2018/02/13(火)13:49
スリー・ビルボード★警察と被害者
■スリー・ビルボード■♪音が出ます!
犯人を捕まえて!!
ミズーリ州の寂れた道路に掲示された巨大な3枚の広告看板。
そこには警察への批判メッセージが書かれていた。
設置したのは、7カ月前に何者かに娘を殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)。
犯人は一向に捕まらず、何の進展もない捜査状況に腹を立て、警察署長ウィロビー(ウディ・ハレルソン)にケンカを売ったのだ。署長を敬愛する部下(サム・ロックウェル)や町の人々に脅されても、ミルドレッドは一歩も引かない。その日を境に、次々と不穏な事件が起こり始め、事態は予想外の方向へと向かっていく……。
とある田舎町で起きた殺人事件にまつわる騒動の行方を描き、数々の映画賞で話題を呼んだクライム・サスペンス。
『ファーゴ』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたフランシス・マクドーマンドが、亡くなった娘を思うがゆえに起こした騒動によって孤立していく母親を、ウディ・ハレルソンが町の人々から支持される警察署長を演じる。
★警察の無能ぶりに腹が立つ。
*署長はいい人だけれど、
「自分は癌だから仕事ができない・・・。」という。
それは、あんたの勝手だろうと私は思う。
自分が癌で仕事ができないと思ったら、さっさと身を引くべきだ!
*警官は、人種差別者ばかり。
署長いわく、
「人種差別者をクビにしていたら、3人しか残らない。
その3人はゲイだ。」
黒人に暴力をふるう警官は今もいるようだ。
癌で自殺した署長の代わりに来た新署長は、黒人。
胸がすく思いだ。
★良い警官もいる。
*自殺した元所長は、ミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)を応援している。
死後、広告費としてお金をカンパしてくれた。
*また、人種差別者で、どうにもならない警官に対しても、手紙を残していて、
それを読んだ彼は心を入れ替える。
*新署長も
「ミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)に協力的な人もいるから・・・」という。
主人公、ミルドレッドのやり方に異議をとなえる人もいるだろうが、それはその人たちが
子どもを殺されていないからだと思う。
★日本でおこる、いじめなどの報道を知るたびに、学校は何をしているのだ、教育委員会は、家庭は、本人は・・・と思う。
いじめられているだけでなく、戦えといいたい。
そのてん、ミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、過激な方法で、一人で戦っている。
ことを起こすことによって、多くの人が真剣になってくれるのだから・・・。
いじめられている少年、少女は、ミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)のように告発すべきだ。
ことを大きくすべきだ!
「スリー・ビルボード」は、以下のアカデミー賞にノミネートされている。
★主演女優賞★作品賞★作曲賞
★助演男優賞★編集賞★脚本賞
フランシス・マクドーマンド(Frances McDormand)の映画作品
■ヘイル、シーザー!■
■ムーンライズ・キングダム■
■きっと ここが帰る場所■
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