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二代目大家の日々。

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2011.01.13
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カテゴリ:大家業

福岡の家賃相場、下落が止まりません。
今年は昨年よりも悪いようです。
福岡市は大企業の支店が多いのですが
2008年リーマンショック以降、支店の統合、縮小により
高価格帯の家賃を支払える層が激減したので
高額家賃の物件は苦戦しているようです。

高額家賃の物件が手頃な価格に家賃設定を変更し
それが玉突き状態で低価格帯の家賃を直撃しているので
福岡市の中心部 中央区でも2万円台のワンルームが増加しています。
家賃の雪崩現象が止まりません。

昨年10月に退去後、なかなか入居が決まらない物件があったので
懇意にしている不動産屋に相談に行きました。

「これ、どのくらいの家賃が適正なの?」
「この地区は人気がないですから 2万円から2万3000円ですね」
「そんなに下がったの?」
「はい、それでもなかなか…」

この地区の資料を見せてもらいましたが
確かに2万円代前半の物件が多数を占めています。

昭和50年代に建築された初期型ロフト物件。
建築当時は平均家賃が4万円でした。
それがいまでは2万円前後という査定。
ついに家賃が5割減の時代に突入しました。

「時代には逆らえないわ。それでお願いね」
「わかりました。それ以下で交渉が入ったらどうします?」
「それでも対応するわ。空室じゃ意味がないもの」
「わかりました。がんばります」
「よろしくね」

現状を大家に説明しても信じてくれないのだそうです。
まさか最高家賃の4割も5割も下がるはずがないと…。
しかしこれが現実。
受け入れて次の方法を考え続けるしかありません。
今年はいままで以上に苦戦しそうな繁忙期になりそうです。


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最終更新日  2011.01.15 08:44:40
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小場 三代

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