カテゴリ:小場家の家訓
滞納者の部屋に行っていたゴッドマザーから電話あり。 「みっちゃん、見ちゃったんだよ…」 「何を…?」 「ぶら~んってね、ぶら下がっていて…」 「何を?」 「し、し た い…」 「ひえ~っ…」 あら~、最悪の状況になったみたいです。 「それで、見たの?」 「何を見たって?」 「その現場…」 「シャッター閉まって暗かったから影だけ見たけど…」 「はっきり見てないのね」 「うん…」 それはよかったわ。首つりの現場はとても悲惨で 一度見てしまうと心理的ショックで立ち直るのに時間がかかるから 影だけ見て、実物を見ていないのなら、ショックがかなり少ないはずです。 「その後、警察が来て、黄色いテープ貼ってさ、そしたら…大変でね」 「そりゃあ自殺してるんだから大変でしょう」 「違うんだよ。調べていたら、もうひとつあったんだよ」 「何が?」 「し た い…。それもビニール袋に包んであったんだよ!」 「それって…」 「そうだよ。ウチの入居者だよ」 「やっぱり…」 その瞬間、電話口から何かがふわっと飛んできました。 あちゃあ、ビニール袋のおじいちゃん、ウチに来ちゃったよ。 ゴッドマザーに憑いてきたんだね。 「とにかくすぐ整体の先生を呼んで、受診してね」 「それがいいかねぇ…」 「いまは気が張っているけど、身体の緊張をとったほうがいいわ」 「わかったよ…」 とにかく心配なのは高血圧。 何か事件があると、すぐに200を超えるので 先に身体の緊張をとるのが一番大事です。 これから大変なことが続きそうです。 いつも応援ありがとうございます→人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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