2012/03/07(水)19:14
記録映画「もういいかい ハンセン病と三つの法律」
■もういいかい ハンセン病と三つの法律■
そこは本当に療養所だったのだろうか!
絶対隔離と国民的忘却。
住みなれた地で家族と平穏にくらしたい、人間らしく生きたい・・・。
そんな素朴な、こく当たり前の願いが、ある日突然、国策という名のもとに奪い去られた人たちがいました。
彼らの運命を決定づけたのは三つの法律・・・。
「らい予防ニ関スル件」(明治40年)
「(旧)らい予防法」(昭和6年)
「新らい予防法」(昭和28年)です。
彼ら、彼女らが強制隔離された地は遠い異国ではなく、私たちが暮らすこの国土にありました。
その地に送られた人たちは、名前を変えさせられ、ふるさとへの帰郷は許されませんでした。
ハンセン病という理由だけで、この地でひたすら死を待つ生活を強いられていたのです。
人々の視界から消し去られ、記憶の外に追いやられた人たち。
子孫断絶を強いた断種、堕胎、園内労働による手足の障害、懲戒検東規定による監房、重監房、国を挙げての
無らい県運動・・・。
ハンセン病療養所とはなんだったのでしょうか。
この映画は、療養所の中で何が行われ、入所者はそのような生活を送っていたのか、
多くの証言にもとづいて、その仕組みと実態を検証し、三つの法律をもちに展開された絶対隔離政策等、
百年にわたるハンセン病の歴史を描いた作品です。
■映画製作委員会■
■月日■3月24日(土)10:30 14:00
3月25日(日)14:00
■場所■兵庫県立美術館ミュージアム
■アクセス■JR灘駅、阪神岩屋駅、南へ徒歩10分
■参加費■1000円(中学生以上)
■主催■兵庫県立美術館アートヒュージョン実行委員会
兵庫県映画センター「もういいかい」映画製作委員会
連絡先 078-331-6100
◎その他の上映日時と場所◎
■4月21日(土)
■尼崎女性センター・トレビエ
■4月22日(日)10:30 14:00
■尼崎労働福祉会館
■2012年5月20日(日)
■大阪市立阿倍野区民センター大ホール
放射能のごみを扱った■24000年の箱舟■
アトピーを病理現象としてとらえた■奇妙な出来事アトピー ■
「農」を合言葉に、自然と人にやさしい暮らしをすすめる人たちを描いたさわやかなドキュメンタリー。
■風ものがたり■などなど、気になるドキュメンタリーを作り続ける
神戸の映画製作の市民グループがまた、新しいドキュメンタリーを作った。
それが「もういいかい」。
「もういいかい」のタイトルは
「もういいかい お骨になっても まあだだよ」という入所者の作った歌だ。
ハンセン病の現実だ。
■ハンセン病国賠訴訟■
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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2012年3月7日*父の麦わら帽子:セピア色の入学式/ そうだ京都いこう!*杉本家雛飾り展*
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