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カテゴリ:2009 北海道
納沙布岬を後にし、羅臼に向かいました。
途中、採りたての昆布を満載したトラックと何台もすれ違いました。 羅臼に向かう途中に、ガイドブックで野付半島というスポットを発見し、先っぽマニア(笑)としては、これは行ってみないと!ということで根室湾沿いの国道244号を北上しました。 釧路→根室までの道と違って、この道はほとんどクルマが走っていません。 こりゃいつロシアが攻めてきて上陸されても気付かないだろうなぁと思いました。 途中こんな川を渡りました。妙に馴染みのある名前です。(笑) 野付半島にやってきました。 ん~でも、ただ中州の上にひたすら道があるだけ・・・ ホントはこんな感じで天橋立みたいになっているようですが、高いところから見えるわけではないので、実際行ってみても、中洲の上の1本道をただ走るだけという感じになってしまいます。 ん~こりゃミスチョイスだったかなぁ? せっかく来たので 先端の灯台の写真だけ撮ってきました。 野付半島から北方領土の国後島はたった16キロ先にあるそうです。 16キロということは9マイルですから20ノットの船なら30分足らずで到達してしまう距離です。 ただこの日は天気が悪くて国後島は見えませんでした。 沖には国境警備の?海保の巡視船が走っていました。 野付半島の内側はこんな景色です。ホントにクマでも出てきそうです。 ここで写真を撮っていたら、多摩ナンバーのバイクのおっさんに声を掛けられました。 『よう!』 「こんちは。」 この後、何を言うのかと思ったら・・・ 『オレのバイクかっこいいだろ?』 「え゛?ハーレーですか。かっこいいですねぇ。」 『だろう。このバイク乗っているとモテモテなんだよ。』 と頼んでもいないのに北海道各地でねーちゃんと撮った写メを見せてくれました。 話を聞いていたら、おっさんは60代後半で、つい最近単車の免許を取ったそうで、免許取ってすぐハーレーを買って北海道に来たとのこと。 いい老後を過ごしているなぁと思って感心して聞いていたら、 『このバイクはすごいんだよ~坂道でもグングン加速してさぁ』 『でも、層雲峡でオービス光らせたんたけど大丈夫かな?』 と急に弱気な発言に・・・ 「あ~バイクは前にナンバーないから大丈夫ですよ。」 おっさんはホッとしたようで、 『これから旭川まで行くんだけど帰れるかな?』 「え゛?ここから旭川は5時間ぐらいかかるんじゃないですか?」 『そっかーどうしよう・・・』 おっさん、いいバイク乗っている割には全然計画性ないんじゃないですか??汗 ハーレーのおっさんと別れて、羅臼へ向かいました。 羅臼で行ってみたかったのが温泉! 海辺も温泉も有名ですが、夕暮れ近かったので簡単にいける熊の湯に行ってみました。 国道沿いに駐車場があり、川を渡るとすぐ温泉です。 川っぷちの森の中にあります。女湯は囲いがありますが、男湯は露天風呂です。 熊の湯は地元の人が作り、管理している無料の共同浴場です。 入浴の掟。ご覧のとおり厳しいです。 ただ、地元の人たちは口は悪いですが、親切に接してくださいました。 こんな感じの白濁した硫黄臭のする温泉です。 入ってみると、熱いのなんの!熱い湯好きの江戸っ子が通う下町の銭湯並です。 地元の人は涼しい顔して浸ってますが、観光客の人は肩まで浸かることもできず、ギブアップしていました。 わたしは我慢して浸かりましたが、体中痺れる熱さでした。 どうも地元の人の話を聞いていると、ほとんどの人が漁師みたいです。 沖で冷え切った身体を温めるため熱い湯に浸るようです。 身体の芯まで温まって、今日の目的地ウトロに峠越えです。 知床峠にやってきました。ついに知床まで来たのです! ただ、だいぶ霧が出ていて景色はイマイチでした。 霧がなければこの向こうに羅臼岳が見えるハズなのですが・・・ 峠を越えて、ウトロに方に国道を下ると・・・ 鹿がいました!今回の旅行初の野生動物との遭遇です! ウトロ側、オホーツク海の夕日です。 そう言えば、オホーツク海には初めて来ました。 ウトロの街です。 今日は結局朝から300キロほど走り、クタクタになったところでホテルにチェックインしました。 チェックインしてすぐホテルの風呂に向かったのですが、中学校の同級生と偶然バッタリ出会うサプライズがあり、ビックリしました。 風呂から上がり、夕食はホテルのバイキングをいただきました。 カニとイクラを死ぬほど食いました。 朝食べられなかった勝手丼を作れるコーナーもありました。 食べるのに夢中で写真撮るの忘れました。汗 てなわけで腹いっぱいで北海道2日目は終了したのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.21 22:49:29
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