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昨日はダマー映画祭の最終日だった。
カンヌの川瀬直美監督の「蛍」という作品の上映に続きトークショーがある。 この作品、10年まえに公開されたが、 今回、2時間40分モノを1時間50分程度にリメイクしたものらしい。 鏡の女たち以降、フランス人好みの映画を信用できず距離を持っていた私である。 きっと寝てしまうだろうと思い場内へ入った。 中は観客で一杯、席はない。仕方ないので通路に腰を下ろした。 直ぐに出ればいいやと思っていたからだ。 お尻の痛さを忘れていたわけではない。 いてえ、いてえなあと気にしながらの鑑賞となったが どうしても席を立つことができない。 もぞもぞしながら、結局、最後まで見てしまった。 無論、そこに川瀬監督がいたからだろうが それを差し引いても、昨今見た映画の中では秀逸だった。 岩井俊二監督に出会って以降、久々、天才を感じる作品だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.27 09:09:43
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