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テーマ:コンサート情報♪(7)
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今日の演奏
Alban Berg 「バイオリン協奏曲 ある天使の思い出のために」 Anton Bruckner(「交響曲7番ホ長調(ノーヴァク版)」 ともに頭文字がABの音楽家です、不思議な偶然♪ 指揮ヴォルフ、ディター・ハウルト バイオリン 戸田弥生 新日本フィル交響楽団 場所が都心から離れてるのにほぼ満席。 いつも思うのですが完売とか言われチケット入手できないときでも必ず、前列かなり空席あるんです。 これって招待されてる人用みたいですね、でも行かれないなら誰かに譲るなり当日券として早めに手配すれば、感激をより分け合う人が増えるのに残念です。 以前関係者から友人へそれが私にとチケット回ってきて完売のコンサート行けて凄く嬉しかった経験あり。 それに演奏する方に失礼ですよね、今回も前3列かなり空席。 音楽好き学生さんとかクラシックは高いので誘ったら喜ぶのにといつも思います。 新日本フィルは初体験、女性がなんとなく多いような。 コントラバスも女性がいました。 比べられるほど交響楽団は行ってないので、その辺はわかりませんが。 ベルクは初体験。 シューンベルクの弟子、新ウイーン学派結成。 文学青年で最後のロマン派、最後は不倫の恋にささげたドラマチック人生>すべて初知識。 天使~と言うイメージから予想ははずれてました。 ある天使とはとある亡くなった子供にささげた曲だったんですね、ただ美しいだけでなく、嘆き悲しむ様子というかリズム破壊が予想外だったので。 お目当てのブルックナーは不思議な人です。 当時音楽家としてオペラなしに成功することはほとんど出来なかったそうです。 全管弦楽をつかい演奏時間が1時間も越す交響曲を演奏することなしにただ つくり続けるなんてありえないことだったらしいです。 前回聞いた読売交響楽団より、強弱がはっきりしたわかりやすい演奏でした。 同じ宇宙空間漂い感でもこちらの方が天の川付近に漂うというか、先日は何万光年先の星座付近の漂い方、よく言えませんが渋い演奏でした。 目を閉じてプラレタリウムにいるような感覚になります。 とにかく7番は美しい、夢幻に美しい♪ 彼の音楽聴いてると、人の行くつく先はどんな栄光に包まれた人も、惨めな人でも、待ってるのは死、でも死ってきっと絶望じゃなく宇宙へと帰るような幻視を抱きます。 私は死んだらお葬式にこの曲を流して欲しいと思います(笑) 70分があっという間で、現実に世界に戻りたくない、もう少しと思わせる貴重な音楽体験。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.05.23 00:12:19
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