サマソニ２日目。
今日は昨日お茶した友達も来ないってことで、
一人で時にがっつり、ときにまったり、マイペースで楽しもうかと。

■Amusement Parks On Fire＠Sonic
　もっと轟音ギターで迫ってくる感じのライブになるのかな、
　と予想していたら、確かに轟音ギターはあるんだけど、
　想像していたより、普通な感じのロックバンドでした。
　でも、音とかそれなりに気持ちよかったし、
　見ていて気持ちよく体が揺れる、そんなライブでした。

■THE　FEELING＠Sonic
　いや、このバンドは凄いわ。

　元々彼らのアルバム「12 Stops and Home」は「わたし的今年の１０枚」
　にいれてもいい、と思っているほどすばらしく良くできたアルバムで、
　めちゃくちゃいい曲を書けるバンドだな、と思っていたのですが、
　ライブバンドとしても素晴らしいバンドってことが判明。
　５人のメンバー、みんな上手いんだわ。CDでの凝ったハーモニー
　なんかも、４人のコーラスで完全再現ですよ（驚）。
　いや、ライブである分だけ、迫力がプラスされていたかも。
　完璧な曲を完璧な演奏で見せ付けてくれるんだもん、もうびっくり。
　そんでもって、新曲だと紹介していた「Join With Us」っていう曲を
　途中プレイしてくれたんですが、またこれが既存曲に勝るとも劣らない
　すげ～よくできたポップソング。
　なんかポップの神様がまとまって降りてきていた、そんなライブでしたぜ。
　
　メンバーのバックグラウンドとかよくしらないんですが、
　彼ら、只者じゃないぜ、と思わせてくれるそんなライブ。
　次のアルバムと、次の来日公演、めちゃくちゃ待ち遠しいです。　

※ご飯タイム
　今日は時間があんまりなかったのでさくっとご飯。

■PHOENIX＠Mountain
　最近の彼らのアルバム、CCCDってこともあって、
　CD屋で試聴して、結構いいじゃん、と思っても、買うことなく、
　なんだかそれっきり忘れていたバンド、って感じだったのですが、
　ライブ、なかなかよかったです。
　曲もいろいろバライティに富んでいたし、
　パフォーマンスも、ボーカルの人が最後は客席に下りてくるほど
　熱いもので、わたしの想像していたフェニックスとは
　違うフェニックス（もちろんよい方向に違ったのですが）が
　見れた、って感じでした。
　ポップな味もあるけど、それ以上にがっつりとした音を出す
　ロックバンドだなぁ、っていう印象。
　曲もなかなかよかったので、ＵＳ盤がＣＣＣＤではなかったら
　アマゾンかどっかで買ってみようか、なんて思ったのでした。

○The Cardigans＠Sonic
　フェニックス終わりで行ったので途中から。
　カーディガンズ、リアルタイムでそんなに聞いていなかったので、曲も知らないし、
　だからライブで聞いても懐かしい、っていう気分はおこらないし、
　真っ白な気分で聞いてもなんか古い感じの似た様な曲だな、
　としかわたしには感じられなかった。
　さめた気分で後ろの方から見てたのですが、
　さすがに途中にやったあの曲（ラブフールだっけ？）だけは、
　知っていたので、そのときだけは、ちょっと懐かしい気分に浸れました。

■Daniel Powter＠Sonic
　最初にやった曲はなんだかブルースホーンズビィみたいだな、
　なんて思いながら見てました。
　バンド編成でやってたけど、やっぱり彼は歌を聞かせる人、っていう
　感じでしたね。安心して見れるライブでした。
　Editorsを見たかったのもあって、Bad Day聞いたところで退場。
　
※ソニック出ると、また人の列。くるり待ちの人ですかね。
　人気あるんだ～。エディターズとスクリッティポリッティの間に
　ちょっとくるりつまみ見しようと思ったりしてましたが、
　すごい人の予感がしたので、断念。ちょっと残念。
　
■Editors＠Mountain
　全く予備知識無く見ました。マウンテンに入ったらもうやっていたので
　途中から見たのですが、最初の２曲くらいは、ふーん、普通のロックバンド
　やん、って感じで冷静というか、のりきれない感じで見てたのですが、
　なにがきっかけかはわからないのだけど、だんだん曲が進むについて
　ずんずんと彼らの音楽に引き込まれていっている自分がいました。
　最初PAの近くのところで、踊ってたんですが、気づくとかなり前の方で
　踊りまくっていましたからね～（こっちのステージ、くるりの影響もあって
　かなり空いてたもんで）。いやぁ、めちゃ気持ちよかった。
　ボーカルの人のモーマスばりのアクションが妙に印象に残っています。
　不思議なバンドでした。

■Scritti Politti＠Mountain
　最新作、全く聞いていなかったので、ほとんど知らない曲のライブでした。
　（でもちょこっと古い曲もやってくれました）
　でも、全然知らない曲でも、あの声というか、「グリーン節」は健在。
　スィートで、メロウな声にメロメロ。
　（年月がたてども、声ってのは変わらないもんなんだね～）
　演奏とか、あまりにも朝見たフィーリングがよかったので、
　それにくらべるとタイトさに欠けるなぁ、ってのも感じましたが、
　まあ、それはそんなに気にならない、っていうか、
　演奏の上手さとかそういうのではない、滋味な味みたいなのが
　ぐっと感じられたそんなライブでした。
　（決して彼らの演奏が下手だったわけではないですよ～！フィーリングが
　すごかっただけです）
　去年のラーズとか、今年の彼らのライブ、そういうのが見れてしまう
　サマソニってすごいや～と思います。
　イベントとしてはフジのほうが印象的ですが、ライブの印象はいつも
　サマソニのほうが残っている感じだもんね～。
　（数年前のトラヴィスとか凄かったもんなぁ・・）
　
※ご飯タイム
　
○The Charlatans
　ご飯と、リップスの間だったので、ちょっとしか見れませんでした。
　見たのは途中たった２曲。
　そんな短い間だったのに、見た中の２曲目に「Weirdo」の
　イントロを聴いたときは、心の中でウキャー状態。
　わたしにとってのシャーラタンズは、なんといってもこの曲。
　いつ聴いても、あのイントロキーボードリフからぐっときます。

　リップス、どのくらい混むか全くわからなかったので、
　早めにソニックに行くためにシャーラタンズ退場。残念。
　でも、Weirdo聴いたから、ハッピーでした。

■The Flaming Lips＠Sonic
　初めて見たリップスのライブは、言葉では言い表せないくらいの感動ライブ。
　サマソニのベストはもちろんのこと、
　今年のベストといっちゃってもいいくらいです。
　これからリップスのもっとすごいライブを見ることもあるかもしれないけど、
　今日のこのライブは、きっと一生忘れないライブになると思う。
　それくらいインパクトがありました。素晴らしい体験でした。
　音楽も演出も風船も紙ふぶきも、それらすべての要素が合い重なって
　ものすごく幸せな気分を味わうことができました。
　本当にライブの途中に、ものすごくニコニコしている自分に気づいて、
　ああ、わたしってまだこんなに心のそこから笑える力が残っているだ、
　ってことが、（なんか変なんだけど）ものすごく嬉しくて
　そういうのを気づかせてくれた彼らのライブには
　心のそこからありがとう、って言いたいです。
　そんな風に思っていたら、隣にいたコーチェラのＴシャツ着てた男の子も
　心のそこからの素晴らしい笑顔をしていて、
　なんかそれ見てまたハッピーわけてもらった感じで。
　そういうのが連鎖して、なんだか素晴らしくファンタスティックな気分に
　満ち溢れていました。私の中も周りも。
　音楽が世界を変える、ってことはできるとは思わないけど、
　音楽が私たちに影響を与えて、私たちの中のほんの少しの気もちの変化が
　結果として世界を変えることはできるかもしれない、
　そんなことを確信させてくれる、そういう体験でした。
　なんか全然ライブ感想になってないけど、すごい感動だったんです。
　彼らのこと、この９０分で大好きになりました。
　それからずっと頭の中で、Race for The Prizeが鳴り止んでいません。
　素晴らしい体験をありがとう。

いろいろあったけど、終わりよければ、ってことで
めちゃくちゃ楽しいサマーソニックでした。
音楽ってほんと素晴らしいね。ピース！

朝食：パン
　　　ごぼうのサラダ
　　　チーズケーキスティック
　　　アイスカフェオレ

昼食：＠カフェエトワール（WTC）
　　　－野菜サンド
　　　－グレープフルーツパイ
　　　－アイスカフェオレ

夕食：＠セルフのうどん屋（WTC）
　　　－梅月見ぶっかけうどん

夜のおやつ：冷奴