テーマ:映画館で観た映画(8540)
カテゴリ:映画・芝居など娯楽関係
そぼ降る雨の中、映画を観に行ってきました。
「キツツキと雨」、舞台挨拶つき。 梅田に出来た、駅直結のきれいな映画館。 端のほうでしたが前のほうで、よく見えました。 お昼の番組「ハピくるっ!」で役所さんと出演していたときのシャツ(黒?紺??)に、 グレーのベストとパンツ、ベージュの靴。 すらっと細身のスタイルで、頭の小ささが際立っていました。 テレビと同じく前髪はふつうに下ろしていて、とっても若く見えました。 落ち着いてはいたけれど、相変わらずゆらゆらと(笑)。 役所さんは大阪ってことで坂田師匠のように「ありがとさん」などと小ネタを混ぜていましたが、 小栗くんはいたってふつう。 質疑応答などはなく、上映前なのであまり話すこともなし。 役所さんの部屋にのみに行った話や、 役所さんがチェーンソーを持っているという話などがありました。 幸一の部屋が映るたび少しづつ変化してるので、そこも面白いです、とのことでした。 監督は終始、おどおどと(笑)、 背中もまるくて、そんなの恐縮しなくてもいいのに…って感じでした。 そしてお別れ。 お手振りも投げキッスもなし(投げキッスはなくて当たり前ですが)。 今まででいちばんおとなしい舞台挨拶だったような気がします。 映画はというと、とってもよかったです。 (ネタバレあります) まず風景がいいんです。 まだまだこういう風景が残っているんだなあって思いました。 田舎なんですが、それがとってもいい。 主人公が林業に従事しているということで、 三浦しをんさんの「神去なあなあ日常」をもう一度読みたくなりました。 克さんがとってもチャーミング。 無骨で実直で、結構柔軟で。 くすくす笑ったりするところも多くあって、 観終わったあとはじわっと温かく、幸せになれる映画でした。 あんみつの場面も好きだけど、 味付け海苔を食べながら将棋をさすところも好きです。 軽トラで駅まで送っていくとこらへんから 少しづつ克さんと幸一の距離が縮まっていくところ。 幸一が少しづつ克さんを拠り所にしていく感じがすごく好き。 克さんも幸一を知ることで息子との関係が少し変化するし、 そのへんのそれぞれの気持ちが「少しづつ」変わっていく空気がいいなあと思いました。 最後の、海辺に椅子が置いてあるシーンもよかったです。 この映画に小栗くんが出られたこと、 役所さんや山崎努さんと共演できたことが、とってもよかったなあと思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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