2006/11/01(水)23:45
「地下鉄(メトロ)に乗って」を見に行く(少しネタバレ)
今日から11月ですね~~え、もう!?って感じですー0-
今年もあと2ヶ月を切りましたが、みなさんは何されていますか?
私は今日、映画を見てきました~!そう、「地下鉄に乗って」です。
久しぶりに夫婦で映画館へ行ってきました。
私は家を出る前に言いました。
「見てる間「「堤さん、ステキ・・・」」って連発すると思うけど・・・」
すると旦那は「別にいいよ」と
なんだか嬉しいような悲しいような・・・複雑な心境にはなりましたが
仲良く!?見てきました。
旦那と私の共通項・・・それは浅田次郎はいいということ。
「鉄道員」で2人で行ったときも涙し、感動していたので
今回も泣いてこようぜって感じで見に来たということです。
まず見終わった率直な感想
いい話ですね~じんわり、心の奥からゆっくりと感動していく・・・
そんな印象を受けました。
そしてまた見たくなりました。
「鉄道員」のときもそう、1度見ているので結末は分かっているのに
いや分かっているからこそ感動が再び・・・でした。
最後の意外なみち子さんの行動。
その前からなんとなくそうなんじゃないかなあと思っていたので
階段のシーンは号泣してしまいました。
好きな人の幸せを思って自分が消えていくなんて
相当強い気持ちを持った人にしか出来ないはず。
しかも真次さんとみち子さんは・・・そういう運命だったのね。
悲しくて儚い・・・ですね
真次さんはお父さんを恨んでいたけど
昭一兄さんの死の真実、お父さんの戦後たくましく生きていた姿を見て
お父さんに感謝することが出来た・・・
最後、目をつぶっていた真次さんが静かに目を開くシーン、
なんともいい顔していましたね~
堤さんのお父さんとのことも絡んで見てしまって更に感動していました。
あの時代に連れて行ってくれたのは、たぶん昭一お兄さんの思いなんでしょうね。
僕はお父さんを憎んで死んだんじゃないいんだよ
真次にもう一度お父さんのそばにいってもらいたい・・・
真次さんはみんなに忘れられてない
それが羨ましいってみち子さんは言っていたけど
自分がここにいられるのは、「生かされている」んだなあって
みんなの姿を見てそう思いました。
私も今度、お父さんにどんな時代を生きてきたのか聞いてみようかな・・・
私が生まれてくる間、どんなことを思い、どんなことをしていたのか・・・