の誕生会があったので、久々に和菓子を作りました。この写真を見て「オッ！」と思った方は千葉県C市界隈に詳しい方だと思います。この街の老舗和菓子屋の銘菓「○○の月」はとても上品でおいしいお菓子です。和菓子は毎日食べたいものではありませんがたまに無性に食べたくなるときがあります。「○○の月」もそんなお菓子のうちの一つです。でもこんなとんでもないところ（？）にいるとなかなか食べられません。そこで自分で作ってみました。始まりは「黄身時雨」というお菓子を作っていてうまくひび割れなかったことにヒントを得ました。何年か前C市出身の人たちが沢山いる集まりに持って行って「盛り上がった」事がありました。この間一時帰国した友人に「見本」を買ってきてもらってさらに「研究」してこんな風に出来ました。「オレゴンの月」と命名しました。入れ物は本物のリサイクルです。本物に比べるとお月様の色が少し白っぽく満月と言うよりは十六夜の月、かな？まだまだ研究の余地あり・・・（当たり前か！）本物と比べると？？ですがこんなもの、と思って食べればなかなかですよ。

September 27, 2005

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かるかん

「かるかん」と言うお菓子を作りました。かるかんは鹿児島銘菓の一つで島津藩に献上されていたという由緒あるお菓子だそうです。本来は自然薯と砂糖と米の粉だけから作り、自然薯の粘りでふくらませるお菓子です。が、「自然薯は手に入りにくいので長いもを、またレンジを使って作るという目的のため卵白を加える」というレシピをもとに作りました。実に簡単、できあがりはレンジ製とは思えないつややかでしっとり、蒸しパンみたいな食感です。甘納豆を散らして「あずきかるかん」にしました。フードプロセッサーと電子レンジを使った簡単レシピです。材料と作り方１，皮をむいた長芋(50g）を2cmぐらいの大きさに切り、水にさらした後　　よく水気を切ってフードプロセッサーにかける。２，グラニュー糖（70g）を２－３回に分けて　１　に入れ回す。３，２　に水（50cc）を３回くらいに分けて入れ回す。４，３　にふるった上新粉（50g）を入れなめらかにする。５，ボウルに卵白（２分の１個分）を泡立て、砂糖(10g）を加え　　さらに固く泡立てる。６，５　に　４　を加えてザックリと混ぜ合わせる。７，クッキングシートを敷いた型（19×9×6cmの耐熱ガラス製パウンド型）に　　６　を流す。　　（あずきかるかんにする場合はここで甘納豆を散らす。）８，レンジの中に割り箸を２本おきその上にラップをした　７　を置く。９，約３分加熱する。竹串を刺して何もついてこなければOK。　　レンジによりワット数が違うので注意しながらやってください。2分の1個の卵白は計りにくいので上記の倍の量で作りました。レンジは日本の物より大部大きいので、倍の分量で作っても４分半で出来ました。懐かしい、と言う感じのおいしいお菓子です。

August 8, 2005

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わらびもち

「わらびもち」を作りました。今日はそれ程暑い日ではありませんでしたが、夏の暑い日、適度に冷やしたわらび餅のつるんとした感触は格別です。わたしの好きな和菓子の一つです。今日は電子レンジで作りました。普通は鍋に入れて直火で練りますが、わらびもち粉は生地にコシがあるのでとても力がいるし、焦げやすい。完全に火が通るまで練り上げるのが大変です。（と、教科書？に書いてあります。）その大変さを電子レンジが解決してくれました。ほんと！実に簡単！出かける間際に大急ぎで作った割にはおいしくできました。食べてくれた友人達がいつもよりおいしいと言いました。私は「原材料の違い」とその時は言いましたが、後で考えたら電子レンジを使ったので「十分に練り上げられて」おいしかったのかも知れません。「信玄餅」風にして黒蜜をかけて食べました。今日、友人宅を訪問したので手みやげに「私の和菓子」を持って行きました。いつものように『Oregonmomの「気まま堂和菓子本舗」』のラベルを貼って・・・～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～今日の日記が記念すべき「１００回目」の日記でした。こんなに続けられるとは思っていませんでした。いつ、ネタ切れになるかと・・・・日記に限らず「三日坊主」のことが多い私にしては非常に！！珍しいことです。この先いつまで続くかな？まあ、気負わずにがんばろう。

July 11, 2005

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水無月

このお菓子を６月の３０日に食べると夏の病除けになる、と伝えられているそうです。もっちりとした食感が特徴のういろう菓子です。本来ならば上用粉（米の粉）を主に本葛を合わせて使って作る和菓子ですが、両方ともなかったので、上新粉（同じく米の粉ですが上用粉のほうがさらにきめ細かい）と本葛の代わりにわらび餅粉を使いました。あ、意外においしいかな？上用粉というのは今まで使ったことがないし、ここでは手に入らないけれど上新粉でも充分いけます。このお菓子は初めて作りましたが「もう一回つくってみようかな」と思いました。ラベンダースティックを作り終わった後、友達と食べました。今年の夏は「病知らず」かも・・・（いつものことか！）

June 30, 2005

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梅雨（寒天和菓子）

こちらにはいわゆる「梅雨」はありません。いつもの年なら４月の後半から殆ど雨が降らなくなり、６月になるとすっかり夏の装いになります。それが今年はどうしたことでしょう。未だに雨が「しっかり」降っているのです。今日はサクランボを取りに行く計画でしたが中止になってしまいました。一日中、しとしと雨が降り、その上とても寒かった。最高気温は63度F(17度C）だったようですがもっと寒く感じました。雨が降っていても殆ど湿気を感じず、さっぱりとしているので救われます。そんな寒い「梅雨」にはちょっとあわないかも知れませんが寒天を薄い水色に着色して、ミントを少したらし、甘納豆をちりばめて固めました。梅雨の間の晴れ間という感じかな？あしたは晴れると言うことです。早くいつものさわやかなオレゴンの夏が来ないかな・・・・

June 27, 2005

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青梅

この間引っ越しをしたA子さんの新居を訪ねました。ポートランドの衛星都市、Beavertonは近年人口増加が著しいところで新しい住宅がどんどん建っています。今、建設中の団地（？）の一角に新居を移したA子さん達は新婚さんのようでした。何よりも息子さん夫婦の家から「スープの冷めない距離」に住めるようになって安心したようです。今日、新居訪問に当たっておみやげにまた和菓子を作りました。（最近なんだか作りすぎってかんじ？！）ちょうど今頃は実家の裏庭の梅の実がこんなだろうなあ、と思い出しながら作りました。梅酒の中に入っていた梅を餡でくるみ、薄緑色に染めた求肥で包みました。そして筋を付けてなんとなく青梅っぽい感じにしたつもりなんですが・・・

June 17, 2005

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わらびまんじゅう

また（？）和菓子を作りました。この間「初夏」という名のお菓子を作ったときのあん（冷凍）が残っていたのでわらびまんじゅうを作りました。わらびもちこを使ったので「ぷりぷりして透明でこしの強い」皮ができました。「ぷりぷりしてこしが強い」ということは包みにくいと言うことであまり良い形には出来ませんでした。中に入れた枝豆あんの緑や小豆あんの色がほのかに見える・・・はずが、形を整えるためにきな粉を使いすぎて中が見えなくなってしまった・・・・お客様に召し上がって頂いた上に、無理矢理！おみやげに差し上げました。（迷惑だっただろうに・・・）

June 11, 2005

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