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スカイウェイブにハイプリを取り付けた後、少々不満がありました。
登り坂での加速が、ハイプリ交換前より明らかに遅かったんです。 中低速では問題ないのですが、80km/hを超えると加速が鈍り、普通車を追い越すのに一苦労でした。(平地では問題ない) これは、ハイプリの特性上80km/hを超えるとノーマルプーリーよりもオーバードライブ状態になるので、最高速が伸びる分仕方の無いトレードオフだと思っていました。 (ハイプリ+ウェイトローラー33gx6、最高速は140km/h位でした) その後、試しにウェイトローラーそのままでノーマルプーリーに戻してみたところ、ある程度の登り坂でも加速が良くなったのですが、今度は平地の巡航時にギクシャクして、ストレスが溜まるようになってしまいました。 最高速も120km/h位まで落ちてしまいました。 (ノーマルプーリー+ウェイトローラー33gx6) やっぱり、スクーターでは加速と最高速の両立は難しいのかなと諦めかけていたところ、現在よりも軽いウェイトローラーが3個余っていたのを思い出し、ハイプリとの組み合わせで試しに付けて見ることにしました。正確な重さは忘れましたが、33gのウェイトローラーよりも金属部分の厚みがかなり少ないので軽い事は間違いありません。 (ハイプリ+ウェイトローラー33gx3+軽いウェイトローラーx3) 通常、ウェイトローラーを軽くすると交換前よりも高い回転域を使うようになり、ギクシャクが酷くなると考えますが、プーリーを再度ハイプリに変えたこともあり、乗ってみた感触は全く反対でした。 発進から70km/h位まではトルク感が若干薄くなってギクシャクしなくなり、それ以上の速度域では回転数に比例してスムーズに加速していく感じでした。アクセルを軽く戻すと回転数がスッと下がり、アクセルを開けるとスッと回転数が上がり加速体制に入ります。最高速も140km/h行けそうな感じです。 コレだよコレ! 自分にピッタリのセッティングが実現した瞬間でした。 ギア付きの4発エンジンのバイクに比べれば全然遅いし伸びも無いスクーターですが、単気筒250ccで、ここまでできれば十分です。 想像するに、スクーターはウェイトローラーがクランクシャフトと同軸上に有るため、フライホイールの役割も兼ねていると考えられ、フライホイール重量が減った分、低速トルクは薄くなり、アクセルレスポンスは向上、高回転は伸びる方向に作用したのではないでしょうか。 またまた自分のバイクに愛着が増しました。 ※最高速チャレンジはサーキットで行いましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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