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2008/09/15
テーマ：楽器練習方法大研究♪(417)
カテゴリ：ペッポコ君たち
床に手を着いてしまった、思わぬヘマに動揺をしている私
ちっ、ヘタこいたぜ、ブツブツと言ってる間にもまだ セッティングが終わらない、まぁいいや、セッティングに時間が 掛かるのもいい演奏がする為に仕方ないモノかも知れません でも私が見てる限りでは、どう身内贔屓をしても疑問符が付きます キミ達のパパやママもある程度身内贔屓で見てるでしょう キミ達のＯＢやＯＧもある程度身内贔屓で見てるでしょう でもね、一般のお客様はどうかな、どう思うのかな 逆に時間が掛かっても、一生懸命セットする姿には好感を覚えるでしょう でも、その動きの中に身内贔屓の私すら好感を探すのは難しいです もしかしたらこの動きに今年の代が象徴されてるのかと思う程です まぁ～そうは言っても、待っていれば演奏は始まります 顧問の先生がようやく指揮台に立ち、指揮棒を構えます それでもまだキョロキョロしてるヤツはいます アホかてめぇ～はと思いますが、まぁ～私は許しますが でも世間様は到底許してくれないと思いますよ 最初の１曲目はマーチです、元気良く明るく演奏するマーチです １２小節間のパーカッションの演奏の後ブラスが入ります その最初の１２小節、いつだか武蔵野音大で演奏して めちゃめちゃヘコった１２小節、私の中で緊張が走ります 最初のスネア、ピアニシモのスネア、もう最高です 本当にいい音がします、このとき思い出しました あのスネアのスナッピーは、その辺にあるようなスナッピーでは無いのです そんじょソコらのスナッピーでは無いのです、埼玉県の高校で これを使ってる学校はまず無いでしょう、そのスナッピーは ブラックニッケルです どうだ!!正直その辺のドラムショップには売ってませんからぁ ピュアサウンドのスナッピーでもさすがにプラックニッケルは ありませんからっ!!しかも裏のヘッドはルネサンスですからっ!! もう絶対ぇ負けねぇ～って音ですよ、ピアニシモでこんなに 意思の強いスネアは他にありませんね（←やや大袈裟です） でもね、いくら機材がよくてもね、肝心のチューニングがダメだとダメ 以前は私がチューニングをしてましたが、ここ数ヶ月は一切やってません もう完全にペッポコ君たちにお任せです、いわゆるツカミだけ伝えて あとは完全にお任せです、にもかかわらず、とてもいい音にしています 単体でチューニングした音と合奏に入った音とは違いがあるコトや 単体での音の響きはややコッチ方向の持っていった方がホール鳴りがいいコトや チューニングを揃えても叩き方でこんなに音が違うコト、それだけを 伝え後は完全に放任状態、たぶん相当思考錯誤を繰り返したでしょう 今の今でも自分達では不安のあるチューニングでしょう でもとてもいい音に仕上がってます、ありえない程の機材と 思考錯誤の繰り返しでこの音が出来たと思うと、先ほどの セッティングの緩慢さなど吹き飛んでしまします 私この１２小説の間に、その僅かな時間にそんなコトを思いましたよ、 一番最初の１２小節、フレーズをキメ、音色をキメ、音魂をキメ そして１３小節目にブラスが入ります、そのブラスがガッチリ入れる為の １２小節、ブラスの勢いを出すための１２小節のパーカッション、 もう今までに無いほどの出来のパーカッション、そして １３小節目からのブラスが入って来たぁぁぁ ってオイこら、１３小節目からのブラスっ!!! もう愕然としました、あああああぁぁぁ、どうしてキミ達は いつもそうなの？１２小節間徐々に盛り上げてる訳 パーカッションが今までに無いほどの演奏で盛り上げてる訳 なんでそれを受け継がないの？なんでバンド内でハートの受け渡しが無いの？ ねぇ？いつも疑問に思うんだよソコがよっ！！聞いてないの？ パーカッションの１２小節を聞いて無いの？感じてないの？ どうして？１３小節目にブラスが入って、まるで夢から醒める感じ 現実に引きずり戻される感じ、いつものキミ達の演奏に引き戻される感じ 去年までのキミ達はさ、ステージの時だけオレを別世界に連れてってくれたじゃん なんで今年はいつも合奏でやってる演奏を本番でもやるの？ 本番でアドレナリンは大爆発しないの？なんでいつも同じなの？ 正直、普段の演奏が本番でも出るのが普通なんです 正直、去年が異常であるコトも判ってます 正直、本番だけヤク中患者みたいに変わる演奏なんて異常です だったらさ、普段の演奏も気合バリバリに入れて演奏しなくちゃいけないじゃね？ 「いやいや、先輩ね、私たち一生懸命やってますよ」 あのね、一生懸命やってるってのは周りが決めるコトでね 自分達の言葉から言っちゃいけない言葉なの 自分達の言葉から一生懸命やってます、なんてコトが出たら ソコでボーダーラインが決まっちゃうじゃん、自分達自身で線を引いちゃうんですよ いくらやっても認められないとか言う不満の声もね 自分達が引いた線があるから不満が出るんですよ やるべきことはやった、そんなのなんで自分自身がわかるの？ やるべきこと？そんな全体像が何故、当事者がわかるの？ オレから見れば、あれやったの？これやったの？ってコトが山ほどある でもキミ達は勝手にボーダーラインを引いてるからそこから先はＯＫなんでしょ そんなコトを思い巡らせ曲を聴く、でも曲が進むにつれブラスも炸裂してくる ビックリするような熱い演奏になって来る、でも今度はパーカションが 肝心な所でヘコる、ごらぁオマエらさぁ～ブラスがこんなに熱くなってるに なんでそんあジョボイ音を叩く？なんでブラスの音の熱さを受け継がないの？ もうコレが今年の代の象徴です、はっきり分かったよ、 ようするにね、キミ達ね、平気でとんでも無いコトをやるんです それは世間で言うところの 「門前払い」ってヤツです オレ以外にも諸先輩から貴重なアドバイスをいただくじゃん 絶対ステージに立ってる演奏者では分からない貴重なアドバイスをいただくじゃん でも平気でそのアドバイスにむかって「でも、これは､､､」って 反論を出すじゃん、これってね、世間で言う門前払いなんです 実はこれ各パート必ず出るんですよ、平気で反論するんです とは言いながら後でよく考えて結局はその意見を受け入れてくれるんですが 最初は門前払いをするんですね、これきっとクセなんでしょう 最終的には諸先輩の意見を受け入れる、でも最初は門前払いをする そこの大問題があるのでは無いでしょうか？ ステージの演奏てのは結構水もんでね、その場その場の一瞬の勝負な訳 後から悔やんでもそのステージは戻ってこないのね、 ブラスがこーやった、パーカスかこーやった、ステージ上では 一瞬のハプニングみたいなモン、それを常に受け入れる体制が無いと 次の一手が取れない、一瞬の出来事を門前払いするクセが付いてると ブラスがどうやろうとも、パーカッションがどうやろうとも 隣のバンドメンバーがどうやろうとも、最初は門前払い 徐々に受け入れててもそれではもう遅い、横の線は門前払い お客の反応は門前払い、コンダクターの意識は門前払い あれ？よく考えればそうじゃ無いな、と直した時は曲が終わってます てなコトを思い巡らせた１曲目 ん～？どうしようか？ ん？どうしようも無いかもなぁ～ と思った１曲目 やや諦めムードで聞いてる自分の姿を見ると また床に手を着いている ああああ また、やっちまったぁぁぁぁ！！！ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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