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日本人でこの震災に「何か貢献出来ないだろうか」と思わない人はいないと言う程、被災者へのボランティア意識が高いのは皆さん感じられる通りです。
京都から行かれた方には現地の人は「京都からわざわざ来て頂いて」と感謝の言葉を受けると聞きました。 京都新聞に寄ると、参加費一万円でボランティア希望者を募っているとありました。 一万円は食費代の様です。 泊まる所は市が確保したのだと思います。 これなら行き易いですね。 しかし、一般の震災へのボランティアは希望者が多過ぎて大半が断られているそうです。 何も無い所へ行くのですから、寝袋、食料は持参でないと無理な話。 旅館で泊めてもらってなんて考えても、現地の人でさえ泊まる所が無いのだから遠くからのボランティアは困難な様です。 ボランティアは衣食住を自分で確保出来ない人が来られると迷惑な事になります。 神戸の時は大阪や京都の近隣の人が大半でした。 日帰りですからその分荷が軽くて済みます。 今回は全国規模の希望者が殺到している様です。 気持ちだけはあっても、暇も金もない我々は歯ぎしりをしながら見ているだけ。 小銭を募金箱に入れるだけです。 何かお手伝いを、何か気持ちを癒すものをと思うのですが。 テレビでは野球のグローブを作る職人さんが、色んな学校等に呼びかけて不用なグローブを再生、現地の子供達に配るのが映されていました。 素晴らしいアイディアだと思います。 始まった学校生活に生かされるでしょう。 着物職人である我々に出来る事は何でしょうか? 泥に埋まった着物の再生は不可能としか考えられません。 それに住む場所も確保出来ていない今、着物は邪魔者扱いになる事は明白。 着物の補修の時期ではない様です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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