裁判 -14-
同年X月X日 第二回出廷 被告は「なんでこんな所に来なければならないんだ」や「提訴を取り下げないなら逆裁判だ!」と、訳の判らないことを口走り、前回の約束事を失念している様子。 原告は前回に於ける話し合いの経過を再確認し、「和解案の具体的結果が実現するまで、提訴は取り下げない」と宣言。 そこで裁判所からの提案が出される。「被告は雪止めフェンス設置の具体案を原告に提示し、双方でよく話し合い、その結果を次回出廷日に報告するように」との事を確認し、閉廷。同年X月X日 被告から原告へ、何の連絡もないまま雪止めフェンス設置工事が始まる。 そのため、同日原告から被告へ電話連絡を行い「裁判所からの提案は『双方でよく話し合って』であって、設置工事の前に原告の意見も聞くべきではないのか」と抗議したところ、被告はその旨に耳を貸さず、「奥さん、丈夫なものを作ってあげるんだから」と言うかと思えば、「文句があるんだったら、裁判をやりなおしてもいいんだよ!」などと開き直るしまつ。まともな会話が成立しない状態であった。