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• ナマゾク

  私が中学生の時に、「ホットロード」というマンガが大ヒットしていたが、私にとってそれはあくまでもマンガの中だけの世界であった。うちの地元に暴走族はいなかったんだもん。でも、名古屋市にはいるのね。しかもたくさん。ぶぉんぶぉんぶぉんぶぉんそれはもう、音からしてものすごい数であろうことが想像できる。うちは大通りからけっこう離れているので遠くに聞こえる、という程度で済むが通り沿いに住んでいる人にはうるさくてたまらんだろうな。それにしても、きゃつらは０時をまわっているのになぜ寝ない？若くてエネルギーがあり余っているから睡眠なんて必要ないのか？それとも昼間寝ているのか？「どういうモンだか、いっぺん見てみたい！」という強い好奇心にかられたが、婦人が夜道をひとりで歩くなんて危険がいっぱいなので当然行かなかった。それに、彼らはバイクで走っているんだから私が着いた頃にはすでに去ってしまっていたであろう。いつの間にやら音が聞こえなくなったのでそう思った。それはともかく、紡木たくはどこへ行ったのやら･･･。

  2002.06.18

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• クモ男

  いつの間にか「サウンド・オブ・サイレンス」は終了していたので「スパイダーマン」を観に行った。新種のクモに刺された冴えない高校生は、驚異的な力を身に付けるのだが、コスチュームが彼の自前のだったとは意外であった。ウルトラマンやキカイダーのように皮膚がそのままあのような姿に変身するのかと思っていた。ダサかった主人公が、スーパーヒーローになったり超美女になったりする話はよくあるけれど、たいていは「最初から美形やないかい」と思うことが多い。メガネをかけて変な髪形にしようと、隠しきれるものではないし、また、ムービースターとして隠し切ってはならないのだろう。逆に、最初から最後まで憧れのマドンナ役の女の子は別にきれいだとは思わなかった。しかし調子がよすぎる。次から次へとコロコロ好きな男が変わるんだから。常に「選ぶ立場」だから、せまったら相手は当然ＯＫするものだと決め付けているところも、謙虚さがなくてイヤ！何と言おうと不美人のヒガミと思われるだろうけど･･･。

  2002.06.17

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• ボンビーそして、ズボラー

  本を買う金を節約するため、図書館に行ってみた。本を借りるには、区民であることを証明するものが必要である。しかし、車の免許証はまだ転居手続きをしていないのであった。なぜなら、手続きをするためには証明写真が必要である。先日撮ったものがどこかにあるハズだが、見つからない。わざわざ撮るのももったいない。てなわけで、ずるずると先延ばしにしていたら本も借りられないではないか。イラッ。月曜日に、免許証の手続きをするために区役所まで住民票をもらいに行っても図書館は休館日なのであった。イライラッ。

  2002.06.16

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• サヨナラの手紙

  実家から郵便物やら、生活用品などが送られてきた。そのひとつに、行きつけの美容院の封筒が。手紙にはなんと、私の専属スタイリストのオクちゃんが５月２０日付けで結婚・出産準備のために急遽退社しただと～！あんた、結婚する気ないとか言うとったがなー言うてくれたら「うすうす」（コンドーム）なんていくらでもあげたのにーいや、人の気持ちなんて日々変わるものだし（わしだけ？）、イキナリ結婚したくなったのかもしれない。もしくは、９０年代後半のアイドルのように妊娠→結婚→円満引退のためにしくまれた受精だったのかもしれない。でも、私は寂しいよ。今度の週末にはオクちゃんに髪を切ってもらうために大阪に帰るつもりでいたのに…。私よりも若いけれど、女としても、プロの美容師としても尊敬していたのに、もったいないような気もする。こんな自分勝手な私を許して。幸せになっておくれ。それにしても、ただでさえ超ボインの彼女が出産なんてしたらオッパイはえらいことになるんとちゃうか～？なんて、エロオヤジ並みの想像しかできない私も許して…。

  2002.06.15

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• 座布団がないのでケツが痛い

  退職してから、まだ２週間。ものすごく長く経ったように感じられる。あかん、早く社会復帰しなければ、女としてどんどん錆びていってしまう。心斎橋に通勤していた時ですら、ろくに化粧もしていなかったのだからこんなプー生活を続けていたらぶさいくに拍車がかかるではないか。毎日ステキな男性とデートの約束があるのならともかく…（それも、同じ人だったら緊張感なくなるから日替わりじゃなきゃダメ）。ここだけの話、今日なんて髪にブラシもとおさなかったわよ。ヤバイヤバイ。しかし、実家では散らかし放題だった私が毎日床を拭きまくっている。どういうわけか、拭いても拭いてもザラザラしてくるがやはり自分の城を持つと責任感が出てくるのかしらねー。てゆーか、家賃を払えるのかどうか不安なんだけど…。

  2002.06.14

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• ラブラブってな～に？

  自立ってけっこう金がかかるのね。毎日買い物に行ってるよ。それでも、まだまだ足りないものがあるんだもんなあ。前回失業したときは、実家にいたのでまだ余裕であった。「パンはパン屋さんで焼いてるのでなきゃヤダ」「カトラリーはフランフランかアフタヌーンティールームのでそろえたい」「エスプレッソメーカーでおうちカフェしたい♪」などと寝ぼけたことは、収入のない今となっては言えない…。１００円ショップ通いの日々になりそう。食器を買いに行き、皿やコップや箸をいくつにしようかうんうん悩んだ揚句、彼の分も一緒に買った。「うちで何か食べるつもりなら茶碗と箸を持って来てよ」なんて言えるわけないし。チッ、あいつさえいなければ、ひとつずつで済んだのに倍かかっちまったじゃねーか。アレ？でも、あいつがいなかったら私は名古屋にいないわね。収入がなくなって、つい心もすさんでしまったわ。カネの力って恐ろしい。その彼は、引越しのときにはとってもお世話になったが、が、が、それ以来、一度もうちに来ないどころか、電話すらかけてこない（一応メールはある）。３月までは、仙台と奈良の遠距離恋愛だったわしらが車で５分の距離になったのに、何にも変わってへんがな。結局、お互いに何を考えているんだかわからない関係は続くのか？（続きそう）

  2002.06.13

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• あたしが言わなきゃ誰が言う

  かつて私を悲しませたくだらない男の近況なんて心の底からどうでもいいと思っていたのだが、つい、訊いてしまった。「ところで××さんて、お元気なんですかー？」私とそいつがドロドロ付き合っていたことなんて彼女はまったく知らない。「あー、結婚してねー、ルンルン（死語！）らしいよー」その瞬間、微妙に顔がゆがんだことは、鏡を見なくとも自覚できた。でもそんなタナモーがかわゆい♪

  2002.06.12

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• 心は晴れ

  名古屋在住のモリリンにランチをごちそうになった。同じ職場にいた数ヶ月前は、当り障りのない会話しかなかった私たちだがそれぞれ別の場所に移って、心が開放的になったせいかパスタを食べながら元上司の悪口で盛り上がることができてなんだかうれしかった。プライベートな付き合いはなかったのに、「何か困ったことがあったら言って」と言ってくれて、じいい～んと感動。優しいひとよ、ありがとう。

  2002.06.11

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• ガスにもいろいろあるんやね

  今朝も「みしっみしっ」と鳴っていた。怖いよおー！ガス会社の人がやってきて、ガスについて説明してくれた。ガスボンベが１０本あるんだそうな。ふむふむ。ネットで注文していたテーブルが届いたが色が気にくわなかったので、交換することにした。がっくり。区役所に行って、転入手続きをした。「ようこそ名古屋へ」という冊子ももらった。よい天気だったが、洗剤がないので洗濯ができなかった。ちなみに、鍋もない。ヤカンもない。皿もない。箸もない。アイロンはあるが、アイロン台がない。ゴミ箱もない。職もない・・・。

  2002.06.10

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• ニッポン！ちょちょちょ

  朝６時に目が覚めた。マンションが「みしっみしっ」と音をたてている。怖い。怖いよー！ダーリンが「今日はワールドカップ日本戦だから一緒に観ようよ」と言って、ＴＶのチャンネルを合わせてくれた（Ｗ杯のだけ）。しかし私が上の空なので、「もういいよ」と、結局一人で観戦していた。いやー観ていると私もそれなりに感動をおぼえるんだけどね、あまりにも騒ぎ過ぎでないかい？マスコミも、１２人目の選手（？！）とやらも。あんまり大きな声じゃ言えないけども、うっざーい。

  2002.06.09

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• ビバ！引越し

  「荷物は最小限に」と、友人からありがたいアドバイスをいただいたにもかかわらず何故かホームセンターで物干し竿やらアイロンやらトースターやら衝動買いをしてしまい、結局引越しの荷物は予想以上に多かった。ユッコが見送りに来てくれた。オヤジは相変わらずふんぞり返っていた。オカンと姉は、名古屋まで電車で付いて来よった。ダーリンは、冷蔵庫と洗濯機を運んでくれた。ダーリンのお母さんはやさしそうだった。お父さんは無口だった。犬はかわいかった。念願の自由を手に入れた気分は？何も無し。

  2002.06.08

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• さくじょ

  さくじょ

  2002.06.07

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• 人生ゲーム

  以前仕事でお世話になったナガイ先輩と久々に再会し、お昼ごはんを経費でごちそうしてもらった。ラッキー。「せっかくだから事務所に寄って行く？」とのお言葉に甘えて、Ｇパン姿で大企業のオフィスにズカズカ入って行った。同期入社のマユちんはいつの間にやら結婚していてフルちゃんは寿退社するという。私の頭の中にある『女の人生スゴロク』をここでもまた進めねばならん。ああ忙し。ところで、この『女の人生スゴロク』って突如現れたのだけど、スタートからゴールまでほとんどイベントのない人の場合短くなるのか？直線になるのか？う～ん、自分で作っておきながらルールがよくわからん。

  2002.06.06

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• オオカミ少女タナモーの旅立ち

  幼なじみのユッコは、結婚しても近所に住んでいる。５年ぐらい前に、「私、京都に住むねん」と言ったときも、２年ぐらい前に、「私、東京にヨメに行くねん」と言ったときも、とてもさびしがってくれた（男が変わる度にいろんなところへ行くことになるが、実際は一度も実家を出たことのないワシ…）。彼女は恒例行事のように「さびしいわー」と言ってくれた。でも、今度こそは本当なの。もうマンションの契約も済ませたしね…。しみじみしているワシらをよそに、２歳になる彼女の息子は、泥で汚れた手を私のＴシャツで拭いていた。次に会うときまでに、しつけを頼むよ…。

  2002.06.05

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• ラジャ（焼肉やさん）

  久々にレーコ先輩と一緒にランチした。ちょっと会わない間に、妊娠していたので私の頭の中にある『女の人生スゴロク』で、「レーコ先輩」をひとコマそっと進めた。この人は、結婚して７年ぐらい経つのだが、ダンナさんとはラブラブで彼女の話を聞いていたら「結婚も楽しいかもなあ～」と思えるのだが、私には「黙ってたらわからへんねんから、とりあえず両方いっときー」などとフタマタをけしかけたりする。悪魔のささやきをありがとう。約１年の遠距離恋愛に終止符を打って、名古屋に住む話をすると、「タナモーちゃんの場合は、彼と離れていた方がうまくいくんとちゃう～？」とかえって心配された。「近所に住むって言うても、平日は忙しくて会えないだろうからだいじょうぶですよ！」って返事している私も、ナニがだいじょうぶなんだか…。とりあえず「タナモー」のコマもひとつ進めチャオ～。

  2002.06.04

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• 贔屓屋

  ナカンとチカちゃんと３人で飲みに行った。ナカンは「俺、３４になってんけど、中学生ぐらいの時からなんにも変わってへんわ」と、さりげなく昨日バースデーだったことをアピールしていた。チカちゃんも、「僕も３３になったんですけど、小学生から変わらないですよ」と言った。彼も誕生日だったのか…。誕生日はともかく、そういうことを言う男性は多い。「なんで男だけって決め付けるねん？」と、突っかかられても、私の身近にはそんなことを言う女はいないんだもの。偏見なのかもしれないけれど、いつまでも少年の心を持ち続けている男は、かわいらしく思えるのだが（それがブヨブヨに太ったおっさんであろうと）、いつまでも少女の心を持ち続けている女は、何だか気色悪い。具体的な例はあえて挙げませんが…。

  2002.06.03

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• 愛される私　憎まれる私

  テニスサークル「Ｙ」での最後の練習に参加した。バイトばかりしていてロクに顔を出さない私（なぜか飲み会には絶対いる）にみなさん激励の言葉をかけてくれた。うれしい。青パンツさんは、対人恐怖症なのか、話し掛けてもオドオドしている。自分から声をかけないので、私から「打ちましょうか？」と誘ってみた。「あまりうまく打てないんですよ」と言うが、私とて低レベル。しかしいざ打ってみると、うまく打てないというよりはヘタすぎ。シャイな彼は恐縮しまくっていた。その後、キャプテンに「お相手ごくろう」とねぎらいの言葉をかけられた。そんな私を「優しい」「いい人」と思ってくれる人もいるかもしれないが本当に優しい人間なら「やめときゃよかった」なーんて後悔はしないだろう。夜はテニスサークル「Ｂ」で、結婚したカップルが２次会をするというので参加した。ギリギリの時間に到着すると、テーブルはほとんど埋め尽くされていて仲間のテーブルにも空きがなかった。しょうがないので、誰もいないテーブルについたが、さびしい。女の子グループに「さびしい」と言ってみたが、誰ひとりとしてこちらに来てはくれなかった。めでたい席なのに、私は誰とも会話をせず飲んで、食べて、ビンゴをするわけ？しょうがないので男性テーブルからひとり引っ張って来てまた、遅れてきた夫婦が着いてからはやっと４人なごやかなテーブルになった。私は友達作るためにサークルに行っているわけじゃないから別にいいんだけど、お前ら、そんな風に群れては一生懸命はずれないようにしがみつきあっているからいつまでたってもモテないサエない集団なんじゃあ～！

  2002.06.02

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• 使えないワシら

  日帰りで名古屋まで行った。入居までにとりあえず、照明器具をつけて、カーテンをかけて、日用品もそろえておこうと思った。が、せっかくメジャーで計って、書き込んで挑んだというのにいざカーテン売り場に行くと、彼と二人して「ほんとにこの長さだったっけ？」などと言い出す始末。結局丸一日かけて、電器と炊飯器を買っただけであった。行き違いがあって、彼の家族には私の評判が悪くなっているようだが彼はフォローするどころか、追い討ちをかけているのでとても失望した。お前というやつは、イザとなったら私を見捨てて自分だけ安全地帯へ逃げ込むのかぁ！こいつのヨメには絶対にならん！

  2002.06.01

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• 私が主役

  いよいよ、退職の日を迎えてしまった。ワールドカップの開幕日に送別会を開いたことで一部ブーイングが上がったが私はサッカーに興味がないんだもーん。いつもの宴会なら、好きな人とだけしゃべるし、漬物石のようにどっしりと動かなかったが今回は私がたった一人の主役なのである。たくさんの人にお礼を言ってまわったが、やっぱり何をしゃべっていいんだかわからない人には適当になってしまって反省。結婚式はしたことがないけれど、披露宴の花嫁ってこんな感じなんだろうなあと思った。やりたくね～いろんな人にスピーチをもらっても、まだ実感がわいてこなかった。私は会社に通うのが大好きだったから、きっととても悲しくて寂しくなるだろうと思っていたのに、頭はカラッポのようだった。感情がどこかへ行っちゃったみたい。自分の人生なのに他人事みたい。とにかくスピーチで笑いが取れたのはよかった（狙うと取れず、なにげに言うた時に限ってとウケるのは悲しいけど）。

  2002.05.31

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• 赤面

  羞恥心のないひとは　恥ずかしい

  2002.05.30

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• マザコンな人

  「ふたりで送別会がしたいな・・・」とカナチンがささやくので難波で待ち合わせをした。彼の芸風は相変わらずで、「タナモーがいなくなるとさびしくなるよ。名古屋まで会いに行ってもいい？」だの、「俺を置いていくなんてひどいな」と、まったく通用しないというのに創意工夫がない。「カナチンの近所に住もうと思っててんけど、いい物件がなかってん」と言えば喜んでくれると思ったのに、「てきとうだろ！」って。当たり前だろ！「俺は結婚するなら、朝起こしてくれる人がいいな。それに、俺は金遣いが荒いからキチンと管理してくれる人がいいな。タナモー、どう？」あと、自分を楽しくさせてくれる人で、セックスも大好きで、お嬢様っぽい人ならなおいいらしい。そいういうこと言っている人っていつまでたっても独り身だよなあ…。そんな女性はどこにもいないのではなくて、あなたを選びはしないのだよ。ガンバ！

  2002.05.29

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• まっとうな人

  Ｂ級グルメの伝道師、リツさんにおいしい焼肉やさんでごちそうになった。おしゃれな店構えだが、尼崎価格なのでモリモリ食べた。リツさんはよく食べるがとてもスリムだ。毎日昼休みにトレーニングをしているそうな。そう言われてみると、痩せてはいるが、たくましい腕をしている。その上、手の甲は毛がモジャモジャしているのに、腕はスベスベツルツルなのは不思議だ。関係ないけど。彼は旅をする人だからか、アッサリ、サッパリしている。北海道旅行するなら「とほ宿」がバイブルだと教えてくれた。彼は北海道で貴重品が一式入ったリュックを紛失し、その中に帰りのフェリーのキップも入っていたそうだが、私が「よく帰って来れましたね～」と言うと、「ぼくは日頃の行いがいいですから！」とすがすがしく言った。まぶしいぜ！

  2002.05.28

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• 女心をくすぐる人

  退職まで残すところあと１週間。ひととおりの人間に「私がいなくなるとさびしい？」と訊いてまわったので（もちろん否定しそうなヤツには訊かない）心おきなく辞めることができそう。ウフ。引退前のアイドルの心境で愛想をふりまいていたらいつも小学生並のちょっかいを出してくる合コン大王のコマちんが「あーあ。俺、惚れてたのにな」と言った。疑うことを知らない素直な私は「そんなこと知らんかったわ。なんで告白せえへんかったん？」と訊ねた。すると「だって同じ会社だもん」「なにそれー！男らしくぶつかってきてくれへんかったらいややわ！」とキッパリ言ってやった。本当にぶつかってこられても困ってたけど…。でも、こういうことを言われると悪い気はしない。グフッグフフフフ。たとえ本人は次の瞬間にはもう自分の言った言葉を忘れていようともね…。

  2002.05.27

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• パニックルーム

  オカンに映画に誘われた。何かのコラムで「部屋がパニックになるのかと思ったら単なる緊急用非難場所のことじゃん。なーんだ」と書いてあるのを読んだのであまり気が進まなかったのだが、「オスギがほめてたで」と言うので観に行った。オスギの映画評論は、偏っているけれど私はけっこう好きなのだ。出だしは「ジョディー、身重の身体でこんな仕事を引き受けて…」と、そればかりが気になったのだが、強盗が入ってきてからは、どんどん怖くなっていつの間にか引き込まれていた。しかし、なんで？なんで？と思わざるを得ないことも多かった。原作があって、映画では時間がないからはしょっているというなら納得いくけども。でもオカンのおごりだから納得いかなくてもいいのだ。たぶん。

  2002.05.26

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• テニスでバテ子

  今月は京都観光やら謎の腹痛やらでサークルをサボリまくっていた。その上暑くなってきたことも手伝って、１５分でバテバテのヘロヘロになってしまった。４時間もコートを取っているのに。しかもなぜか参加人数がやたらと少なかったので、休憩ももったいなくてできない。今日でここのサークルも最後なのに…。と思っていたら、次回も参加できることが判明した。今度こそがんばりまーす（どっちにしても下手なので、傍目には変わりないけど）。

  2002.05.25

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• 恋文

  ウンコしている時もあなたのことを考えています

  2002.05.24

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• ランチを一緒に

  同僚のカナチンは５月に一駅離れたオフィスに引っ越した。口では「さびしくなるね」と言ってはいるが、実はお互いにどうでもよい。それでも、用事があってカナチンのいるビルに行く時に一緒にランチを食べる約束をした。が、約束したのが先週だったもので、つい忘れて弁当を作ってきてしまった。ああ、もったいない。しかし、いつもはケチなカナチンも新人のマヤさんを連れて行くと、見栄張ってごちそうしてくれたのでラッキーだった。マヤさんありがとう。ええかっこうしいのカナチンもありがとう。でも、全員の分ではなく、もう一人いた新人の男性からは金をもらっていた。相変わらず中途半端なやっちゃなー

  2002.05.23

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• 

  私の甲子園伝説

  うう。私が甲子園に応援に行けば、阪神が勝つというジンクスがとうとう崩されてしまった。↑先発はステキな井川くんだった私は単なるミーハーなので、普段はTV中継を観ることもないのだが、ナマはよい。何ともいえない一体感が味わえるし、手に焼きそばのソースがついたら後ろのオッチャンが「チリ紙やろか」とティッシュをくれるし、なぜかハゲのカツラをかぶって応援している人などおもろい人がたくさんいるので観察するのも楽しい。しかし帰りは５万人が一斉に阪神甲子園駅のせまい改札に向かうのでちょっとやそっとではたどり着けない。じっとしているのが嫌いな私は、連れのナカンに「歩きたい」と言った。彼はジモティなので、道に詳しいと思ってずうっとついて行ったのだがどうやらあまりわかっていないようだった。３０分は歩いただろうか、タクシーの行く方角が駅ちゃうか？とアタリを付けて歩いて行くと、JR甲子園口駅が見つかった。ナカンは「ステキやーステキな駅やー」と喜んでいたが何の変哲もない普通の駅だった。おそらく、迷子になったら私にいじめられるのではないかとビクビクしていたのだろう。反対方向の彼とはそこで別れて、一人奈良に向かっているとカバンの中のメガホンを見つけて「今日はどうでした？」と会社帰りのサラリーマン風の人に訊ねられることが何度かあった。試合結果や先発ピッチャーまでは何とか教えてあげられるがあまり細かいことを突っ込んで訊いてこられるとプレッシャーだわ。

  2002.05.22

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• 派遣会社

  転職活動のため、３年ぶりに履歴書を書いた。学歴と職歴は埋めることができるけれど、資格欄には普通自動車運転免許しか書くべきことがない。こういうときに資格マニアはいいなあ～と思う。これまた３年ぶりに適正テストなるものを受けたのだが私は算数問題がとーっても苦手。簡単な問題を限られた時間内にどれだけ正確にたくさん答えられるかで判断するのだがおそらく私の回答は４択問題でも、不正確で遅いであろう。また、テンキーや、日本語入力の打ち込みにはちょっと自信あったのだが、昨夜の飲み会の疲れがとれてなくて寝不足だったため、実力を発揮できなかった（それが実力だと言われればそれまでだけど）。しかし、頭の中はボケーっとしていたものの、けっこう久々の緊張感だった。たまには緊張しないと、表情までだらしなくなるわな。すでにタルんでるけど。オホホのホ。

  2002.05.21

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• 歓迎会

  常識とは、これまでに育った文化や環境がベースになることが多い。マヤさんの常識では「歓迎会や送別会は何よりも最優先されるべきもの。当然全員参加」なのだが、悲しいことにうちのフロアでは「行ける人だけが行く」という常識がまかりとおっている。しかも欠席者の理由も、やむを得ないというよりはくだらないことが多い。主役のマヤさんには不満だらけだったかもしれないが、私は有休消化で会社を休んだのに、歓迎会だけ合流したので部長に驚かれた。「そこまでして参加するの？」という感覚なのだ。なんだかとってもしらけた雰囲気でマヤさんには申し訳なかった。それでも儀礼的に一本締めはする。カッちんの「よーおっ」の声に、誰も続かなかった。まだ三本締めでなくてよかったな…。

  2002.05.20

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• 傘がない

  昨日、家を出たら雨がザーザー降っていた。ここのところ、デートの日は毎度のことである。涙の雨？バス停には屋根がないので傘をさして待っていた。駅に着くと雨が降っていないどころか、道も濡れていない。わしの家の上空だけかい！これからお泊りでデートだっていうのに、傘が邪魔でしょうがない。駅にわざと忘れて行ったろかと思ったが、物は粗末にしたらあかんと思い直して特急にも持ち込んだ。濡れた傘なんか持っているのは私しかいない。名古屋はやたら晴れていて、彼にも「邪魔だぎゃ！」と言われた。しかし、夕立の時には役に立った。彼を入れてやりたくなかったが、ケチと思われてもしゃくなのであいあい傘をしてやった。傘と共に２日間あちこちウロウロとまわったが、奈良に帰ろうと名古屋駅に向かうとちゅうでなくなっていることに気付いた。ゲゲー！私は忘れ物大王なのでこんなことはしょっちゅうだが、２日間苦楽を共にした傘を無くした精神的ダメージはけっこう大きい。しかし、探していたら帰れなくなってしまう。最後の最後にごめんよー彼も自分の管理不行き届きを責められしょんぼりしていましたとさ。

  2002.05.19

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• 

  初めての部屋探し

  これまで何度か結婚したいと思ったことはあったのだが、結局そこまでこぎつけず、２９歳になっていた。親は「結婚しろ」とうるさくは言わないが、いつまでも実家にいると非常に居心地が悪いので、ようやく出て行くことにした。収入が少ないので、遊ぶ金がなくなるのがつらいという理由でズルズルパラサイトしていたのだが、すでに友達はみんな結婚して遊んでもらえなくなったし金のないつらさよりも、居心地の悪さがとうとう上回ってしまったので家出します。なんと言っても超過保護な家庭で育ったものだから何をどうすればいいのか全くわからないのだけど、私のまわりにはよきアドバイザーがたくさんいて、とても助かる。不動産屋には彼がついてきてくれた。決めるのは私なのだから、特に役に立ったわけではなかったが一緒にいてくれるだけで安心した。 ↑「がまおやじ」のラーメン。うまかったー

  2002.05.18

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• いとをかし

  書店では日本語に関する本がたくさん出ていて、平積みになっている。国語力が低下して日本語の正しい使い方を知らない人が増えているとか、日本語が乱れてきているとかで、「日本語見直しブーム」なんです。言葉というものはコミュニケーションや読書によって培われるものだと思っていたが母国語までマニュアル本が売れるとは、こりゃ驚いた。とは言え、私もえらそうなことは言えない。以前ある人が「♪アンアンアン　 とっても大好き　ドラ○～もん～」っておかしくないかー？とつっこんでいたが、そう言われてみればたしかに変だ。でも長年気付かず歌っていたもんね。だが、おかしな言葉遣いにいちいち目くじらを立てていては生活が困難になるぐらい世間は変な言葉であふれている。この話をダーリンにしたら、ヘラヘラっと「俺もその本買おうと思ってた」だってさ。ゲーボキャブラリが貧困で私に文句ばっかり言われているからどうにかしようと思ったのかしら…（それにしても、ＷＯＲＤで日記書いてたら、やたらと赤線で私のおかしな日本語に対して修正を求めてくるのがうっとおしい）。

  2002.05.17

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• 寿司食いねぇ

  Ｂ級グルメの伝道師、リツさんがお寿司やさんへ連れて行ってくれた。彼とはいつも現地集合→食う→現地解散なのだが、ええ加減な私は、例によってちゃんと地図を持って行かなかったものだから阪神尼崎周辺でウロウロと迷子になってしまった。ずーっと続く風俗街。ミナミだったら歩き慣れているので平気だけど、見知らぬ土地の風俗街はちょっぴり緊張した。運良くリツさんと出会えて行ったお店は、こぎれいでめっちゃおいしかった。大満足。

  2002.05.16

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• トイレ擬音装置

  おつかいでよく行くビルの女子トイレには「トイレ擬音装置」なるものが備え付けられている。日本の奥ゆかしい婦女子は、シッコのジャージャー流れる音やゲリがブリブリしぼり出される音を他人に聞かれることを嫌がるので、水を流して音をごまかすことが多いのだ。しかし、そういうことをすると水がもったいない。というわけで開発されたのだが、なぜ音をごまかすための音が水の「ジャーッ！」という音でなければならないのだろうか？それはさておき、その擬音装置の横に貼ってある「使ってネ」のシールには「あなたの気づかいが地球の水を守ります」というキャッチコピーと、セーラー服の女子高生が洋式便器に腰掛けているイラストが描かれている。彼女は片手には文庫本、片手は擬音装置のスイッチにさわっているが便器のふたはしまっているし、パンツもおろしていない。なんてリアリティのない宣伝なんだ。というよりは、私がもっと奥ゆかしくならねばいけないのか？しかし、面倒くさいので擬音装置は使わないけど、私でも中国人のように人前でウンコシッコはできないヨ！

  2002.05.15

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• 血液型恋愛統計学

  ５月に入社したばかりのマヤさんは、３０数人いるフロアのメンバーをまだ把握しきれていない。忙しい彼らは新人に対して特にチヤホヤかまってくるということはないので私が「あの人はあんな人、この人はこんな人」と、先入観を植え付けない程度にレクチャーしている。オバサンみたいだけど、コミュニケーションが少ないせいでいつまでたっても同僚の人となりが謎のままなのだからしょうがない。仕事するのに別に仲良くなる必要はないかもしれないし、放っておいたって自分で何とかやっていくのだろうけども…。しかし、誰かの面白いエピソードなどを披露すると、必ず「何型？」と質問してくる。知っていたら答えるが、私にはどうしてそんなどうでもいいことをいちいち質問してくるかがわからない。そしてその都度その人に対して「Ｂ型だからルーズな人」などと決め付けてしまうのだ。また彼女は「恋愛依存症」のようだが、恋愛に関してもすべて「私はＢ型には惹かれるけど合わへんねん」「Ａ型とやったら合うけど、面白くないねん」などと、これまでの経験から付き合う判断基準にしているらしい。でもネ、テメーの付き合った男の数なんてたかだか２０人にも満たないんだろーが。４タイプ１万人ずつ付き合っても同じ事言ってるようならあんたかわいそうな人だよとは、気の小さい私は言えなかったので、「フーン」と言っておいた。

  2002.05.14

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• おじさんの日

  腹痛が治まったので会社に行った。一体なんなの？まるで私の楽しい週末を邪魔するためだけに起こったような腹痛であった。それはさておき、マシンルームでプリント作業をしていたら仕上がりにムラが出たので、エンジニアのおじさんにプリンタを直してもらった。しかし、結局は別のプリンタを使うことになってしまったのでおじさんは何しに来たんだか？という状態だったがムカついている様子もなく、「この機械は、Ｈ社のＯＥＭでね・・・」と、とても丁寧に説明をしてくれ、もう用無しなのになかなか帰らなかった。でも私は無愛想な人よりも、気さくな人の方が好き♪（エンジニアの人がこんなに気さくなのは珍しいの）夜遊びしていたらバスがなくなってしまったので例によってタクシーに乗り込んだのだが、運転手さんがやたらと慇懃（いんぎん）な老紳士で自分がお嬢様になったかと錯覚してしまった。「ここの信号は以前よりも青が長くなったんですよ」とか「でもここの信号は９時になったら点滅していたのに、それがなくなったんですよ」などと、とても丁寧に説明してくれる（わしもジモティやねんけど…）。いつもは気さくだろうと、無愛想だろうと、オッサン運転手なのでなんだか調子が狂って、私もいつもなら「おおきにー」と言うて降りるのだが、優雅に「ありがとう」と微笑んでしまったわ（釣りはしっかりもらう）。家に帰ると正真正銘のオッサンが「毎日毎日何をやっとんのじゃー！」と吠えていた。

  2002.05.13

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• いくつになっても孫は孫

  今日の日記は昨日の内容とまったく同じ。テニスに行くつもりでいたが、引き続き腹痛の為サボった。こんなこともあろうかと、今日のサークルは出欠をＨＰに表明せねばならないのだが保留にしておいた。だって、先週は「行く」と言っておきながら急にデートすることになったもんで「行けなくなりました」なんて恥ずかしい書き込みしてしまったがそれを２週連続でやっちゃうのはひんしゅくを買うでしょう（誰も気付かないかしら）。それにしても昨日は朝、食パンを食べただけであとは何も食べなかったなんて信じられん。だんだんとましになってきたので、夕方にオバアの家におつかいに行ったが相変わらずよくしゃべるので、私は単なるあいづちマシーンでしかなかった。さんざん「お金ない」という話をした揚句、「いらない」と言っているのに無理矢理こづかいをくれるのにも慣れてきた。サンキュー、オバア。別の孫（つまり私のイトコ）は離婚問題でモメていて、今日は双方の親を交えて話し合いをするそうな。とんだ母の日ですな。

  2002.05.12

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• 謎の腹痛

  テニスに行くつもりだったけれど、バス停まで行って遅刻しそうだったのでやめて引き返した。もっと早く家を出るべきだった。片道１時間以上かかるのに遅刻するとやる気をなくしてしまう。だったらもっと近所でテニスすりゃいいのだけど、サークルを探すのが面倒くさい。バスを待っている頃から謎の腹痛に襲われ、いつまでたってもおさまらない。やはり日頃の行いが悪いから罰が当たったのかなあ？と不安になる。痛い場所はオヘソよりちょっと下で、右側なんだけど、何これ？医者に行くにも保険証を会社に置いてきてしまった。ひとりぼっちで痛みと闘うのはとてもさびしい。こんな時、誰かにそばでお腹をさすってもらいたいと思う。旅行から帰ってきた母に「お腹が痛い」と言ってみると「そう、それで寝てるの」と言われてそれっきりだった。遠距離恋愛中の彼に「お腹が痛い」とメールをしてみると「心配だなも（名古屋弁）」と返事をくれたが、家族でご飯を食べに行ってしまった。でも考えようによっては、こうしてお腹が痛い時にもノンビリ寝転んでいられない人だっているのに、ベッドでゴロゴロとしていられる私ってラッキーだよなあ。美空ひばりなんて、盲腸なのにステージに立っていたんだもんなあ。スゴイよ、お嬢は。それにしても、治ってくれえ…。

  2002.05.11

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• 憧れのエレガント

  オシャレなマヤさんは、いつもきれいにマニキュアを塗っている。休みの日でもきちんと化粧をし、コンタクトレンズも入れているそうな。会社の給料だけではお洋服が買えないので、バイトもしている。ファッションやカフェのお店にとても詳しい。料理も上手だし、エステにも通っている。ステキだと思う。でも、わしには真似できん…。平日でも堂々と穴空き靴下をはいて出社するタナモー。２９歳。独身…。

  2002.05.10

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• オバハンのような若者と、大人げのないオバサン

  かれこれ１０年以上通学通勤ラッシュを経験しているとおのずとラッシュ時のルールと言うか、暗黙の了解が身についてくるのだが時々場慣れしていない人々が乗り込んでくることがある。行楽のおばちゃん達や、遠足のお子様達などは、キャアキャア言いながらサラリーマン達に無言で押し込まれている。私の乗った地下鉄の車両に、今年大学に入学したばかりという雰囲気の男の子と女の子がいて彼らは恋人同士ではないのか、ドア付近で微妙な距離を保っていた。そのおかげで私は彼らの間に立つ形になってしまい、彼らは私を挟んで会話をしていた。女「絶対に女子高とか女子クラス出身者のほうが男好きやわ～」男「そうやんなー。なんかガツガツしてるし、男に飢えてるもんなー」てな内容を延々と話している。はあ～？！くだらん。私は元女子高生。たしかに文化祭や体育祭やらで盛り上がっている共学がうらやましかったけれど、なんでお前らみたいなブサイクにそんなこと決め付けられなあかんのじゃ～！「私は誰の前でも自然体なのよ。ブリッコしないのよ」とでも言いたいのか？この男もえらそうな事を言って女子高出身の女をオナペットにしてるんじゃないのか？せーぜーモテない者同士で「友情ゴッコ」でもしとけっちゅうねん。それから、ラッシュ時のルールも知れ。フン。

  2002.05.09

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• HEDWIG AND THE ANGRY INCH

  映画の日。２週間前に観ようとしたら、一杯で入れなかったので（代わりに観た「落穂拾い」はつまらなかった）、今度は２時間前に行ってみると、１１０席ある劇場ですでに９６番目だった（整理券をくれるのだ）。こんなに人気あるのに、２ヶ月で終了なんて納得がいかん。「アメリ」なんて１１月に公開されてまだやっているのに。私はマドンナの「エビータ」もニコール・キッドマンの「ムーランルージュ！」も観に行かなかったのだけども、音楽映画に対してしょうもない偏見を持っていたことを思い知らされた。ジョン・キャメロン・ミッチェルの声は、ステージではじけている時もすごく上品に感じたのだけど、それは別録りしたせいとかかなあ？とにかくすばらしかった。ボキャブラリが貧困なのでこれぐらいしか言えない。

  2002.05.08

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• 私はズボラー

  私の通勤定期券代は、毎月の給料に含まれている。したがって、毎月自分で購入しているのだが、毎月切れる前に買い忘れる。そうなると、最寄り駅までのバス代１９０円を損することになって非常にくやしい。私の欠点のひとつに「準備が悪い」というものがあるが、準備をしっかりとしておけば、あらゆるろくでもない出来事が回避できたというのになかなかこの悪癖が直らなくて本当に困ったもんだ。今回はいつもより悲しいことに、朝、駅に着いて、さあ定期を買って電車に乗ろうと思ったところ財布に入ってる金が足りなかった。買えんがな。しょうがないのでキップを買って電車にのった。アーくやしい。１日分損した。夜遊びしていたら、バスがなくなってしまったので、タクシーで帰った。ちょっとザマアミロと思った（誰に？）。

  2002.05.07

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• キラキラオバア

  近所の団地に住む、祖母の家に遊びに行った。このオバアはとにかくよくしゃべる。８０年も生きているのだから、ネタはいくらでもあるのだ。それにしても、同じストーリーでも別の口から語られるとこんなにも違うものか。「私は職場のみんなから大事にされていて、お誘いも多かった。あの時はよかった。」と、目をキラキラさせて語るオバアはステキだが、娘（わしの母）の証言では「鉄砲玉やから、いっぺん出て行ったら帰ってけえへん。おとーちゃんは機嫌悪くなるし、おかーちゃんが遊びまくるのがイヤでイヤでたまらんかった。」と、こうなる（しかもこの話、母が高校生ぐらいの時代ではなく、すでに結婚して子供も２人産んでからの話だってよ。やるなあ、オバア）。万事がこんな感じなので、「人の話というものは一方的な角度だけでなくあらゆる角度から検証するべきである」という教訓になる。また、「自慢話というものは、聞かされている側には面白くもなんともないのでどんなに話したくても、ある程度にとどめておいた方が印象がよい」という教訓にもなった。こんなことは、文章にしてみると昔から言い古されていることじゃないかと思うが、やはり教訓というものは、本などからではなく、経験から得る方が身につくなあ（ついているのかしら？）。

  2002.05.06

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• ゴールド＆シルバー

  昨日とは打って変わっての快晴である。ミーハーな彼は「金閣寺に行きたい」と言う。きっと金ピカなイメージを持っていて、わくわくするのだろう（単純だから）。昨日の嵐山も人がウジャウジャいたが、金閣寺も然り。京都中がそうなのだろうけど、どいつもこいつも必死で写真を撮っているのが笑える。私もその一人だが…。悲しいことに記憶は薄れる。忘れたくないからこそ、記録しておきたいんだよね…。しかし、被写体にウジャウジャ人が入るとイライラする。さらに、ダーリンの撮影テクニックにも苛立ちを覚えた。もっと美しく撮ってよ！ああ！自分で自分を撮りたい。それにしても、あれだけゴチャゴチャしているにもかかわらず皆さんお互い撮影中は邪魔にならないよう足を止めたりして気を使うしシャッターを頼まれると、誰でも快く引き受ける人の好さも何だか笑えた。市バスで移動していると、なんと金閣寺と銀閣寺を見学して、哲学の道を歩いただけで１日が終わってしまった。もっと欲張りたかったなあ。せめて三十三間堂と西本願寺ぐらいは行きたかった。倹約家の彼は、帰りも都市間バスを利用して、ババ混み（渋滞中）の名神高速道路にて帰路についた。私は帰宅すると家族が留守で、カギを忘れたので家に入れなかった。

  2002.05.05

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• 

  私にまかせとき！

  単細胞な彼氏のために、急きょ京都観光へと繰り出すことになった。嵐山といえば、高校時代の遠足コースだった。短大のクラスメートとも行った。デートでも行ったことがあるような気がする（が、相手が思い出せない…）。とにかく、案内してやりたかったが、私は方向オンチ。初めてだという彼の方が、地図を見ながら先導していた。チェ。前回の名古屋デートに引き続き、またしても雨がザーザー降ってきたのでとりあえず繁華街の河原町へと向かった。 ↑「インデアン」のとんかつカレー「第一旭」のラーメンも、「インデアン」のカレーも気に入ったようだった。ところで、ＧＷ中の京都なんてどこの宿も満室である。奈良の私の実家に泊まってもよかったが、次の日も観光したいのでちょっと厳しい。てなわけで、ラブホテルに泊まることにした。ラブホテル博士と呼ばれた私も（ウソです）、京都はテリトリーではなく、いささか不安であった。京都の場合、高速道路のインターチェンジ付近にはかたまってあるけれど、繁華街にはポツンポツンとしかないというイメージが強い（私が知らないだけかもしれないが）。だから目を付けていたホテルに入れないと後がしんどい。しかし、ホテルの宿泊タイムというものはたいてい２２時から始まる。それ以前に入る事も可能だが、延長料金がかかって高くつく。倹約家（びんぼう）な私たちとしては、２２時になったら入ろうとそれまで時間をつぶした。そして２２時になり、目を付けていたホテルに行ってみると…、行列が出来ているではないか～！甘かった。勘定したところ、ワシらで１０組目であった。旅行バッグを持っている人たちもいる。脳裏には「やどなし？」の４文字が。早くも「他に行ってみようよ」と投げようとしていたダーリンであったが、「イヤ、休憩の人たちがこれから出てくるし、そうじの時間もあるから」とホテル博士らしく（ウソだけど）引き止めてガマン強く待ってみた。４０分後、無事チェックインすることが出来たが、後ろにはさらに１０組ぐらいの行列が不安げに待っていた。以前、彼に「ラブホテル行ったことある～？」と訊いたことがあったが「１回あるよ」という回答であった。そんな初心者だから、いちいち新鮮に見えるようだ。「アレ？カギが締まらんよ？」「カギは客が未払いで出ていかんようにフロントが管理してるねん。と、思う」「電気どうやって消すの？」「タッチパネルで調節できる。んじゃないかな～」などなど・・・・・。「さすが詳しいね！」とは言われなかったが、何だかバツが悪かった。こんな場所でテキパキしても喜んでくれんわな…。

  2002.05.04

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• 旅に目覚めた男

  愚痴っぽくなりますが、ダーリンは新入社員の分際で（関係ないけど）、ゴールデンウィークは１１連休だからって（私はカレンダー通り）かねてより私が行きたいと思っていた四国に、友達と旅行してまわるなんて、なんか面白くなーい！と密かに拗ねていた私。彼は金がないから、いつも私が会いに行っていたのに、ねーちゃんに借金してまでだってよ。しかも、毎日メールで報告してきてくれる。「讃岐うどんを３杯食べた」だの、「松山城を見た」だの「坊ちゃんの湯に入った」だの、ことごとく私の行きたいコースを先回りしてやがる。まったく放っておかれてもムカつくが、なんでよりによって四国に行くんじゃー！でもこんなこと言えないので、こらえて「いいなあ」などと返信をしていた。が、「私は桂浜に行きたい」と送ってみた時に「明日は桂浜だがね」と返ってきてもうガマンできなくなり、しばらく無視した。おとなげないけど、しょうがない。可愛いらしくも憎たらしくも返事ができないんだもん。ケッ。だもんで、「名古屋に帰って来たよ」というメールにも返事をしなかった。フン。夜になってダーリンの方から電話がかかってきた。アラめずらしい。私が拗ねていることは知らないから、無邪気に土産話をしていた。私もにこやかには話せないけれど、一応あいづちだけは打っていた。そこで突然「明日あいてる？」と言われた。「嵐山（京都）に行きたいんだけど。」一緒に四国旅行していた友達が「嵐山はよかったよ」と言っていたので行ってみたくなったそうな。う～～～～～テニスするつもりでいたが、結局付き合うことにした。軟弱なわし。「バスで行くつもりだから、時間調べといて。俺今から寿司食って来るからわかったらメールして」う～～～～～インターネットを駆使して調べ、メールしてあげた。軟弱なわし。思い付きで行動して人を振り回すのは私のオハコだったのに、取らないで欲しいわ。

  2002.05.03

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• 引退目前

  期間契約社員である私は、今月いっぱいで契約満了となり退職する。たったの３年しか働いていないが、３年といえば、中学生でも高校生でも入学から卒業まで過ごす。短いようでも感慨深い。その辺にいる人をつかまえては、「私がいなくなったらさびしい？」と訊き、「うん」という回答を得て満足しているのも無理のない行動だろう。「そら、さびしいよ～」と言ってもらえると、非常にうれしくなる。たとえ、６月には忘れ去られていようとも。ところで、５月に入ってマヤさんに仕事の引継ぎをしているが彼女は最近までウチの会社の契約社員で、再度の入社なので非常にラクである。すでに社内のしくみを知っているので、手間が省けるしむしろ私の方が「会社の辞め方」や「職務経歴書の書き方」を教わりとっても助かっている。前の会社を辞める時も、一緒に辞めた同期や後輩は、新人に一から仕事を教えていたが私だけはベテランの先輩に引き継ぐだけだったのでラクなものだった。ツイてる～♪それにしても、前の会社を辞める時は「ザマーミロ」てな心境だったが（その割には誰も痛手を被ってない）、今回は去り行く者としての寂しさもかみしめている。千代の富士も長嶋も百恵ちゃんもこんな気持ちだったのかしらん。・・・・・・・・絶対に違うわね。ごめんなさい。

  2002.05.02

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• サービス

  今朝のバスの運転士さんは、非常に愛想がよかった。停留所に停まる度に「バスカードは下から入れて下さい」カーブする度に「しっかりつかまって下さい」と、いちいちクドイぐらい丁寧にアナウンスしてくれる。しかしその割には運転が乱暴だよ。飛ばし過ぎやし、揺れまくっとるがな。だから、しっかりとつかまっとけって？

  2002.05.01

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• 金ピカウォッチ

  腕時計コレクターの人がいる。その日の気分やファッションに合わせて身に付ける腕時計も替えるのだ。私もそんなことをしてみたい。でも実際には、ロクに腕時計を持っていない。昔オカンに買ってもらったマリ・クレールは電池が切れたままだし昔の彼氏にもらったbaby-Gは汚れている上に時代遅れだし同じく昔の彼氏にもらったKOOKAIは皮のベルトが取れちゃったし大昔自分で買った変なswatchや、取引先の人にもらったUFOキャッチャーでゲットしたというパチもんや、これまた昔の男にもらった「ダウンタウンのごっつええ感じ」の浜ちゃん腕時計はもはや付ける気が起こらない（当然電池は切れているが、替える気も起こらない）。それにしても、ほとんど自分で買っていないということはやはりそこまで欲しくないってことなんだろうなあと思う。時間を知りたい時には携帯電話のディスプレイを見ているが、いちいちバッグから取り出して見るのは面倒くさい。しかし買うとなると、何でもいいと言うわけにはいかない。吟味に吟味を重ねて選びたい。でも、その作業も面倒くさい。ああー。というような理由で、腕時計を付けずにもう何年も過ごしているのだが、夜遊びの帰りに地下鉄の中で、乗り換えの時間がちょっと気になったので隣にすわっている３０代ぐらいの男性の腕をチラと覗き込んで見た。彼の腕時計は金ピカだった。ベルトも本体も文字盤も針も、すべてが。見えん！何時何分なんだか、隣の角度からは見づらくてしょうがない。いつもの私なら「乗り換えの電車なんていつかは来るんだから待ちゃーいーか」と、アバウトにかまえるのだが、電車の時間なんてどうでもよくなり彼の時計を読もうとほとんど意地になって、必死で自分の頭の角度を変えながら試行錯誤をしていた。するといきなり読めた。２２時４３分。私のあまりの露骨な覗き込みように、彼は左腕を目の前に差し出してくれたのだ（しかも彼は私の左隣にすわっていた…）。イヤーン！我に返った私は恥ずかしさで顔が燃えるようだったが、にっこりと微笑み礼を言った。さらに時計を褒めようかと思ったが、それはやめてそそくさと電車を降りた。もし私が婚約したら、指輪は要らないから「腕時計が欲しい♪」と言うつもりである。それも、オメガ。しかも、「なんとなく」。

  2002.04.30

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