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少し時間が出来たので、2014年 岩手復活暦 4月に登場しているモデルさん達の裏話。
2012年 大槌町復活暦コピー 「進む道が違っても、友情は永遠。」 震災後の2012年1月に撮影。 バックに映るのは、大槌中学校。 高校2年生の彼女たちになぜこの場所で撮影を希望したのか聞くと、 「高校で震災に遭いました。」 「中学校では、楽しい思い出しかありません」 「なので、中学校にしました」と話していたことをよく覚えています。 また、こんな事も話していました。 「高校を卒業したら、海のない県に行きたいと」 2013年 岩手復活暦表紙コピー 「瓦礫は過去だ。私たちは未来だ。」 2013年 岩手復活暦12月コピー 「どこにいても、ふるさとにいる。」 この年の撮影も大槌中学校の前で。 「取り壊しになる予定だから、この場所がいいんです」と話していました。 彼女たちは、高校3年生。 高校卒業後の進路を尋ねると、 「一人は、関東の理美容店に就職」 「一人は、関東の大学に進学」 「一人は、地元に残り就職する」とのこと。 私が地元に残ると話した一人に、 「どうして、地元に残ることにしたの?」と聞くと、 「やっぱり、大槌が好きだから」と話していました。 また、こんなことも話していました。 「カラオケボックスが欲しい」 「ボーリング場が欲しい」などなど。 少し、元気が出てきたのかなと感じました。 2014年 岩手復活暦の撮影。 一人は、地元に残っているも連絡取れず。 二人は、関東に住んでいます。 今年8月お盆に帰省するとの連絡が入り、撮影日決定。 撮影当日は、雨が降ったり、やんだりのあいにくの天気。 時間も限られているので、中学校前で撮影しようとしたら、 大槌に就職した一人がやってこない。 電話、メールなどをしても連絡が取れない。 でも、どうしても3人で撮影してほしいと話していました。 仕方なく、彼女が就職している会社のそばまで移動。 ぎりぎりまで待ちましたが、二人で撮影することに。 待っている間二人に話を聞くと、 「大槌を離れて思ったけど、やっぱり大槌が好き」 「早く大槌に帰って来たいと何回も話していました」 2014年 岩手復活暦 4月コピー 「もう大丈夫。半分本当、半分嘘。」 彼女たちの正直な気持ちを表していると思います。 彼女たちが一人前になって、大槌に帰って来る日を楽しみに待とうと思っています。 「一歩、二歩、三年間の軌跡。」 東日本大震災発生から現在までの歩みを、 岩手県沿岸部に住む人達の想いを、風景を、 コピー、写真で表現しています。 よろしければご覧ください 2014年 岩手復活暦 発売中です。 http://item.rakuten.co.jp/iwatepikapika/c02/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.11.13 10:30:50
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