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テーマ:今日聴いた音楽(75554)
カテゴリ:硬派
びっくりした。
チャットモンチー高橋久美子(Dr)脱退「音楽に向かうパワーがなくなった」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110729-00000991-bark-musi 僕はチャットモンチーがかなり好きだ。 CDを全部もっているとか、そんなフリークではない。 普通に通勤電車でi-podに入っている「シャングリラ」とか、 「真夜中遊園地」とかをよく聞いている。 もし、チャットモンチーの魅力はなんですかと、 質問を受けたら、どう答えたらいいのだろうか。 スーパーフライみたいな、歌唱力はない。 いきものがかりみたいな、まっすぐに届く、美しいバラードも ない。 後期のJudy And Maryが持っていた複雑で、入り組んだサウンドも ない。 下手だ。 ワンパターンだ。 単純だ。 ガチャガチャ、 ギンギン、 バタバタ、 チャカチャカ、 ドタドタ… ただね。 そんな、音が彼女たち、チャットモンチーが演奏すると、 パワーに変わる。 お祭りなる。 なあ。 でも、ロックってそもそも、そうだったんじゃないのか? ガラクタが力強く、美しく、聞こえてしまう。 そんな、音楽だっただろ? かつて、日本にはそんなバンドがあった。 ブルーハーツ。 伝説だ。 果たして、チャットモンチーはそんな伝説になれるのだろうか。 わからない。 そんなのは、時間が経たないとわからない。 ただ、ブルーハーツの曲は、今でも、街中で、彼らの曲や、 彼らの曲をコピーしているバンドをみかける。 そして、そのたび、僕は擦り切れるまで聞いていた、 カセットテープの音を思い出すのだ。 雑音は多い。 音は切れる。 伸びて、リズムは間抜けになる。 そして、最後にはテープまで切れる。 むしろ、雑音なんかか、ありありと一つ一つの細部まで 思い出せるような予感がする。 それが、たまらなく懐かしい。 きっと、当時の中学や、高校に通っていた僕自体も、多くの 雑音や、ノイズいっぱいにまみれて、それでもパワーを 信じて生きてきたのかもしれない。 もう一回、書いてみる。 チャットモンチーはへたくそだ。 音だって綺麗じゃない。 ドンドン、 ガタピシ、 バンバン、 キンキン、 ドタバタ・・・ ※もっと、「なんだかなー」なら『目次・◎ものがたり』まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月30日 08時49分59秒
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