今日は、５月１日の記事『ワンコのシッポ 』の後半で

シェルティに関するクイズの答えが全く分からず

助けを求めて出題した問題の答えを発表させていただきますっ！

発表の前に…ＧＷ中、私が一生懸命考えて

書き込みをした答えからどうぞ(笑)



Ｑ１：シェットランド・シープドッグの尻尾の先は

必ず白くならなければなりません。

それは何故でしょう？


『意味があったことにビックリです！！

　ただの遺伝だと思っていました(笑)
　
　と言うことは、遺伝子障害を見分けるため…？

　あっ！パイボールドに関係してるんでしょうか…？
　
　丸まって寝ていると白い部分がまとまってるので

　そこはワンコの弱いところ(急所)なんだと
　
　勝手に認識してました(苦笑)』



Ｑ２：シープドッグ（牧羊犬）に多い問題として

興奮状態になると足に噛み付く傾向があります。

それは何故でしょう？


『やっぱり羊を追う時に必要な本能だとは思うんですが…

　羊が群れから外れたら、足を噛んで群れに戻すため…？

　または、群れに忍び寄った敵(笑)を遠ざけるため…？

　牧羊犬は『目』で羊を操っていると聞いたことがありますが
　
　視線で誘導できなかった時に羊の足を噛むのかしら？』



…。

………。

残念でした、ハズレ～！！



それでは、それでは正解の発表です☆

出題されたドッグトレーナーの方の許可をいただき

そのままをコピーさせていただきました。

（一部、書式を変更しています。）


Ｑ１：シェットランド・シープドッグの尻尾の先は

必ず白くならなければなりません。

それは何故でしょう？


Ａ：シッポの先を白くすることで、遠くからでも

自分の居場所を羊飼い(飼い主)に教えることができるため。


説明：牧羊犬の仕事は、羊を指定された場所に誘導することや

群れから外れた羊を元に戻すことなどがあります。

群れから外れた羊を戻す場合、羊の前に立ちふさがり

『体勢を低くし、お尻を突き上げる』ようなカタチで羊を威嚇します。

皆さんのワンコも、同じような姿勢をしませんか？

この時、シッポは上に高く上がり前後左右に振っています。

この習性を利用して、羊飼いはシッポの先を白くすることで

遠くからでも、そのシッポを頼りに

ワンコが何処に居るのかを発見できるようにしたのです。

仕事以外でも、牧羊犬は草むらの中で何かを探している時なども

シッポは高く上がり前後左右に振ったりするので

遠くからでも直ぐに発見できるのです。

皆さんのワンコも、散歩中に草むらに入ったりすると

シッポを上に上げてると思います。

では、なぜ『白』なのか？

活動場所が牧場ということで

辺りは、一面『緑色』の草で覆われている場合が多く

『緑色』に対して『白』が１番目立つのです。

例えるなら…学校にある黒板は、実は『緑色』で

その上に『白』のチョークで文字を書きますよね。

スポーツでは、ゴルフがこれに当てはまります。

あんなに小さい『白い』ゴルフボールが

広い『緑色』のグラウンドに落ちても、直ぐに発見できます。

牧羊犬のシッポが『白い』意味も、これらと同じ意味なんですよ。



Ｑ２：シープドッグ（牧羊犬）に多い問題として

興奮状態になると足に噛み付く傾向があります。

それは何故でしょう？


Ａ：最低限、羊を安全に誘導するため。


説明：↑の解答じゃ良く分からないと思いますので、説明します。

羊飼いは、それぞれ目的があって羊を飼っています。

羊毛として、羊の毛を売るために羊を飼う場合や

食用として羊を飼うなど様々です。

もし牧羊犬が、羊毛用として飼っている羊の顔や体に噛みついた場合

噛んだ部分から出血を起こし、大事な毛を血で汚してしまうかもしれません。

そうなれば、その羊の毛は使い物になりません。

また、食用で飼っている羊の顔や体に噛み付いた場合

噛んだ部分から、病原菌が入ってしまうかもしれません。

昔は今ほど、ワクチン接種などに対しての意識が低かったと言われています。

この二つのことから、羊飼いは

牧羊犬に『体』ではなく『足』に噛み付くように教えたのです。

足に噛み付けば、出血しても毛に付くことはありませんし

病原菌が直接、お肉などの組織に付くこともありません。

それに、足に噛み付くことでケガなどをした時

羊の動きの変化を直ぐに見付けられるようにし

出荷前に、問題のある羊を取り除けるというのも理由の一つです。


以上が、問題の答えとその理由です。



す、凄い…判り易い素晴らしい解説に脱帽です。

そして、牧羊犬って～スゴイ！！！

そして、そして、シェルティって～スゴイ♪

教えなくても本能として備わっているんですね。

こんなに深い意味があるなんて考えもしませんでした(汗)

まだまだ知らないことが、いっぱいあるんですねぇ～。

とても勉強になりました♪

そして、もっと∞もっと～

シェルティのこと・牧羊犬のことを知りたくなりました。



《本日の一枚》

写真は私を監視しながらウトウトしてる王子。

なんともオヤジぽいですねぇ～(笑)

ここ数日、私の体調が良くないせいか

王子が落ち着きをなくしています（汗）

そういうことは本当に敏感に察知してしまうので

心配を掛けないように気を付けているのですが…

私のカラダの、もともと弱い部分が



一斉に悲鳴をあげている感じです（泣）



ひどい膀胱炎と貧血に加えて、厄介な不整脈が…。

膀胱炎の影響で背中と腰は痛いし、貧血でフラフラ…。

不整脈で苦しいのに、極端な低血圧で目眩まで…。

今、倒れるわけにはいかないので



気合いで勝負ですっ！



ただ、誰にも気付かれないくらいなのに

王子は直ぐに気が付いて心配してくれるんです（嬉涙）

へたすると私より先に私の異変に気が付いて教えてくれるほど（驚）



王子に心配させないためにも元気でいなくちゃ～！



ワンコも人間も体調を崩しやすい時期になってきましたね…。

どうか皆さんもご自愛ください。

あっ！コメントやメールのお返事が滞ってしまっていてスミマセン（汗）

必ず、お返事しますので…どうか、もう少しお待ちくださいませ～。

また、ご訪問だけで読み逃げしてしまっていてスミマセン（汗）

どうか、しばらく大目に見てくださいませぇぇ～。