[ギャンブル依存]の記事一覧 | 借金2500万男のギャンブル依存克服の道

ギャンブルをしなかった４０日目

我がＸデーとなった2022年6月4日から40日が経過した。ここに誓おう、この40日の間一切ギャンブルに関与しなかった。パチンコしにふらっとお店に入ることもなければ、競馬競艇競輪の様子を見にサイトにログインする事もしない（そも今は退会している）、はては２４時間稼働するオンライカジノも全て退会しもはや入る気も起きない。ギャンブルにお金は一銭も割いていない。今は仕事も忙しいという理由もあるが、忙しい時こそ特に帰宅時にやりがちだった。それが今や、したいという気すら起きていない。私は何故ギャンブルに熱中していたのだろうか。楽しい、上手くいけばお金が増える、上手くいかなくても次運が良ければ・・・上手くいかない、でも次がある、種銭はどうする、借りてでも・・・負のスパイラル。やはり私はギャンブルに向いていなかったんだと思う。何の対策もせず何の計画もなく熱に浮かされるまま、お金だけを消費した。必ず地獄が待っているのに、歩みを止めずただ彷徨った。このしなかったカウントは、これからも続けていく予定だ。このカウントを増やすことが私の今の目標であり、喜びでもある。自己申告だからごまかしは確かに出来る、が、ごまかしてはこのブログを立てた意味がない。このブログに書く事で、私は日々決意に満ち、前を向いて歩いて行ける。これからが、私の新しい道なのである。今日はギャンブルをしなかった４０日目

精神保健福祉総合センターでの面談

昨日になりますが、お休みを利用して精神保健福祉総合センターに行ってきました。相談内容は、ギャンブル依存を克服するためにはどうすればいいか。アドバイスはもちろんのこと、とにかく人に聞いてもらいたい、相談に乗ってもらいたい、そしてなによりもどんなに恥ずべきことをしてきたのか、再認識したい。そんな思いで最寄りの精神保健福祉総合センターに向かう事に。前回お話ししたギャンブル依存の過程の続きは、また後日綴っていこう・・・。この日はとても天気が良く、絶好の外出日和。いつもなら距離があるため車で移動しがちですが、体重が増えてきていることもあり自転車で出かけることにしました。これがたまらなく気持ちよかった。日が照りつける中、自転車で風をきる。懐かしい場所を通り、あれあの店なくなっているなぁとか、今はこんな感じになったんだとか。ギャンブルで視野が狭くなっていたんだなと感じました。振り返ると、ここ最近はギャンブルのことしか考えていなかったと思う。どうやって負債を取り戻せば、これで負債を取り戻せたら。負けるという想定を一切せず、己は勝つんだという驕り。そしていざ負けると意気消沈ししばらく落ち込むものの、次こそはとまた繰り返す。その様は無限地獄を彷徨っている亡者のようだ。その中でずっと糸を垂らして助けようとしてくれていた彼女に、私は感謝と謝罪の気持ちを伝えたい。自転車ぷち旅行を楽しんでいるうちに精神保健福祉総合センターに到着。受付に声をかけたところ記入シートを渡され、簡単な質疑応答を記入してからいざ面談へ。面談にて応対いただいた方はとても親切で、誠実な方でした。面談ではギャンブルにハマった経緯、していたギャンブルの種類、幼少期から今にいたるまでの私自身について、私に関する色々なことを聞かれました。私は正直に回答し、正直に思ったことを伝えました。向こうも私を卑下する事はなく、真剣にお話を聞いてくれました。面談時間は1時間30分でしたが、自分の振り返りをすることが出来てとても有意義な時間でした。お話の中で出てきたのがギャンブラーズアノニマス。ワンネス財団の方とお話しした時も出てきましたが、やはり人によっては効果があるとのことで、行ってみてはどうかとのことでした。調べてみると、、今日これから近くで開催される。よし、行ってみるか。私の自転車ぷち旅行はもうしばらく続きます。今日はギャンブルをしなかった、７日目

何故私はギャンブルにはまったのか①

今日はお休み、いつもならゆっくりと過ごしていた休日も今日はやることが沢山ある。全ては自業自得、これまでの行いが返ってきたのだ。福祉センターでの面談の前に、まずは出来る限り自分を振り返ろうと思う。思い返すと、ギャンブルを覚えたのは大学で友達に誘われたのがきっかけだった。「おーい○○、パチスロ行ってみない？」そんな何気ない誘われ方をされて興味本位で行った、と思う。当時大学に入って友達が出来て、色んな遊びを覚えた私は、正直ノリで一緒に向かった。おぼろげだが最初はビギナーズラックでもなんでもなく、勝てなかったことを覚えている。お金はそんなに使っていないが、ただただ悔しい気持ちをしていたと思う。次は勝てるかも、そう思った時点で私は沼に片足を突っ込んでいたのだろう。何度か通ううちにパチスロ、パチンコの仕方を覚え、行く日は段々と増えていった。当時はパチスロを主にやっていたと思う、パチンコはよく分からずあまり打っていなかった。4号機と5号機の境目時代、爆発力がある4号機で私はギャンブルに麻痺していった。ある日は負けて、悔しくて別日に勝負して大勝ちして、調子に乗って勝ち分を全てスッて。そんな日々の繰り返し。バイトをしてはギャンブルにつぎ込む、そんな日々だった。この頃はただ楽しくてハマっていた。就職してからは自分で使えるお金が増えたため、更にハマった。パチスロが5号機にほぼ遷移したのとMAXタイプのパチンコが出てきたことから、パチンコも打ち始めた。勝って負けて、負けて負けていった。この頃はギャンブルが私の日常になっていた。それから仕事が忙しい時期があり、一時期パチンコ、パチスロから遠ざかっていた。忙しすぎて遊ぶ暇がない、皮肉にも当時は仕事がギャンブルへの抑止になった。ネットで出来る環境はなかったのでお店に行かなければならないし、お店が空いている時間は仕事なので必然とギャンブルから遠ざかっていた。ただ、忙しすぎて体調を崩してしまった。体調を崩しお休みを頂いたのだが、その間は動画を見てゆっくりしていた。NETFLIXでのドラマ鑑賞にハマっていたと思う。（今は高すぎて解約しているけど）賭けれないことによるイライラは、特になかった記憶がある。忙しいことから解放され、とにかくゆっくりしたかったんだと思う。復帰後、前より穏やかな環境で仕事が出来るようになった。彼女と結婚の話をするようになったのは、この頃だろうか。私はギャンブルから遠ざかり人生をやり直そう、この時はそう考えていた。ここからが、本格的な私のギャンブルスリップの始まりだった。続きは次回・・・今日はギャンブルをしなかった、6日目

ギャンブル依存克服の一歩

今日はギャンブル依存を克服するために、色んな施設に相談しようと計画した日。ネットでももちろん参考になるサイトはありますが、やはり人に状況を正直に話して聞いてもらい、アドバイスをもらうのが今の私には必要だと感じ、実行しました。お仕事もあるので、休み時間・お昼の間に電話相談及び調査をしてみました。相談してみたのは下記施設・精神保健福祉総合センター　https://www.zmhwc.jp/centerlist.html・ワンネス財団　https://oneness-g.com/調査してみたのは下記団体・ギャンブラーズアノニマス　http://www.gajapan.jp/jicab-ga.html電話相談、調査した結果、正直お話しして良かったと思います。他人に自分の状況を説明することで、いかに自分が異常な状態にあるのか、嫌というほど実感する事ができました。それぞれの所感を纏めてみました。①精神保健福祉総合センター全国各地にある施設で、いわゆる心の問題に対して相談できるとのこと。ギャンブル依存もお話を聞いていただけました。電話連絡は平日の09:00～12:00、13:00～16:00に可能。私は最寄りのセンターに電話連絡しています。電話をかけるとまずは何についての相談か聞かれ、私ははっきりとギャンブル依存について相談したいとお伝えしました。いつから、どのようなギャンブルを、どのくらいか等について質問があるので回答しました。とても親身にお話をしていただき、全てを吐き出したくなるくらいになりました。私は直接面談を希望していたのでその旨をお伝えしたところ、では面談にて詳細をお伺いしましょうとのことで、一旦電話を折り返し待ちに。その後電話が来て、面談予約ができました。予定はちょうどお休みを入れていた明日の6/9（木）。早速行ってみたいと思います。②ワンネス財団ギャンブル依存克服で検索していたところ見つけたのがこちらの団体。精神疾患や様々な障害、各種依存症、触法者の心身の回復とその後の成長を支援する専門機関（治療・回復共同体）とのことで、ギャンブル・お酒・薬物への依存だけでなく様々な精神疾患の対応を行っているとのことでした。ギャンブル依存のページ（https://oneness-g.com/dependence/gambling_addiction/）を見ていたところ連絡先が記載していましたので、電話してみました。（月曜〜金曜 10:00〜17:00）まず相談事項について確認されましたので、ギャンブル依存についてと伝えたところ、担当者から折り返していただけるとのことで、電話を待つことに。電話が来てから担当の方に詳細を説明しました。結果、下記のようにアドバイスを頂きました。・表面的に解決することとしては、身近な人に協力してもらいギャンブルへのハードルを　高くするのがいい。例えばお金を使えないようにするとか。　ただ、これだと繰り返しギャンブルしてしまうことが多い（痛感中・・・）。・ギャンブルに代わる、没頭できることを見つける。　これは出来ていたらここまできていませんよね（仰る通り・・・）、とお互い苦笑い。・ギャンブラーズアノニマスに参加するのをお勧めする。　実は精神保健福祉総合センターでも電話でGAについてお話がありました。　ここで参加に興味が沸く。・発達障害について確認する。　これは発達の傾向によって治療の方針が見つけられるかもしれないとのこと。　一度ギャンブル依存を専門とした病院にかかろうと決めた。・超最終的な手段は、奈良に依存症克服する施設があり、入所することで克服する。　ただ入所すると仕事休むことになるため、あくまで最終手段となる。・土日に講習があるが有料なので、無料のもの（他の施設の）から試してみて、　もし興味があるならまたご連絡ください、とのこと。内容としてはネットで調べたことと同じようなものが多いですが、それでも人に聞いてもらってアドバイスしてもらうことは効果がある、と実感します。特にお勧めされるギャンブラーズアノニマスと病院にかかることについては、計画して取り組もうと思いました。③ギャンブラーズアノニマスお勧めされたギャンブラーズアノニマスについて調査する事に。強迫的ギャンブルは病気、本当にそう思います。この団体はその病気を自ら治療するために、皆で協力して共通の問題を解決するという。全国各地で毎週ミーティングを行い、ギャンブルをやめるための会を開いているとのことで、参加資格は問われず、ただ「ギャンブルをやめたい」そう思ったら参加可能。参加してみたい、明日にでも行ってみよう。再度ギャンブルをしてしまうことを「スリップ」と言うらしい。スリップを二度としないためにも、私はギャンブル依存を克服する。今日はギャンブルをしなかった、５日目

借金の整理、計画、そしていかにしてギャンブル依存を克服していくか

昨日から一夜明けて、今後どうしていくのかどうしていきたいのかどうしなければならないか、落ち着いて考えた。こんな状況になりながらも彼女はとても優しく、一緒に考えてくれた。振り返ればループを繰り返していた時も彼女はずっと私に寄り添っていてくれた。ないがしろにしていた自分を反省し、今後に活かさなければならない。考えた結果、優先してしなければいけないことは下記の３つだった。①現在の借金の状況を整理②借金返済の計画③ギャンブル依存の克服6/5から6/7の三日間をかけて、私は支援してもらいながら一つ一つ紐解いていった。①現在の借金の状況を整理ここでは会社名及び詳細は伏せるが、キャッシング・後払い共に整理したところ、目を覆いたくなるような結果となった・・・。・キャッシングA社：50万　B社：40万　C社：20万　D社：30万　E社：60万　計：200万全て年利は18%、振込手数料もあり、もし最低金額で返し続けるとなると利息手数料を含め合計：288万662円利息だけでも、豪華な旅行が何回か出来そうな額だ。・後払いF社：20万　G社：8万　H社：9万　I社：5万　J社：2万　K社：11万　計：55万（プロフィールの記載を直さなければならない・・・）こちらは一括で返さないといけない・・・・カード計：50万共同で使用しようと設定していたカード、ほとんどを私が使用してしまった。彼女が買い物するために確保していた枠もあったのに・・・来月分もすでに目一杯の請求が予定されている状態。計：2250万ギャンブルがやめられず何度もループし、何度も助けてもらった結果である。彼女が努力して積み立ててきた資金から、予定を変更して、私のために割いていただいていた。機会的損失、利息を含めて考えても、すでに膨大な額に上っていたところを、さらに膨らませた。私が欲に負け、彼女の優しさに甘えていた結果だ。一生をかけてでも、返済していかなければならない。②借金返済の計画キャッシングについては、最低でも毎月6万5000円に加え振込手数料が660円必要となる。カード・後払いは一括で、婚約者に対しても返済しなければならない。今月ボーナスがあるとはいえ、時系列順に返済計画を書いてみたところ・・・足りない。圧倒的にお金が足りない。何故こうなると分かっていてギャンブルに手を出したのか。ギャンブルしか頭になく、負けても取り返せばいいと思っていた自分。結局ギャンブルは胴元が儲けるシステム、私は養分でしかなかったのだ。相談先を調べたところ、債務のカウンセリングセンターなるところがあり、相談した結果面談してもらえることとなった。少し先にはなるが、面談してもらい方向性を決めようと心に誓った。③ギャンブル依存の克服今後ループを絶ち健全に生活するためにも、まずは原因となるギャンブル依存から克服しなくてはならない。大学から始めて10数年、しばらく辞めれた時期はあったもののいまだ抜け出せないでいる。私はループの最中に婚約者から勧めてもらっていた、色んな施設を利用することにした。なぜこんな状況になるまで利用しなかったのか、、、後悔は尽きない。6/8に各施設に連絡し、自分の状況を正直に伝えて相談に乗ってもらう事となった。もう同じ過ちは繰り返さない、自分の一時の欲求で大事な人を巻き込むわけにはいかない。依存から抜け出そう、頑張ろう。今日はギャンブルをしなかった、４日目

ギャンブル依存、嘘、ループ、指摘からの観念

「ずっと、いつ言ってくれるかと信じて待っていたけど・・・これは、何？」2022/6/4の土曜日、彼女はそう言って、私のカード使用履歴を示した。彼女は、お付き合いして長い婚約者。私は一見普通の、どこにでもいる男。仕事も長いこと定職につき、病気も特にない。だが私は婚約者にずっと隠していることがあった。ギャンブル依存症大学のころに友達から誘われてパチンコを打ち、特にビギナーズラックはなかったもののそのままパチスロにもハマり、その後職場で競馬を覚えてから競艇・競輪、果てにはオンラインカジノにも手を出した。勝って負けて、負けて負けて。それでもいつか大勝ちできるだろう、そんな期待に縋っていた。結果、キャッシングできる上限まで借金。それだけではなく後払い、今ではバンドルがよくCMでやっているがその類にまで手を出し、自転車操業は日に日に回らなくなり、私は月の給料では払いきれなくなってしまった。最初、婚約者である彼女には噓を言って少しずつお金を借りていた。借りては返し借りては返しの繰り返し・・・それも払いきれなくなり、とうとう彼女に打ち明けた。これが、彼女を苦しめることになる始まり。彼女は優しく私を励まし、そして依存への打開策を提案し、お金まで出してくれた。次はこんなことになる前に、何かあったらすぐに相談してね、と。私はそんな彼女に甘え、最初は頑張る意思を見せた。だが、しばらくして、私は彼女を裏切った。私はギャンブルへの欲を断ち切れず、相談する約束も破り、またギャンブルにはまった。清算してもらったことを忘れ、また同じ過ちを繰り返し、ギャンブルで取り返そうとして同じ状況まで行きつき、そしてまた、彼女に泣きついた。彼女は泣きながらも、こんな酷い男に優しかった。どうすれば依存から抜け出せるだろう、一緒に考えてくれた。私は今度こそ抜け出してやる、そう誓った。銀行やカードを見える化し、この状況ならばれるのだから使わないだろう、大丈夫。大丈夫なはず。・・・こんなにがんばってる。・・・すぐ、また繰り返した。やらかしを棚に上げて、彼女を責めた。今度はあろうことか、全貌を伏せて、隠蔽を画策した。彼女に当たり散らした。これまでこうしてやっただろう、これまで頑張っただろう、だから評価しろ、と。金を好きに使わせろ、見られてると思うと窮屈で嫌気がさすんだ、と。彼女は何も言わず、聞いてくれた。そして冒頭に至る。隠蔽していた使用履歴を一緒に閲覧し、彼女は泣きながら私に問うた。おかしいと気づいていた、でも、ずっとあなたから言ってくれるのを待っていた。促すような場面は何度も作ったのに、誤魔化してきたね。どうして私から問わなければ、何も言ってくれないの？もう泣かせないと誓ったんじゃないの？なんで何度も裏切るの？と。私は、昔なりたくないと思ったような人種になってしまっていた。お金による心労をかける、言葉の暴力、他人への尊重がない、嘘をつく、裏切る。それを大好きな人にしてしまっていた。今の私には罪を償うしか、彼女にできる謝罪がない。幾千幾万の謝罪の言葉を伝えようにも、すでに彼女からの信頼は失っているのだ。婚約者からの借金、2250万キャッシングからの借金200万（利息が膨らみ続けている）後払いによる借金50万合わせて2500万、これが私が一時の快楽に溺れて得た結果だ。この負債と裏切りの罪を背負っていかなければならない。死ぬだなんて逃げは、絶対に許されない。このブログは、ギャンブル依存から抜け出そうとして失敗し何度も裏切りを繰り返してきた男が、この依存ループから脱出し計画的に借金を返済するために贖罪していく記録である。今日はギャンブルをしなかった、１日目。