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二代目大家の日々。

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2012.10.23
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カテゴリ:セミナー

「デフレの正体」著者 藻谷浩介氏の講演会に行きました。

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まずはこの記事の読み方から始まりました。
関連記事は → コチラ

日本は物ベースでの貿易収支は見た目で赤字だけど
金利、権利収入等を加えると大幅黒字になるから
実体としては貿易で大幅黒字国家ということ。

対中国で赤字と書いてあるけど、中国は分業になっていて
輸入は香港が中心で香港ドル決済、輸出は中国本土が中心で円決済だから
総合的に考えると黒字になっているのに
それが分からない新聞社は知識不足だということ。

日本は景気が減速しても工場がジャストインタイムで動いているので
同時に輸入が減り、貿易赤字になりにくい体質になっていること。

中国も、韓国も、台湾も、シンガポールも、インドも
工場ができると主要部品は日本製品なので
高額部品を輸入せざるを得ないので
日本が独り勝ちしている状況が続いていること。

日本の貿易収支赤字で最も比率が高いのは燃料費で
中東から輸入している石油だから
円安になると、利息収入、権利収入をふっ飛ばすので
日本にとっては、最も円安が一番危ないということ。
だから、燃料の消費量を減らして国産の省エネ家電を購入するのが
一番の貿易収支改善になるということ。

問題は、日本で最も金を持っている高齢者が使わないこと。
相続しても、日本では高齢者が長生きするので
貰った人も高齢者だから、やっぱり使わないので
オカネが国内で巡回しないこと。

日本人の平均給与を上げないと
もっと給料を使わなくなって、国内消費が落ち込むので
自分の首を自分で締めていることに早く気づけってこと。

この見解は机上の推論でも何でもなくて
政府が発表している公式統計数字をグラフ化したら
こういう結果になったのだそうです。

以上、デフレ対策セミナーでした。





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最終更新日  2012.10.25 19:34:05
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小場 三代

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