尾瀬の花々

花暦にあわせ例年のとおり、秩父両神のセツブンソウを見に行った。

広葉樹林の林床に咲いている。

アップにして撮りたがるので大きさが分かりにくいが、５ｃｍに満たない大きさだ。

落ち葉の間から沢山咲いている。

今年は、イチゲの姿がない。まだ早いのか遅いのか？

毎年一株見られるザゼンソウもないと思ったら、沢がない。崩壊土砂が堆積している。

昨年の台風９号災害の爪痕がここにもあった。河川にも出水の跡が見られる。群馬と秩父は近いのだ。

この自生地は管理されていて、入場料３００円。周回路も整備されている。

大型バスが次々に来て、団体さんで込んでいる。カメラマンも多く、立派な機材を抱えている。

あちこちに、「三脚を柵の中に入れるな」と書いてある。

自分も通行のじゃまをしているから（体型的にも）、他のカメラマンの素行には口出しはしにくかったが、ついと注意をしてしまった。

三脚の足が柵の中に入っているのには、あまり細かいことをと思って我慢したが、「よし！」と言って、柵の中のセツブンソウの周りの落ち葉を払い始めたのには、切れてしまった。

三脚も立派な機材を持ち、カメラも複数抱えていた。そんな人がいくら良い写真を撮っても、自分だけがよければと言う、ルール違反で撮ったものではしょうがない。

尾瀬でさんざん見てきたので、ついつい文句を言ってしまった。

だんだん気が短くなってきているので、尾瀬で文句を言って、池塘にたたき落とされないようにね！と、後で家族に注意された。

危ないかもしれない。気を付けなければ・・・

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