1995(平成7)年1月17日、10年前の今日 午前5時46分に阪神淡路大震災が起こりました。当日はこちらでもかなり大きい揺れがあり、普段、寝起きの悪い私でも目が覚めました。寝ていたので何が起きたのか即座には判断が出来ず、大きなトラックが家に突っ込んで来たのかと勘違いしたほどでした。その後の小さな揺れで地震だと気づいたのですが、その時は関西方面であんなに大きな被害が出ていたとは知りませんでした。
TVのニュースも何時間かは正確な状況が把握出来ず詳細は中々判りませんでした。しかし、その後多くの報道で見た映像はまさに
地獄絵図を見たようでした。中々おさまらない余震、増え続ける犠牲者の方々…天災の前で無力な事をつくづく考えさせられました。余震はその後も続いていたのですが、その余震が続く中、震災から数日後私は当時のお客様が避難されていた場所まで救援物資を運んでいました。
お客様が避難されていた所は、被害が余り無い所でしたが、すれ違う自衛隊のトラックは崩れた家等の瓦礫を山積みにして走って行き、震災の大きさを物語っていました。不幸中の幸いでそのお客様は無事でしたが、住宅は住めない状況になっていました。その後も関西方面へは仕事で何度も行く機会があったのですが、電車の中から倒壊した建物を見る度にかなりの衝撃を受けました。あれから10年多くの犠牲者を出したにも関わらず、TV報道等を見ると未だに完全な復興に至っていない事に心が痛みます。
昨年は昨年で新潟方面で大地震が起こり、最近も各地で震度の大きい地震が起こる事があります。地震ではありませんが、昨年は地元で台風による被害が出たところあり、今年になって海外でも地震による被害者が沢山出て、天災の前での人間の無力さを痛感させられました。
亡くなられた方々の御冥福を祈るとともに、1日も早く復興して欲しいと願うばかりです。