2022/10/24(月)00:02
9/27-2:道東の旅:根室:春国岱(しゅんくにたい)/最果ての昆布盛駅
春国岱(しゅんくにたい)根室半島の北側の付け根にあたる海跡湖である風蓮湖の南側から延びる砂州で、オホーツク海の海流により運ばれた砂が堆積して出来たものである。
約3,000年から1,500年前の期間に形成されたものと考えられており、長さ8キロ、最大幅約1.3キロの3列に並んだ砂丘で構成されている。
砂丘とは言っても標高はわずか3メートル未満で、3列で構成された砂丘と砂丘の間に湿地があり、砂丘の微高地には針葉樹を主体とする森林が形成されている。
このように春国岱は海岸側から、砂浜、草原、森林、塩性湿原、干潟とグラデーション状の地形になっていることから、多種多様な生態系を備えており、特に砂丘(微高地)上のアカエゾマツの森林は海岸近くの標高の低い場所に形成された世界的に珍しいものである。
春国岱のある一帯は日本で最も温量指数が低い地域で、海流の影響で海霧が発生しやすく夏季でも気温が上がらず、亜寒帯湿潤気候の北海道の中でも独自の景観となっている。
2005年11月8日に、風蓮湖とともに、ラムサール条約登録湿地に登録された。
アイヌ語の「スンクニタイ(sunku-nitai)」(エゾマツ・林)に由来する。
春国岱(しゅんくにたい)」は根室湾と風蓮湖を隔てた全長約8km、面積約600haの巨大な砂州で形成された湿地・原生林です。
数千年をかけて運ばれた土砂が堆積した島に草木が生え、海岸とは思えないような幻想的な風景を作り上げています。
市街地からほど近いところにありながら、このような手つかずの自然が今も残されていることから「奇跡の島」とも呼ばれています。
春国岱の入口、国道わきの奥のネイチャーセンターで聞いていたが、
木道の一部が使えない。
( ;∀;)
仕方なく、木道を横目に石ころだらけの道を
てくてくと結構な距離を歩いた。
やっと木道が使えるところに来た。
歩きやすい。
木道の近くに鹿がいて、草を食んでいる。
母鹿を中心とした母子群は、おもに当年子と一年子で構成され、角の生えはじめた雄の子供は、出産直後、母親によって群れから追われる。
鹿の季語は、秋で小鹿は夏だそうだ。
ながき夜をひとりは寝じと鹿の鳴 / 加賀千代女
鹿の恋後は角折る心こそ / 加賀千代女
途中からポキンと折れてしまった大木や、葉が全て削げ落ち、枝だけが残る骸骨のような木もあちこちに見られる。
これは、地盤が沈下して砂丘が海水に浸食され、塩分が増加したために木の生育が妨げられた結果、こうした立ち枯れの姿となってしまった。
「この世の果て」を想起させる荒涼とした風景の先に、緑の森が見える。
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根室に、昆布盛という駅がある。
駅名の由来は、
所在地名より。アイヌ語の「コㇺプモイ(kompu-moy)」(昆布・湾)に由来する。
最果て感が半端ない!
列車の本数は、一日上下5本だが、踏切もあった。
待合室には、雪かきの道具が置いてあった。
北海道あるあるなのか?
■YouTube:昆布盛駅で大量の昆布を食べてきた。■
25日、26日と駐車した車の下から水漏れらしき後!!
故障かもと心配したけど、クーラーをかけたから水が出たらしい。
北海道も9月の下旬だというのに、クーラーが必要なくらい暑かった。
●9932歩●根室市泊
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