2004/08/25(水)22:16
いてっ、だったはず!?
私は朝が早いから電車でいつも寝ている。
今日、乗り換えで下りて、なにげなく、くしゃくしゃ髪をいらう。
おかしい。
今度はゆっくりと指の腹で頭皮を撫でる。
コブだ。
しかも、かなり大きい。
乗換えが済み、電車で私は必死で思い出していた。
誰かに殴られた記憶なんて、ない。
そういえば、あの電車の中で一瞬だけ起きた気がする。
そうだ、隣の僅かなスペースにおっさんが座ろうとした時だ。
私はちょっとおきて、申し訳くらい席をずれた。
そのときだ。
それまでは、窓に頭を持たれかけていた。
でも、移動のときに窓と窓との間のステンレス製の柱に頭をぶつけたんだ。
しかも、段差は窓のつもりで後頭部を下げたから、勢いよく、強く頭を打ったんだ。
思い出すと、頭がズキズキ痛んできた。
その時、晴れていたのは思い出せた。
一瞬だけ目が覚めたから。
だが、どのあたりを電車が通っているのか、確認する暇もなく、すやすやと眠り続けていた。
私は情けないやら、たくましいやらである。