フジ2日目
一日券がソールドアウトになっている日だけあって、越後湯沢のバス乗り場のところから大混雑。でも、バスの便数が結構出ているみたいだったので、1時間も待たずに乗れましたが、でも会場到着は11時ちょっと前。近いようで遠い、越後湯沢―苗場間なのでありました。朝一のFrontier Backyardは見れずじまい。ま、仕方ないですね。◆WOLFMOTHER@グリーンちょうど会場についたら始まったので3曲ばかり見てました。かなり激しい音を出すバンドでした。時代性を超越した(?)ロックバンドって感じかなぁ。Womanって曲を見て、グリーン退散。◆The Fields@レッド実は結構楽しみにしていたフィールズ。CDをちょっとだけ試聴した限りだと、フォーキーな、どちらかというとアコースティックな感じの音を出す人たちと思っていたのですが、この日見せてくれたライブは、メロディなどの繊細な部分は残しつつも、リズムの部分はかなり骨太い感じだったので、いい意味で期待を裏切ってくれたなぁ、っていう感じのライブでありました。ライブバンドとしても、かなりいけてる感じだったんでびっくり。会場の客ののり(朝早かったのに、かなりたくさんの人が入っていた模様)もあわせて、とても楽しくわくわくするようなライブでした。またぜひライブみたい、っていうか、その前にちゃんとCD聞きたい、と思わせてくれる、そういう演奏でしたね。◆Mo'some Tonebender@グリーンいやぁ、気持ちのいいロックでした。グリーンの広い会場でもぜんぜん見劣りしない、すばらしいロックサウンドを堪能させてくれた3人です。とにかく、ももさんがかっこいい!!スクリーンに映る彼の姿を見ているだけでも、なんかこう、ぐっとひきつけられてしまう、そんな感じ。大きいスクリーンにも負けないカリスマ性あふれるロックスターでした。選曲も踊らせてくれる曲を中心にしながらも、ペチカなどの、じっくり聞かせてくれるナンバーも織り込みながらの、よくできたセットリストでした。MCで、10年前、あの伝説のフジ初回にももさんと藤田さんが一緒に行って、バンドマンやめようかなぁ、って思っていたももさんが、フジのステージを見て、バンドマンをやり続けようと、新しくモーサムというバンドをつくって、そして10年後、フジのステージで10年目のモーサムが演奏している、なんてことを言ってましたが、これもなんだかできすぎとすら思えるようなぐっと来るエピソードじゃないですか。そんなこんなで、ビジュアルに、エピソードに、そして何よりもソリッドな彼らの音にぐっときた1時間弱のライブでありました。◆The Rifles@レッドひゃ~、一週間たった今、これを書いているのですが、このバンドの印象あんまり覚えていません(爆)。でも、結構楽しかったような気がしますが。わりとポップなバンドだったっけ??(汗)※チキン丸焼き四分の一、野菜ジュース@オアシスバンドの感想はあんまり覚えていないのに、このチキンの感想は結構はっきり覚えているってのが、わたしらしいっていうか・・(苦笑)。このチキンはそんなに人気店ではなかったかも知れませんが、結構わたし的には高得点をつけたい店です。ただ単純なチキンの丸焼きなんですが、スパイスが効いた皮のこんがりしたところがとっても美味だったし、ちょっと食べるとき手が汚れてしまうという欠点はありますが、来年もまたぜひ食べたいな、と思わせてくれる店でした。★Roger Joseph Manning, Jr. インターFMインタビュー@オアシスチキン食べてトイレにいこうと思ったら、インターFMのブースでロジャーがインタビューを受けてるじゃないですか! 途中からでしたが、最後まで見させていただきました。ロジャーは昨日のサウンドチェックのときと同じいでたちでした。わかりやすい英語で丁寧に話す人だなぁ、っていう印象。来年リリースに向けて新曲作ってる話とか、くるりの岸田くんとか、フジファブリックとかとコラボ作業をする予定があるとか、そんな話を話してくれました。11月にまた会えるのがとても楽しみです。まってるよ、ロジャーー!◆Mystery Jetsロジャーを見ていたせいもあって、少し遅刻してレッドマーキーへ。人いっぱいでした。なんで結構うしろのほうで見ていたのですが、最後までどの人がメンバーのおとうさんかよくわからず・・ま、いいんだけどさ。肝心の音は、いろいろな音楽が混ざってるけど、根っこはポップっていう感じで、なかなか楽しめる感じの音だったような(うろ覚え)。そのときはそれなりに楽しく見てたのは覚えているんですがね・・。そうそう、このバンド見ている途中に大雨が降ってきたんだよね~。レッドの中にいてよかった~って思いましたよ。終わってから雨具装備して、ヘブンへと向かいました。◆The Benevento/Russo Trio@ヘブンうわさには聞いてましたが、実際にライブ見ているとやっぱりすごかった。ドラム、パーカッションの人と、キーボードの人2人だけのライブ。なのに、なんというか、とっても奥深い、気持ちいい、グルーブあふれる音を提供してくれるんですもん。終わってかた、ただただ「すごいな~」という感想しかでてこない、そういうライブでありました。プレイしているほうも、かなり気持ちよくプレイしているみたいでしたし、小雨降る野外ステージという状況もあって、かなり特別感のあるライブだったんじゃないかなぁ、なんて思いました。こういうライブを体験できるのが、フジの醍醐味だよな~。※3種ぶっかけごはん(グリーンカレー、豚挽き肉を甘辛く煮たの、鶏肉と野菜炒め)@オレンジこのあたりからかなり雨が激しくなってきたのですが、おなかすいたし、トラキャンの前になにか食べなきゃ、ってことで、雨振る中の飯でありました。こういうことが平気でできるようになったのが、フジに鍛えてもらったなぁ、って感じですが(笑)。◆Trashcan Sinatras@オレンジ今日のわたし的メイン。スタート時間までまだまだ時間があるので、時間つぶしにヘブンのTristin Prettymanでも見てようか、とヘブンに到着したら、オレンジから聞きおぼえのあるフレーズが聞こえてきてあわててオレンジにいったら、メンバーがサウンドチェック中。3~40人くらいの熱心なファンの人もすでにいて(手作りの旗を持ってる人とかもいたなぁ・・)、どろどろ水溜りのオレンジでしたが、なんとか水溜りの軽いところを見つけてサウンドチェックから見てました。スタート時間5分くらい前になっても、トラキャン待っている人よりも、トイレを待ってる人のほうが多いんじゃないか、って感じだったので、ちょっと心配しましたが、途中うしろを振り向くと(前から2列目くらいで見てましたので)人がそれなりにいたので、最終的には結構入っていたのでしょうかねぇ・・。いいバンドなんで、ぜひともいろんな人に味わってもらいたかったのですが・・。肝心の演奏のほうは、昨日のアコースティックとはまた違う、きらきら感のあふれる演奏。フランシスの声が雨で凍えるわたしたちの心と体を暖めてくれる、そういう感じでした。途中新曲も交えてくれて(これもなかなかステキな曲でした)、またもやわたしはWeightliftingで目頭があつくなり、見終わったらやさしい気持ちを私たちの中から引き出してくれる、そんな演奏に酔いしれました。こんな風なバンド、あるようでなかなかいないので、こういうライブを見せてくれる彼らってのは貴重なんだなぁ、って思ったりしたんだけど。本当にステキな人たちでした。改めて、惚れ直しました。うん。◆The String Cheese Incident@ヘブントラキャン終わった直後に始まったので、初日のグリーンのライブも楽しかったから、ご飯でも食べながらクーラシェイカーが始まる時間まで見ていこうか、と思い見始めた3時間半セットのストリングチーズインシデント。これがね、すごく楽しかった。最初は、後ろのほうで、スープを食べながらみていたのですが、やる曲、やる曲、こころにひっかかるリフとかリズムとかメロディとかのてんこもりで、知らない間にどんどんと前の方に進んで、最後は本能のまかせるままに踊りまくっていましたもんね~。ほんとにとっても気持ちよかった。頭で考えるのではなく、心に直接反応して体が動くって感じでしたもん。なんでこんなにひきつけられるのかなぁ、と考えたのですが、彼らのやっている音楽の根っこには、わたしが音楽を聴き始めたころの音楽のエッセンスがたっぷりと含まれているから、それがどうもわたしに訴えかけてくるんじゃないかなぁ~と勝手に分析。でも、そんな分析とかはどうでもよくて、とにかく聞いていてからだが気持ちいい、ってのが大事なポイント。本当に楽しかったんだもん。純粋に音楽と一体になって楽しめました。あまりにも気持ちよかったので、もうクーラシェーカーもいいや~って気分になり、2時間半、彼らのライブ見てました。本当は最後まで見たかったのだけど、レッチリが終わってからヘブンから宿に帰るとなると、大変なことになりそうなので、そこはがまんで途中退場(涙)。でも、2時間半はあっという間でした。前からヘブンのとりのバンドってこんなに長く演奏してどうなんかなぁ、と思ってましたが、時間の流れは早い早い。ぜんぜん大丈夫でした。来年もこの枠で楽しみたいかも、なんて思っちゃいましたもんね。※トマト野菜スープ、ブラウニー@ヘブンヘブンのご飯はなかなかユニークなものが多くて、楽しみなんですが、おなかはそんなに減っていなかったので、とりあえずあったかいもん食べてライブでも見ようか、と思いトマトスープにトライ。トマトベースの素朴な味でした。中にはごぼうとかいろいろ野菜が入っていて、とてもヘルシーな一品。フェスご飯で、こういうものが食べられるのが本当にありがたいです。ブラウニーのほうは、ストリングチーズインシデントの第一部と第二部の間の休憩のときに、なんかおやつ食べたいなぁ、と思いゲット。あまり大きくなく、夜のおやつにはちょうどいいサイズでした。※もち豚串焼き@オアシスレッチリやっている間だったら、もち豚の列も短いかなぁ、と思ったら結構並んでいてびっくり。豚そのものはおいしかったけど、塩かたれか、と聞かれて「たれ」にしたのが失敗。なんか味が薄かった。これはぜったい塩こしょうで食べるべきだ、と実感。しかしレッチリがやってるときにグリーンを横断したのだけど、すごい人でしたね。広くなったグリーン通路だけど、レッドに近いほうになると、そこにも人だかりができて、半分以上通路として使えてない状態だったし。ちょっとだけ見ていこうか、とも思ったけど、そんなところでたちどまるのも迷惑かと思ってまっすぐオアシスに向かいました。もち豚食べた後、バス乗り場まで向かっている最中、物販ブースくらいのところで、とても美しいビージーズの「How Deep Is Your Love」が聞こえたのですが、レッチリが出している音かどうかよくわからなかったのですが(だって、本当にビージーズオリジナル並みに美しい感じに演奏&歌だったんですもん・・)、後で聞くとあれもレッチリの演奏だったとか。あの曲だけは、ちゃんと見たかったかも~と後でちょっと残念に思いました・・。