横浜駅伝に遅刻?
GW直前の仕事が忙しくて毎日終電だったこともあり、今朝起きたら予定より1時間半も寝坊しちゃった!もう8時だよ!綱島集合は9時だから、絶対に間に合わない!電車で1時間10分はかかるので、絶対に間に合わない!私は3区5km担当なので、間に合わなかったらどうしよう!責任重大な状況になった。我が家は休日だと誰も起きないので、私が大慌てでふとんから飛び出し、適当なものをリュックに放り込んで身支度を整えた。ハリーが同時に飛び起きて、「父ちゃん!どこ行くの?散歩か?」みたいな顔して付きまとってくる。「ごめんな、ハリー、今は散歩には行けないけど、帰ってきたら走ろうな!」そう言い残して家を飛び出していった。マラソンの時は例え距離が短くても朝食はしっかり食べないと走れない。ガス欠になると一流選手でも走れなくなるのは常識だ。まして3流選手だったら食べなきゃだめ。しかし、出がけにリュックに詰め込んだバナナやゼリー、サプリメントなどを電車の中で胃袋に流し込んだが、食べた気がしない。電車の乗り換えでの待ち時間はわずかで、コンビニすら寄れずに綱島駅に到着。大会スタートの20分前。途中で連絡をしておいたこともあり、会社の川田くんが駅で待っていてくれて、大急ぎで鶴見川の河川敷へ向かう。TMクラブは50人くらいの大所帯で、7チームくらい編成して優勝狙いチームもあれば女子チームもある。スタート直前ですでに第1区の選手はスタートラインに着いていた。大急ぎで挨拶と手続き、ゼッケンなどを受取り、着替えを済ませてアップをした。スタートは10時。大勢の第1走者が号砲と共にスタートしていった。すでに気温はうなぎ登りでどんどん上がり、走る前から空腹と暑さに参ってしまった。汗が噴き出す。アップをしていたら偶然楽天のミノルトトさんが声を掛けてくれた。こんにちは!トトさん、BIKEで片道25kmも走って駅伝に出るんだからすごいな。私だったら足を使い果たして走れなくなってるハズ。おしゃべりをしているうちに私の出番が来た。たすきをもらってスタート。時計は計っていなかったけれど、まずはさっそうと走り出した。5kmは殆どダッシュに近いスピードで走らねば・・・と思って意欲的に飛ばす。ところが1kmも行かないうちに頭がぼーっとしてきてスピードが落ちた。走れなくなった。予想通りのガス欠。暑さに弱い自分だが、これほど早く潰れたのは初めてだ。仲間の前を平然と走り過ぎたが、どんどんスピードが落ちる。3kmを過ぎたところでチーム仲間に抜かれた!「ガンバ!」と声を掛けられたが着いていけない。順位をどんどん落としながら走り、へろへろの状態で第4走者にたすきを渡し私の仕事は終わった。無事たすきが渡って良かった!空腹で頭がくらくらする。トトさんがやって来てくれた。給水しながらしばらくおしゃべり。毎年この大会では救急車のお世話になる選手が続出するらしいが、こう暑いと熱中症で倒れる選手がいてもおかしくない。自分も一歩間違えればそうなったかも?TMチームの本気チームは総合で8位入賞。10回大会頃までは毎回優勝チームに名を連ねるほどの実力あるチームだったが、最近は更に強いチームに押され気味。明日の朝練に備えて体力温存なのだとか?すごいレベルに圧倒されてしまった。昼前からの食事会は「コック長」並みの金城さんを中心に本格的な料理や豚汁などを頂きビールで乾杯。BBQどころかレストラン並みの料理に50人が舌鼓を打った。私は2食分しっかり頂き、満腹ですっかり苦しくなった。素晴らしい一日を有難う。駅伝はやっぱり楽しいな。